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そう言えば・・・

昨年友人に誘われて話を聞きに行った「ODDSプロジェクト」。
当ブログで”ODDS プロジェクト”という記事にしたところ多数の方からコメントを頂いている。
その中にはそのプロジェクトではカードの販売を始めることになったとの情報もあった。
それによるとこの五月から発送を始めるとのことだったが今は六月、発送は始まっていて既にカードを手にした人はいるのだろうか???

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”ODDS プロジェクト”

ネットでの通販等が普及してクレジットカードが大量に発行され日本国内だけでも3億枚前後が発行されており、不正利用も多くなっている。
カード会社各社を悩ませているのもこの不正利用で2018年の被害額は全世界で2兆円を大きく超えているという数字もある。
この事態を打開するためにセキュリティ技術が開発されていて、その一つが”ODDS プロジェクト”(2021/7に詐欺で報道されたOZプロジェクトでは無い)が開発に成功した(と謳っている)”指紋”と”汗孔(かんこう)”を利用してこれまでの10倍に精度を上げた認証方式と、現在のカードでは刻印もしくはプリントされているカード番号を必要な時のみ電子ペーパーに”表示”させる技術。
カード番号をカード本体に表示しない”ナンバーレスカード”は既に一部で発行が始まっているが、ICチップや磁気帯はこれまでと同じで所謂”スキミング”の被害を受けやすいのは同じ。
ODDSプロジェクトで開発したのは”充電式の”バッテリーを内蔵し、指紋認証された時のみICチップが有効化され番号の表示も可能となるもので、カード番号の盗み見やスキミングの恐れが無いとしている。
さらに暗号通貨のコールドウォレットとしての利用も考慮されており、カード内からスマートフォン経由でホットウォレットに移動して決済をすることも可能になる。
この技術が実際にクレジットカードに採用されると利便性と安全性が格段に向上すると見られ、ODDSプロジェクトでは採用を目指しているのと同時に自身を”イシュアー”としてカードの発行を行うとしている。

という技術的な話はいったんおいておき、私が書きたいのはこのプロジェクトが募っている出資のこと。
開発等の資金として100億円程度の出資を募っているのだけど、この出資は暗号通貨によるもののみとされている。
実際に”ODDSプロジェクト+出資”等でググると”詐欺じゃないのか?”なんていうページがいろいろとヒットしてくる。
中にはいろいろと調べて書かれているページもあり、そこには”詐欺では無いと考えられる”と書かれているが加えて”投資家として考えた場合、自分なら投資しない”と結論付けている。
投資の内容だけど、1口300US$(当時でおよそ35,000円)から可能で、10口出資した場合の配当を試算すると、カード発行枚数が1,000万枚、1枚当たりの月額利用金額が10万円とした場合の配当が月額で25,000円程度、年額で30万円ほどとなる。
つまり14カ月後からはまるまる利益となる計算だ(早期に出資した人の方が有利で、今から出資する場合は2/3程度もしくはそれ以下に下がっている可能性が高い)。
こんな利回りが高い投資情報が出回っていないのは不思議なくらいで、こんな高配当を見込めるならもっと大々的に出資を募れば目標金額を達成するのに有利だと思うが何故やらないんだろう?
日本円で35,000円ほどの出資で毎月1,250円(年間で15,000円、10口未満の場合は配当率が1/2になるため)程度の配当が受け取れるのは手軽で良さそうだけど、公開されている情報量が少なすぎてイマイチ信用できないし、そもそもそのカードが発行されなければ配当も無いんだよなぁ(汗)。

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