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ThinkPad X60sのHDD換装

ThinkPad X60sのHDDを標準の40GBのものから他の物に交換するつもりだけど、中身をどうやって移すかを考えている。
いつもはEASEUSのDiskCopyを使って全体をコピーするのだけど、この方法だとリカバリ用のパーティション(HPA)がコピーされない。
そのためX31のHDDを交換したときは起動途中でDOSに落ちてHPAにあるツールを使ってリカバリ用のファイルを別のパーティションにコピーして、それごと新しいHDDにコピーして新しいHDDで起動途中にDOSに落ちてコピーしておいたツールを使ってHPAを再構築した。
X60sではこの方法が取れるか調べてないけど、今回は買ったばかりなのでリカバリDVDを作り、それを使って新しいHDD(もしくはSSD)にリカバリする方法も考えている。
どっちにしても時間がかかることには違いが無いなぁ・・・・・・・・
ま、じっくり構えて作業しようっと。

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ThinkPad X31のリカバリエリアの復元

少し前の記事「ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ」にThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ&レストアの手順を大雑把に書いたけど、今実際にレストアをしている。
そこで気付いた点が少々あるので書いておく。

リカバリエリアのバックアップ時はHDD内にHPA(Hidden Protected Aria:所謂リカバリエリア)が存在するので、AccessIBMボタンを押すことでIBMのリカバリツールを起動することが出来るが、新しいHDDにレストアする時にはHPAが存在しないので、AccessIBMボタンを押してもリカバリツールを起動することが出来ない。
ということはDOSに落ちることが出来ないので、DOSの起動FDもしくはブータブルCD(Windows98等の起動FDでも可。私はかなり以前にWindows98SEで作成した起動FDを使った)でX31を起動する必要がある。
DOSで起動すれば後はFAT32でフォーマットしたパーティションが見えている筈なので、そこにコピーしておいたfwrestorコマンドでリカバリエリアを復元することが出来る。
#レストアはDOS環境で行うのでFAT32のパーティションが必要だったわけ(Xpで使われるNTFSのパーティションはDOS環境ではドライブとして認識できない為)。

具体的にはDOSの起動FDで起動後、
A:\ c:[ENTER]
C:\ fwrestor file=c:\imgset[ENTER](imgsetの部分はバックアップ時に指定したファイル名)
とコマンドを入力するとリカバリエリアの復元が始まる(大体1時間程度かかる)。

バックアップを含めた具体的な手順については
nobukuni.com内の「Thinkpad X31 のハードディスクを 換装し DtoD 区画(HPA)を復元する」(トップページ内の「Category 2」内「モバイル」に行くとリンク有り)にかなり解りやすく書いてあるので、参考にさせて頂いた。

HDDのコピー及びパーティション作成に使ったソフトは違うけれど、その他はほぼ上記のサイトに書いてあるのと同じ手順で作業を行った。

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ThinkPad X31のWindowsXpが起動しなくなって焦った(汗)

昨日ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップと別HDD(現在使用中のHDD)へのコピーをしようとして、現在使用中のHDDにFAT32のパーティションを作った。
パーティションの作成にはEASEUSの「EASEUS Partition Master Home Edition」を使用した。
このソフトはWindows上でパーティションの作成/削除/サイズ変更/移動/結合等が行えるもので、フリー版でも十分に使えるソフトだと思っている。
昨日はNTFSのパーティションのサイズを縮小し、空いた部分にFAT32のパーティションと未割り当ての部分を作る作業をした。
X31本体にはオリジナルのHDDを入れてリカバリデータの取り出しをしていたので、HDDをUSB接続のケースに入れて他のノート(ThinkPad R50e)に接続して作業をした。
R50eでのパーティションのリサイズと新パーティションの作成が終わってからX31に戻したところ、X31のWindowsXpが起動しなくなっていた。
これはR50eに繋いだためにドライブレターが変わってしまったためか?もしそうなら復旧は面倒だなぁ、と思ったが、再度R50eに接続し「EASEUS Partition Master Home Edition」で見たところ、なぜかディスクの先頭に100MB少々の未使用エリアが出来ていた。
恐らくパーティションのサイズ変更をする際に余分なマウスオペレーションをしてしまい、サイズ変更だけでなくパーティションの移動も行ってしまったようだ。
ブートパーティションが移動してしまったためにブートローダが起動に必要なファイルを見つけることが出来無いのが原因と思われた。
そこで再度「EASEUS Partition Master Home Edition」でブートパーティションをディスクの先頭まで移動し、その際後ろに出来る空きエリアもブートパーティションに結合した。
パーティションの移動が終わったところ(実は今朝)でX31に戻したところ、無事にWindowsXpが起動してくれたのでほっとした。
無くなって困るデータ等は入れてなかったが、初期のセットアップから環境の再設定までの作業が面倒なので、元の状態で起動してくれて助かった。
無事に起動したので、新しく作成したFAT32のパーティションに昨夜バックアップしておいたリカバリ用のファイルを全てコピーした。
あとはこの状態でリカバリツールを利用してリカバリエリアのレストアをすれば、リカバリエリアが復活する(筈)。
あー、その前にもっと大容量のHDDに換装しようかなぁ?160GBのHDDでも6,000円しないしなぁ、、、、

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ThinkPad X31のリカバリエリアのバックアップ

昨年入手したThinkPad X31(2672-58J)はHDDの容量が40GBだったので、入手後即座に60GBのHDDに換装した。
その際HDDの内容はEASEUSのDiscCopyでコピーしたが、DtoDリカバリエリアはコピーが出来なかった。
これはリカバリ用のパーティションが保護されているためで、IBMのリカバリツール(起動時にAccessIBMボタンを押すことで起動できるツール類の中の一つ)を使わないとアクセスどころか認識すら出来ない。
このリカバリ用のエリア(HPA:Hidden Protected Area)の中身を取り出すためにはいくつかの手順が必要。
簡単に書くと
1.リカバリツールがアクセスできるパーティションをHDDに用意する。
2.リカバリツールを起動し、リカバリを行わずに処理を中断させてDOSに落ちる。
3.リカバリエリアにあるバックアップ/レストア用コマンド(fwbackup.exe,fwrestor.exe)を1.で用意したパーティションにコピーする。
4.バックアップ用コマンド(fwbackup.exe)を使用してリカバリ用データを1.で用意したパーティションにバックアップする。
これらの手順でリカバリ用のデータファイルをWindowsで認識できるパーティションに取り出すことが出来る。

取り出したファイルを使って新しいHDDにリカバリ用のエリアを作成するには、次の作業が必要。
5.新しいHDDにリカバリツールがアクセスできるパーティションを作成する。
6.4.で取り出したリカバリ用ファイルとコマンドを作成したパーティションにコピーする。
7.再起動してリカバリツールを起動し、途中でDOSに落ちる。
8.レストア用コマンド(fwrestor.exe)を使用してリカバリ用エリアを作成する。
これだけだと具体的な手順がわからないので、後ほど細かい手順を書くつもり。

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