今年から世界ラリー選手権(WRC)に復帰したトヨタが2戦目で早くも優勝した。
2戦目は雪と氷のスウェーデンラリーで、VWから移籍したヤリ=マティ・ラトバラが総合優勝。
ラトバラはこれでスウェーデンラリーは2008年・2012年・2014年に続き4度目の優勝となった。
トヨタの総合優勝はWRCから撤退した1999年のチャイナラリー以来となる。
WRCからの撤退後挑戦したF1では一度も優勝できなかったが、古巣と言ってもよいWRCでは復帰後2戦目で総合優勝とはさすがだな。
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トヨタがWRC復帰第一戦で表彰台!
FIA世界ラリー選手権(WRC)開幕戦となる第85回ラリー・モンテカルロが開催され、復帰緒戦となったトヨタの「ヤリスWRC」を駆るヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組が2位に入った。
トヨタとしては1999年ラリー・オーストラリアのカルロス・サインツ以来の表彰台獲得となった。
四日間で争われるこのラリーで初日は9位だったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組は徐々に順位を上げ、三日目終了時点で3位に浮上。
最終日は2位を走っていたフォードにエンジントラブルが発生して順位が逆転し、そのままゴールして2位表彰台をゲットした。
今季は強豪(というか常勝チーム)だったドイツのVWが撤退(エースドライバーのオジェはフォードに移籍し今回も優勝)したため、勢力図がどうなるか注目されていたが、その中で復帰初戦を表彰台獲得で飾れたのは大きい。
今後も厳しい戦いが続くだろうけど、注目していきたいね。
「ヴィッツ」にWRC特別限定Ver.が登場するか
トヨタが今年(2017年)から世界ラリー選手権(WRC)に参入することは以前から発表されている。
競技に使用する車は「Yaris(日本名”ヴィッツ”」で、参加するクラスは最も上位のWRCで車両クラスはRC1。
参加車両は2,500台の市販車販売が義務付けられていて高性能でも少量生産車では参入できない。
この度WRC参戦を記念した限定車が発売されるようで、トヨタはこの車両でホモロゲーションをを取得する目論見らしい。
公式には未発表だが、「ヴィッツ」の車体にスーパーチャージャーで過給され220ps程度の最高出力と25.4Kgmの最大トルクを発生するDOHC1.8Lエンジン(2ZR)を搭載。
ミッションは当然ながらマニュアルで6速ミッションが搭載されるとの噂も。
販売予定台数は最低でも2,500台になるだろうが、日本向けにはその内の500台しか割り当てられないとの観測もあり、予想価格が350万円と高価な車にも関わらず争奪戦が必至か?
日本での販売名は「スーパーヴィッツ」「ヤリス」となる可能性もあるとか?
公式発表が気になるところだ。
VWがWRCからの撤退を発表
二日ほど前のことになるが、ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン(VW)」が現在参戦中の世界ラリー選手権(WRC)での活動を今年一杯で終了し撤退すると発表した。
今後は開発資源を電気自動車(EV)関連に集中させるためということだ。
#この辺は傘下のアウディがFIA世界耐久選手権(WEC)から撤退し「フォーミュラE」へ注力すると発表したのと同じか。
VWは2013年の本格参戦以来、圧倒的な強さでWRC4連覇を果たして結果をだしているので、ここらが潮時と判断したか。
そうは言っても同社はディーゼルエンジン搭載車の排気ガスデータの不正問題で世界的に販売が低下したこともあるので、金食い虫のモータースポーツを続けていくリスクを考えての撤退ではないかと。
今後はワークスとして参戦はしないが、プライベーター向けの車両の開発及び提供は続ける模様。
で、今期もチャンピオンの座に輝いたオジェはどこに行くのだろう?トヨタに来てくれないかな?(今からは無理か・・・)
WRCには世界販売台数でトップを争う日本のトヨタが来季から復帰することを発表していて、両社の争いが見られると思っていたがそれは実現しないことになってしまったな。
