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Ridoc Desk Navigatorが落ちる現象

昨日の朝
「Ridocがおかしいんです。」
という連絡が来た。
現象を訊くとサーバ内のフォルダ間でデータを移動(配信)しようとするとビュワーが落ちてしまうと言う。
自分で使っているPCで試しても現象が確認出来たが、この時にはネットワークの不調の影響かと思っていた。
その不調も同日中には解消される予定になっていたので、それまでの間は我慢して貰うようにお願いした。
その後Ridoc Document Routerを動作させているWindowsサーバを移設し無事に稼動を始め、さらにネットワークの不調もL3スイッチの再起動を行ったことで解消されたのでRidoc Desk Navigatorの問題も解消されたと思っていた(他の部署からは不調の連絡が一切無かったためにそう思っていた)。

ところが夕方になってから再度不調の連絡が来たので、再度自分のところでチェックしたところ問題は解決しておらず、原因がネットワークには無いことが判ってきた。
ソフトの不調を疑って自分で使っているPCのRidoc Desk Navigatorを再インストールしてみたが、全く改善されない。
試しに他の部署で同じRidoc Desk Navigatorで配信の作業をしてみると全く問題なく行えることが確認されたので、サーバ側の問題でも無いことがはっきりした。

落ちるのはRidoc Desk Navigator(RExp.exe)とそこから起動されるビュワー(REviewer.exeだったかな?)の両方で、どちらもサーバ内のフォルダから他のフォルダにデータをコピーする際の配信処理で落ちる。
落ちたときの詳細情報を見ると、どちらも同じDLL内で異常が発生している。
これはどちらの実行モジュールも配信処理は同じDLLを呼び出して行っているということを示していて、そのDLLが何らかの原因で異常終了してしまうということだ。

いろいろ調べていくうちに問題なく動作するPCではRidocサーバの名前解決が出来無いことに気付いた。
問題が発生するPCには最新版のhostsファイルを入れてあり、そこにはRidocのサーバ名に対して違うIPアドレスが記述されている(近々に新しいサーバに変更する予定があるため)。
試しに自分で試しているPCのhostsファイルのRidocのサーバ名のエントリーを削除したところ配信処理を行った時に発生するエラーの内容が変わった。
エラーが変わっただけで処理が出来ないことには違いないので、今度はRidocのサーバ名のエントリーに正しいIPアドレスを書いたら今度は問題無く配信処理が出来るようになった。
原因がhostsファイルの記述にあることが判明したので連絡をくれた人のPCでも同様にhostsファイルを書き換えたところ、無事に配信処理が出来るようになった。

最初から名前解決出来ないPCでは問題が無く、間違った名前解決をするPCでは名前解決を出来ないようにしても異常が解消しないと言う点には疑問が残るが、とりあえず問題が解決して良かった・・・・・

それにしても名前解決が出来ない状態でどうやってサーバにアクセスしているんだろう?と思うが、Ridoc自身がどこかにIPアドレスを覚えこんでいるんだろうと推測できる。
#基本はNet BEUIで名前でアクセスして、別ネットワークにあるような場合にはIPアドレスでアクセスしに行くのだろう。

今回の現象はRidocが覚えているIPアドレスと、hostsに書いてあるIPアドレスが食い違った場合の処理になんらかの不具合があることで発生したと思われる。
メーカーには対処をお願いしたいところだが、既に終息している製品なので対処はしてくれないだろうな。

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FAXの移転が出来ない・・・・・・・

職場のFAXサーバを別ハードに移転するのだけど、載せているFAXサーバソフト(Ridoc Document Router)のデータの移行について思いついた手段が使えるかメーカーに問い合わせたら、
「出来ません」
の一言(涙)。
SQLサーバ(MSDE)を使っている関係で実データ(tiffとサムネイル用のjpeg)を単純にコピーしただけではダメと言うことは経験していたが、クライアントの機能を使ってもサーバー間でのデータコピーは出来ないことが判明・・・・・
残された手段はコピー元のサーバで全データをバックアップして、そのバックアップデータをコピー先のサーバに移し、そこでレストアするか、TrueImageのようなツールでHDD全体をコピーするかのどちらか。
全くのクローンを作るのであればHDD全体をコピーすれば手っ取り早いのだけど、今回はそうはいかないので結局「バックアップ→レストア」の手段を取るつもり。
でもデータ量がメーカー曰く「かなり多いですね」とのことなので、「時間がかかりますよ」と言われてしまった。
とはいえ一晩掛けてでもデータをコピーしなくてはならないので、近々やってみるつもり。
さぁて、どれくらいの時間がかかるものやら・・・・・・

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ようやく一段落かぁ?

