昨日スマホの買い替えに関してちょっと書いた。
その時買い替え候補に挙げた機種「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」が最新の「AQUOS ZETA SH-04F」と比べてハードウェアスペックがそれほど違わないと書いた。
たしかにメモリ容量は両方とも2GBバイトだし、ストレージ容量も32GBで同じ(ユーザーエリアも25.2GBと25.1GBでほぼ同じ)だ。
ただプロセッサは少々異なっていて「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」が「MSM8974」(4コア、2.2GHz動作)で、「AQUOS ZETA SH-04F」は「MSM8974AB」(4コア、2.3GHz動作)。
これらのプロセッサは両方ともSnapdragon 800ファミリーだが、「MSM8974AB」のほうが新しくてクロックも100MHzだけ高い。
この二つの違いが気になったのでちょっと調べてみると、内部の基本構成は同一でCPUコアの動作クロックの他GPUクロックや対応メモリのクロックも高められているとのこと。
資料によると
CPUの最大動作クロック:2.2GHz→2.3GHz
GPUの最大動作クロック:450MHz→550MHz
対応メモリ:DDR3 800MHz→DDR3 933MHz
ISPキャッシュの最大動作クロック数:328MHz→465MHz
となっているので、「MSM8974AB」は「MSM8974」の高性能版と言えるみたい。
実際に触った感じで分るくらいの違いはあるのかなぁ?
4 comments to this article
千歳
on 2014 年 5 月 24 日 at 7:02 PM -
ACってのもありますよー
tan
on 2014 年 5 月 25 日 at 12:17 PM -
>千歳さん
ありますねー、CPUとGPUのクロックがさらに引き上げられているようですね。
ただSharpのスマホでは採用されていないので、本記事には関係ありませんが(GALAXY S5 SC-04Fを買う気は毛頭ありませんので)。
ちょろ
on 2014 年 5 月 25 日 at 4:18 PM -
性能差を感じられるかは微妙ですけれど、スマホでそうそう熱設計が緩和されるとは思えないのでIdle時のバッテリの保ち等の恩恵の方が大きいのではないでしょうか?(重量削減や他の機能に回せる可能性もありますし)
tan
on 2014 年 5 月 26 日 at 9:10 AM -
>ちょろさん
そうですね、ピーク性能よりもidle時の消費電力の違いのほうが大きいかもしれませんね。
AQUOS PHONEのスペックを比較してみると、SH-04Fのほうがバッテリ容量は10%多いのですが、連続待ち受け時間は30%前後長くなっていますし、連続通話時間は50%程度伸びています。
実使用時間は僅かしか違いが無いので、やはりidle時の消費電力が減っているような感じですね。