More from: 金環食

「ベテルギウス食」が観測された

オリオン座の肩の位置にある恒星「ベテルギウス」が小惑星によって掩蔽される史上初の「ベテルギウス食」が12/12に起こると予報され、北中米からヨーロッパにかけての観測帯で多数の観測が行われた。
天候の関係でトルコやフロリダの地点での観測は出来なかったものの、スペインやイタリア等では観測できたとのこと。
その際は「ベテルギウス」の”点滅”ではなく”減光”が観測され、このことからこの食は皆既食ではなく金環食で、前を通った小惑星「Leona(391)」の視直径が「ベテルギウス」のそれよりも小さかったと考えられる。
残念ながら食帯は日本を通っていなかったので国内での観測は不可能だったけど、観れるものなら観たかったな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

明日は”金環食”

明日6/10に金環食が起こる。
観測可能なのはカナダ北東部からグリーンランドと北極海を通ってロシア北東部までの地域。
残念ながら日本では部分食も観られない。
カナダのオンタリオ州にあるアタワピスカト空港(Attawapiskat Airport)で金環食となるのは日本時間の19時53分頃(現地夏時間5:53頃)で3分以上に渡ってリング状になった太陽が見える。
現地からの生中継を行うサイトもあるようなので、出来れば見てみたいな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

金環食

今日5/21は日本の広い地域で金環食が見られるという貴重な日だった。
残念ながら札幌では金環食にはならず、最大食分0.84の部分日食となったが、天候に恵まれたので大きく欠けた太陽を見ることが出来た。
1枚目は食の前半の太陽で、撮影時刻は7時39分頃。

食の前半の太陽

食の前半の太陽


2枚目は食の最大の頃の太陽で、撮影時刻は7時56分頃。
食の最大の頃の太陽

食の最大の頃の太陽


3枚目は食の後半の太陽で、撮影時刻は8時32分頃。
食の後半の太陽

食の後半の太陽


3枚とも焦点距離は約500mm相当、絞りはF/5.7、ISO感度は1枚目と3枚目が64で2枚目のみ125、シャッタースピードは全て1/250秒。
コンデジ(CASIOのEX-H15)なので撮影には少々苦労したけど、ピントを無限遠に設定できるのでこのような場合は便利。
太陽を撮影するにはフィルターが必要だけど、カメラ用のフィルタを持っていないので3.5インチFDを分解して中のディスクを取り出してフィルター代わりに使った。
写真が全てオレンジがかっているのはそのため(汗)。

今日は日食ネタをアップしている人が多いんだろうなぁ(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。