今日も朝から忙しくて、午後10時を回ってようやく一段落したところ。
なので面白いネタも無く、ホントに個人の日記になってしまった(汗)。

でも今日の収穫としては、RidocDocumentRouterのサーバと管理下にあるFAX及びスキャナは別ネットワークでも繋がるということが判った。
既にクライアントPCに入っているRidocDeskNavigatorとサーバの接続は先週確認していて、ルーターに適切な設定(Windowsネットワークのプロトコルを通す)をしておけば良いことが判っていた。
これでFAX機-サーバ-クライアント間の通信が確認できたので、少なくともFAXの利用に関しては問題が無くなった。
今回の作業で不安な点の一つがこのFAXの件だったので、無事に繋がって安心できた。

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FAXの機番が判らない・・・・・・

RicohのSL3400の機番ってどこに書かれているのだろう?
サポート連絡先等の書かれたシールに機番を書き込む箇所はあるんだけど、そこには未記入のまま・・・・・・
本体を見てもその他には機番が書かれていそうなラベルが見当たらない。
ならば内蔵ROMにでも記録されているかと思ってネットワーク経由でアクセスして設定画面を見ても見当たらないし、操作パネルから探してもそれらしい項目は無い。
うーん、一体どこを見れば判るのだろう???

その後コメントを頂いたので教えて頂いた場所を見たらラベルが貼ってあり、そこに機番が書かれていた。
場所は下の写真のところ。

SL-3400の機番を書いてあるラベルの場所

SL-3400の機番を書いてあるラベルの場所は矢印で示したところの奥。

SL-3400の機番が書かれているラベル

SL-3400の機番が書かれているラベル。上の写真のところから覗き込むと見える。

リコーのCE様、ありがとうございました。

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Windows7のXPモードでRidocのサーバに接続する

Windows7ProとUltimateで利用できるXPモードでRicohのRidoc Document Systemの配信管理ツールを使おうとしたらサーバに接続出来ない。
そもそもこのソフトはWindows7非対応なのでインストールすら出来なく、仕方が無いのでXPモード上でインストールして使おうとしたわけだが、同一セグメントに存在するサーバに接続できない。
コマンドプロンプトからサーバにpingを打つと応答があるので、ネットワークには繋がっているようなのだが、配信管理ツールから管理サーバを選択しようとしても接続が出来ない。
XPモード上のコマンドプロンプトでIPアドレスを調べたら全く違うネットワークアドレスが割り付いていたので、それをホストOS(今回の場合はWindows7Pro)と同じネットワークアドレスになるようにIPアドレスを割り付けたが、今度はサーバどころかホストOSに割り付けてあるIPアドレスからもpingの応答が返って来なくなってしまった。

そもそもXPモード上のネットワークアダプタは(デフォルトでは)仮想のアダプタで、外部にパケットを流す場合にはホストOSが使う実デバイスにパケットを流すような処理をしているようだ。
ネットで情報を探すとXPモード上で実デバイスを利用する方法があったので、それを試したら問題無くサーバに接続できるようになった。
やり方は
1.スタートボタンを押し右の列の一番上に表示されている(筈の)Windowsユーザー名をクリック。
2.そのユーザーのドキュメントやフォルダが入っているフォルダ(実際にはc:\ユーザー\”Windowsユーザー名”フォルダ)が開くので、そこにある「仮想マシン」フォルダを開く。
3.その中に「Windows XP Mode.vmcx」というファイルがあるので、それを右クリックして「設定」をクリックするか、メニューバーにある「設定」をクリックする。
4.「Windows XP Mode – Windows Virtual PC の設定」というWindowが開くので、左ペインにある「ネットワーク」をクリック。
5.右ペインにネットワークアダプタが1つ以上表示され、デフォルトでは「共有ネットワーク(NAT)」となっているので、それを実デバイスに変更して「OK」を押す。
実デバイスがどれか判らない場合はホストOSのネットワークアダプタの設定を見て同じ名前のアダプタを選べば良い(筈)。
これでホストOSを同じネットワークアドレスを割り当てられるので、早速XPモード側でIPアドレスを設定し直して試すと無事にサーバに接続できた。
この方法の欠点はホストOSとXPモード上で同じIPアドレスを割り付けることが出来ないので、1台のPCに2つのアドレスが必要になりノードの多いネットワークではIPアドレスが足りなくなる可能性があることかな?

