今日のNHKスペシャルはアイソン彗星に関する内容。
予定ではISSから4Kカメラで撮影したアイソン彗星を生中継で放送すると言う内容だった。
ところが先日の近日点通過直前に崩壊したと見られ、現在は残骸が軌道を進んでいると思われている。
そのため放送内容が変更されISSから生中継されたのは軌道上から観た地球の様子と極上空に現れたオーロラ等だった。
それらの内容は良くまとまっていて観ていて面白い番組だった。
ところが番組の冒頭で女性アナウンサーのナレーションで内容を紹介していたが、その際にアイソン彗星の崩壊を
「予想外の事態が発生しました」
と言っていた。
馬鹿言っちゃいけないよ、実は崩壊は予想外でも何でもなく、研究者の大半が崩壊の可能性が高いと予想していた。
「予想外」と思っているのはまともに事前の情報を得ていないか、自分が彗星を観たいがために悪い予想から目をそらしているかのどちらかの人だよ(笑)。
天下のNHKの放送原稿を書く人がそんな人だったとはねぇ、、、
ここは
「悪い予想が当たってしまいました」
とか言うべきだったと思うよ。
2 comments to this article
ちょろ
on 2013 年 12 月 5 日 at 2:17 AM -
残念ではあるけれど、予想・想定と違うことが多々起こるからこそ宇宙には魅力があるのかなぁと。
なんて、空ばかりでなくて地球の中心に人が到達するのは何時のことになるのか・・・生きてるうちに火星とかに人類が到達出来るかもって期待は持てても、地球の核に到達出来る気がしない・・・
tan
on 2013 年 12 月 5 日 at 8:09 AM -
>ちょろさん
明るく長い尾を引く彗星の姿が見られなくて私も残念です。
こうなったらラブジョイ彗星に期待するとしますか。
地球の核に到達と言えば「ザ・コア」なるアメリカ映画がありましたねぇ。