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誤字誤植が多いなぁ・・・

ここ数日SNSで広告に出て来たWEB小説の「日本国召喚」という作品を読んでいる。
既に書籍化や漫画化もされている作品のようで、期待して読み始めた。
いろいろと設定に無理が有ったりもしたが序盤はまだ良かった。
ところが書籍化が発表された後くらいから誤字誤植(というか誤変換)が目立つようになっていて、1話に一ヵ所はミスがあるようになっている。
言い回しがおかしなところや単語の用法がおかしな箇所(例:轟沈される等)は最初からあるものの、誤変換は推敲する段階で気付く筈(というか気付いて修正すべき)。
もしかして作者は書き上げた後のチェックをあまりしていないのかな?それとも学校で国語の勉強をしておらずそもそもミスだと思わない?
となると書籍版も同様にミスが多い可能性も・・・・・いやいや出版社の担当者がチェックしているとは思うけどね(笑)。

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「平謝り」の誤用?

SNSで知り合った歌手の方の書き込みの中に「平謝り」という言葉が出て来た。
それに対して「間違って解釈していました」というコメントが付いていたのにビックリした。
「平謝り」をどのような意味に解釈していたのか疑問に思ってググってみたら、「適当に謝る」とか「嫌々誤る」「上辺だけでとりあえず謝る」という意味に捉えている人がいるみたいだ。
もちろんこのような解釈は間違いで、本当の意味は「ひたすら謝る」ことだ。
「平身低頭」という言葉や「平にご容赦(を)」という言葉もあり、同じような意味で使われる。
私は寡聞にして誤用のほうを初めて知った。
世の中には自分では”当たり前”と思っていても、他人にとってはそうではないことが沢山あるのね(汗)。

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「不作が多い」って・・・

今年も「ゴールデンラズベリー賞」のノミネート作品が発表された。
そのことを報じている記事によると、昨年は「不作が多かった」ために各部門のノミネート数を5から6に増やしたとのこと。
ノミネート数を増やしたのは構わないんだけど、その理由が「不作が多かった」ってなんだよ?
「不作」という言葉の意味は単一の作品の出来が悪いことを表すのではなく、
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1.農作物のできが悪いこと。 (対) 豊作 「今年は米が-だ」
2.すぐれたものが現れないこと。出来が悪いこと。 「今年の文学界は-だった」
出典|三省堂
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なので、この場合は「今年の映画界は不作だった」とするか、「駄作が多かった」だろう。

ネットニュースが増えてきてこのようなおかしな表現も増えてるよなぁ、記事を書くライターの質の低下もあるんだろうけど、掲載する側のチェックも甘いんじゃないか?

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