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メジャーの労使交渉がまたも決裂

野球の米メジャーリーグの労使交渉が日本時間の今日3/10未明に行わた。
前夜の長時間に及ぶ交渉で機構側から提示された条件を持ち帰って検討するとした選手会側が機構側の提案を拒否し交渉はまたも決裂した。
金銭面(年俸総額が一定額を超えた場合の課徴金、年俸調整資格を持たない選手に分配されるボーナスプール等)では歩み寄りも見られたが、国際ドラフトの実施に関しては態度を変えず拒否を貫いた。
この結果、機構側は前回決裂時に通知していた開幕2カードに加え、4/13までのカードをキャンセルするとし、シーズンが14日間短縮になるとした。
このためFA権取得のために必要な174日をクリア出来なくなりエンゼルスの大谷選手をはじめとして2023年のオフにFA取得が見込まれていた選手たちのFA取得が1年先延ばしになる可能性が高くなった。

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MLBの開幕延期が決定

野球の米メジャーリーグ(MLB)の労使交渉がデッドラインとされていた日本時間の今朝7時までにまとまらず決裂した。
このため開幕が遅れることが決定し、少なくとも開幕2カード分、計91試合の中止が決まった。
これにより大谷翔平選手が所属するロスアンゼルスエンゼルスは開幕カードのアスレチックス戦4試合と2カード目のマリナーズ戦2試合が中止となり、大谷自身は登板機会が1回失われることとなった。
さらに交渉がまとまるのが遅れて開幕が15日以上遅れるとフリーエージェント(FA)の資格を得るのが1年先になってしまうことにもなる。
大リーグ機構と選手会には一日も早い交渉合意を期待したい。

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