ともかくこれで正式にはWindows7に対応していないRidocの配信管理ツールをWindows7(のXPモード上)で使うことが可能になった。
実は昨年も同様なことがあり、その時はサーバにリモートデスクトップ接続で接続してサーバ上の配信管理ツールを使うようにしたけど、今後はクライアント上で使えるのでこのやり方でやっていくつもり。

本当はRicohさんがこれらのソフトをWindows7に対応させてくれると一番良いんだけど、一切対応しないと公言してるから無理だよなぁ。

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RidocDeskNavigatorの動作が遅くなった時の対処法

RicohのRidocDeskNavigatorを使っているが、一部の部署から「一部のPCでの動作が非常に遅くて困っている。」という連絡が入った。
いろいろ状況を聞いていて同じスペックのPCでも動作に違いがあるので、PCのスペックが不足しているわけでは無さそうだ。
ということはソフト的な環境の違いで動作が遅くなるPCと遅くないPCがあるということが考えられる。
最初はHDD上のファイルの分散化とかHDDの空き領域の不足とかも考え、最悪はHDDが壊れかけていてデータの読み込みに時間がかかっているということも考えた。
もしHDDの故障だと設置場所が遠隔地ということもあり、修理には手間がかかりそうだ。

ところがこの問題は思いがけずに解決してしまった。
同じ現場にあるPCの中でRidocの動作の遅いPCと同一スペックで遅くないPC上でRidocの動作を試してもらったところ、そのPCではRidocDocumentRouterサーバに接続した際にエラーメッセージ(エラーコード”210-1014”)が出ているが「OK」ボタンを押せばそのまま使えるという現象が発生しているとのこと。
この現象は過去にも何度か発生していて、メーカーから対処法も教えて貰っているので、まずはそのエラーを解消してもらうために手順を伝えて実施して貰った。
このエラーはRidocのデータフォルダの下にある、「PL\data\(接続サーバ名)Dist(CS)\DocumentReadFlagFile」というファイルを消すことで解決できるということを以前メーカーから教わっている。
RidocDeskNavigatorを止めてからこのファイルを削除すると先のエラーが解消されることが多い。
今回もこの手順でエラーが解消できたのだが、同時に動作も速くなったとのこと。
試しにもっと動作の遅いPC(最初に報告されたPC)でも同じことをして貰ったところ、当初80秒もかかっていた操作が1秒で済むようになった。
つまり動作の重さの原因は先のファイルということになるので、今後は動作が重くなったらこのファイルを消してもらうということになった。

うーん、なんでも試してみるものだなぁ、、、、、、、

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アクセス権の問題だった

一個前の記事で書いたRidoc Document Router配信管理ツールで宛先の新規登録が出来なかったのは、ツールのバージョンの問題では無かった。
現場に行かせた部下が思ったより早く帰ってきたので報告を聞くと、サーバーへのログイン時に入力するユーザー名とパスワードが管理者権限のものではなかったのが原因と言うことだった。
管理者権限のあるユーザー(ビルトインユーザー)でログインしたら問題無く宛先新規登録が出来たとのこと。
あー、たいした問題でなくて良かったー、、、、、、、

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Ridoc Document Routerでサーバーにフォルダの追加が出来ない

WindowsXpのPCにRicoh Ridoc Document Router V4の配信管理ツールをインストールしたが、サーバには接続できるが「宛先新規登録」が出来ない。
左ペインで「全宛先一覧」を右クリックして「宛先新規登録」を選んでもサブメニュー内の項目全て(「ユーザー」、「グループ」等)がグレイアウトしていて選択が出来ない。
数日前まで他のPCから接続して宛先の登録も出来ていたので、サーバー側の問題では無いと思う。
今のところ原因は不明だが、とりあえず配信管理ツールを最新版にアップデートすることにした。
#サーバーのバージョンとちょっとだけバージョンが違うため。
さてどうなることか?

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ここにもWindows7非対応のソフトが・・・・・・・

職場で新規に購入したPCの設定をしていて、RicohのRidoc Document routerの配信管理ツールをインストールしようとしたらインストーラーのOS判定に引っ掛かってしまいインストールできない(Windows Server 2008対応の最新版でもダメだったが)。
OSはWindows7Proで、職場で使うソフトの一部が64ビット版では動作しない(もしくは動作保証が無い)ので32ビット版としている。
配信管理ツールは必須のソフトではないが、無いと困ることもあるので一部のPCにはインストールしていて、今回セットアップしているPCには入れる予定だった。
なのでRicohに問い合わせてみるとやはりWindows7には非対応ということだった(Windows7発売時には開発が終わっていたソフトなので今後も対応は期待できないとのこと)。
それじゃどうすれば良いのか?と相談したらWindowsVISTA以前のOSのPCにインストールするか、Ridoc Document routerをインストールしたサーバ(当然ながらWindowsサーバー)にリモートデスクトップ接続して使って欲しいとのこと。

そういえば今年の頭に他の現場に導入した際にクライアントが全てWindows7だったので、サーバーにデスクトップ接続で入って配信管理ツールを使った記憶がある。
今後はWindows7(もしくはそれ以降のWindows)のPCが増えていくので、この方法を使うしかないんだろうなぁ、、、、、

#古いバージョン(Version2)のインストーラは動作したが、これだとVersion4のサーバには接続できないので使えない。

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