More from: レッドブル

HONDAが表彰台を逃すも4台中3台が入賞

自動車レースのF1,イギリスGPが先週末に行われ、ホンダパワーユニット(PU)を搭載する4台の内、3台が入賞(10位以内)した。
前GPであるオーストリアGPでAston Martin Red Bull Racing(レッドブル)のマックス・フェルスタッペンが優勝し、その勢いをかって臨んだイギリスGP。
予選ではAston Martin Red Bull Racingの2台が4位と5位のポジションを獲得し、上位を狙える位置からのスタートとなった。
一方、TORO ROSSO HONDA(トロロッソ)の2台は9位と17位となったが、タイム差は大きく無く中団グループでの活躍が期待された。

決勝はメルセデスの2台が先行し、それをフェラーリ2台とレッドブル2台が追う展開。
アクシデントによるセーフティーカー(SC)の導入等もあり、各車が激しいバトルを展開し順位を入れ替えながらレースは終盤に入り、37週目のストウコーナーでフェルスタッペンがアウト側からフェラーリのベッテルをパスし3位にポジションを上げた。
その直後、ヴェール(VALE)の進入でフェルスタッペンのインを差そうとしたベッテルがブレーキングをミスしタイヤをロックさせフェルスタッペンのマシンに真後ろから追突。
2台ともバランスを崩してコースオフしたが、フェルスタッペンのマシンは縁石に乗って浮き上がるほどの衝撃を受けながらほぼ真横に滑る形でアウト側のエスケープゾーンに飛び出した。
幸いにもウォールへの接触も無く、2台はそのままコースに復帰したが、その間にルクレールとガスリーの2台が抜いていき、フェルスタッペンは6位にポジションダウン。
追突したベッテルはノーズを破損したためにピットインしたためフェルスタッペンは5位に上がるが、ガスリーたちに追いつくことも出来ず5位でフィニッシュ。
結果、ガスリーが自身最高位タイの4位、フェルスタッペンが5位、トロロッソのダニール・クビアトが9位でそれぞれ入賞、トロロッソのもう1台アレクサンダー・アルボンは12位となった。

フェルスタッペンはベッテルの追突が無ければ表彰台を狙えたのに勿体ないことになったが、ベッテルもこのことで10秒のペナルティを受けピットインもあって16位に沈んだのだからお互いに痛いアクシデントだったと言えよう。
ゴール後にフェルスタッペンのマシンにベッテルが駆け寄ってきて言葉を交わしていた(フェルスタッペンは謝罪を受けたと言っている)のが印象的だったな。

次は再来週(7/26-28)のドイツGP(ホッケンハイムリンク)となる、是非ともメルセデスの2台と良い戦いを見せて欲しいな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

室屋さんが悲願の初優勝!

レッドブル・エアレースの千葉大会で室屋義秀が悲願の初優勝を飾った。
対戦相手のミスによる失格が続いたとは言え、一歩間違えば自分も失格の可能性があったわけなので条件は五分。
2009年に参戦して以来、初めて表彰台のてっぺんに立つことになった。
とにかくおめでとうございます!

←クリックしてくれると嬉しいです。