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藤波貴久選手が引退を発表

株式会社ホンダ・レーシングの契約ライダーで、FIMトライアル世界選手権に参戦中の藤波貴久選手が今季限りでの引退を発表した。
藤波貴久選手は日本人として初めてFIMトライアル世界選手権の年間チャンピオンに輝いた名選手で、トライアルと言う一見地味に見える競技を国内でも注目されるようにした選手。
1995年に全日本のタイトルを獲得すると、翌1996年からは世界選手権に参戦し、1997年のドイツ大会で史上最年少17歳237日での優勝を果たした。
1998年にはランキング5位に入ると、2017年までの21年間連続でランキングトップ5に入るという大記録を樹立。
その間の2004年には先にも書いたように日本人として初の世界チャンピオンになっている。
今年の開幕戦のイタリア大会では自身5年ぶりとなる優勝を飾り、41歳151日という最年長記録ともなった。
世界選手権参戦26年、わずか13歳で参戦した全日本も含めると29年間という長きにわたる活躍をしてくれた藤波選手、お疲れさまでした。

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トニー・ボウが8戦全勝

オートバイのトライアル世界選手権でRepsol Honda Teamのトニー・ボウ選手が先週末の最終戦でも優勝した。
これで今季全7大会8戦を全勝してシーズンを締めくくった。
昨年からの世界選手権連勝も14に伸ばし、ジョルディ・タレス(世界選手権三連覇2回を含むチャンピオン7度)が持つ記録に並んだ。

同じくRepsol Honda Teamで2004年には日本人として初めて&唯一の世界チャンピオンとなった藤波貴久選手も3位表彰台をゲットし、シーズンランキングも3位に入った(上位選手の薬物により順位剥奪による)。

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トニー・ボウが13連覇を達成!

オートバイのトライアル世界選手権第6戦フランスGPが行われ、Repsol Honda Teamのトニー・ボウ選手が優勝し、9月に行われる最終戦を残しチャンピオンを決定した。
トニー・ボウ選手は今季の開幕戦から無傷の7連勝(第2戦日本GPは二日間で2戦行うため)で、2位とのポイント差を広げて最終戦を待たずにチャンピオンとなった。
冬季にインドアで行う「Xトライアル世界選手権」でも13連覇を達成しており、合わせて26個の世界選手権タイトルを獲得している。

なんか凄すぎて気の利いたコメントが思いつかないよ・・・(いつものこととか言わない!)

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「オールクリーン」とは凄い!

先週末、栃木県にあるHONDAのサーキット「ツインリンクもてぎ」でオートバイのトライアルの大会が開かれた。
開かれたのは「トライアル世界選手権日本GP」で、トライアルの中では世界最高峰の大会。
この大会の二日目でHONDAのマシンを使用するチームに所属する昨年まで11年連続の世界チャンピオンであるトニー・ボウ選手が凄い記録を達成した。
トライアルとは道なき場所を通過する競技で、決められたセクションを走破する際に足つきを行うと減点され、最終的に減点の合計が少ない選手が上位となる競技。
ボウ選手は15セクション2ラップの合計30セクションを全て減点0のクリーン、つまり一度も足を付かずに通過するという快挙を成し遂げて優勝した。
昨年までで世界選手権通算100勝というボウ選手にとっても2010年以来2度目の記録(それだけ達成は困難)で、この大会二日間とも優勝で今季2ラウンド・3戦目で3勝目。

自分でバイクに乗っている人ならどれだけ凄いことか判ると思うけど、下のボウ選手の動画を見ればどんな競技か判ると思う。

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トライアル世界選手権でトニー・ボウ選手が11連覇!

オートバイ競技のトライアル世界選手権でホンダワークスチームのレプソル・ホンダ・チームのライダーであるトニー・ボウ選手が9/10に行われたシリーズ第7戦チェコGPで2位に入り、年間チャンピオンを決定した。
これでトニー・ボウ選手は2007年から連続11回で世界チャンピオンに輝くという前人未到の快挙を成し遂げた。
モータースポーツの世界選手権で個人が11連覇を果たすというのはもしかしたら初めてかも?

トライアルという競技はあまりメジャーじゃないし、スピードを競う競技でも無いけど、見ているとライダーのテクニックには驚かされる。
私も昔は二輪車に乗っていたことがあり、その頃はトライアルのテクニックの真似事もしてみたものだけど、これが”かーなーり”難しい。
空中で向きを変えるとか、低速で前輪を浮かせたまま後輪だけでジャンプするとか、一体どうやっているのか理解不能な動きをする。
そういったことを普通にやってのけるレベルの選手たちの中で11連覇って、、、、、やっぱり凄いライダーなんだなぁ、、、

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伊藤が銀メダルを獲得!

ノルディックスキー世界選手権のジャンプ女子が行われ、日本の伊藤有希が2位に入り自身初のメダルを手にした。
一本目に97mを飛んでマーレン・ルンビュ、高梨沙羅、カリーナ・フォークトに続く4位に付け、二本目で96.5mを飛びルンビュと高梨を逆転して2位に入った。
優勝は二本目に伊藤と同じ96.5mを飛んだカリーナ・フォークト、3位は一本目に2位に付けていたが二本目で95mと距離を落とした高梨が入った。
メダリスト3人の得点は254.6-252.6-251.1と全て250点を超えるハイレベルの戦いになり、僅かな差で順位が付いてしまった。
一本目でこの日の最長不倒となる99.5mを飛んだルンビュは二本目で91mと”失速”し4位に終わった。

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