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カメラの色が変

現場に設置してあるネットワークカメラの内1台が変、という連絡が来た。
どんな風に「変」なのかは教えて貰えなかった(連絡してきた当人も知らないらしい)ので、早速そのカメラにアクセスしてみると現象はすぐに判った。
なんと撮影された画像が赤と緑の2色のみで表示され、まるで前衛芸術の絵画を見ているよう(笑)。
物体の輪郭はなんとか判別できるものの、人の顔とかの細かい部分は判別できない状態。
これは撮像管(とは言わないか)の異常だと思われるが、設置してから10年程度経過しているので経年劣化による内部のチップとかの寿命なのかなぁ?とも思った。
既に修理も出来ない位古いので手元にある予備品(これらも古いが)との交換も考えたが、駄目元で再起動してみたら正常に表示されるようになった。
今回は単純に再起動で直ったけど、そろそろ新しいのに買い換えたほうが良いんだろうな。

ちなみに使っているカメラはパナソニックの「KX-HCM1」で、この機種はパン・ティルトの為の駆動ギアが割れるというトラブルが続発したので、その都度メーカーに修理して貰っていた(保障期間終了後でも無償で対応してくれた)。
修理されてきたカメラを見ると樹脂製だったギアが金属製のものに交換されていたので、メーカー側でもギアの問題は把握していた模様。
その後の製品では同様のトラブルは発生していないので、最初から金属製のギアを組み込んでいるのかな?

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