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国鉄583系電車

昔、上野と青森の間で乗った寝台列車が「ゆうづる」で、それに使われていた車両が国鉄583系電車だった筈。
初めて寝台列車に乗ったので、電車寝台を普通だと思っていたんだけど実際には客車寝台がメインだったと気付いたのは随分と後のこと。
この国鉄583系電車は寝台が進行方向と平行で、昼間は通路が中央にあって左右に座席があるという通常の列車と同じ座席構成。
最上段には寝なかったけど、ちょっと上がらせて貰ったらかなり狭かったと感じた記憶がある。
その後は客車寝台にしか乗ったことが無いので、電車寝台に乗ったのはこの時限り。
全国的に寝台列車が無くなっていっているのがなんとも残念。

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鉄道の切符の予約(昔話)

札幌と大阪の間を走る長距離寝台列車「トワイライトエクスプレス」の最終列車の予約は瞬時で埋まったと書いた。
現在JR各社の指定券等の予約は「MARS」と呼ばれる巨大なシステムで管理されていて、全国各地の「みどりの窓口」や旅行代理店に設置された端末機(通称「MARS端末」)を操作することで行われている。
この「MARS」の歴史は古く詳細は省くけど今から50年以上前の1960年に最初のシステム(マルス1)が稼働を始めている。
その後改良が加えられたり、リプレースされたりで現在稼働中のシステムは「マルス501」と呼ばれるシステムになっている。

「みどりの窓口」で指定券を買ったことのある人は見たことがあるとは思うが、現在のMARS端末はタッチパネル方式になっており、係員が直接画面をタッチしたり、キーボードで必要事項を入力したりして発券操作をしている。
1985年に稼働を開始した「マルス301」及びその後継システムの「マルス305」では操作面に「パタパタ」と呼ばれる駅名を書いたページ面があり、そこに開いている穴にピンを差し込むことで目的地を入力していた。
また「パタパタ」以外でもキーボードから駅コードを入力することも出来、「パタパタ」に乗っていない駅にも対応できるようになっていた。

私は二十数年前に大阪の鶴橋駅の窓口で大阪市内から常陸多賀までの乗車券(及び新大阪-東京間の新幹線特急券他)を購入したことがあるが、その時運用されていたのは「マルス301」で、端末にはこの「パタパタ」が付いていた。
対応してくれた若い駅員さんは「常陸多賀」という駅名を聞いたことが無かったか、聞いたことはあっても聞きなれない駅名だったためか「え?ひ、ひたちたがですか?」と聞き直されてしまった。
私が住んでいたのは常陸多賀の近くだったのでそこまでの乗車券等を買おうとしたのだが、さすがに関西の駅ではなかなかこの常陸多賀行きの切符を買う人はいないのだろう。
それでもその駅員さんはなんとか常陸多賀を発見して発券してくれた(私が「常磐線です」と言ったのも良かったのかも)が、時間がかかってしまい私の後ろに並んでいたお客さんには悪いことをしたな(汗)。

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乗り過ごし

その昔、川崎市扇島の現場で仕事をしていた時のこと。
ある日、お客様を交えての呑み会があり、川崎駅近辺で食事をして2次会に行き、私は品川区に住んでいたこともあり2次会で失礼した。
そのまま川崎駅から京浜東北線に乗ったは良いが、座った途端に寝てしまったらしく、乗り換えの大井町駅に着いたことにも気付かず目が覚めて窓の外を見て慌てて電車を降りたらそこは・・・・・・・・なんと東十条駅!
焦って改札で戻る電車の有無を聞いたら既に最終は出た後とのこと。
仕方が無いので駅前からタクシーで帰ったけど、その時のタクシー代が8,000円超もかかり、その日の呑み会の会費よりも高かったといふ(汗)。
次の日出勤してその話をしたら、「カプセルホテルにでも泊まれば安く済んだのに。」と言われ妙に納得してしまった。
でも、その時はとにかく帰ることしか頭に無かったなぁ、、、、、

この時以外にも乗り過ごしはしているけど、一番費用がかかったのがこの時だった。

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