More from: ボイジャー1号

NASAが「Vayager 1(ボイジャー1号)」のスラスタ切り替えに成功と発表

米NASAが探査機「Vayager 1(ボイジャー1号)」の姿勢制御用スラスタの切り替えに成功したと発表した。
打ち上げからほぼ47年を経過し、当初予定を大幅に超過しながらも運用が続けられている「Vayager 1」は現在太陽から約164天文単位(au,約246億Km)離れた空間を太陽系外に向けて航行中で、現在でも地球に太陽系外空間の観測データを送ってきている。
そのためにアンテナを地球に向け続ける必要があり、姿勢制御用のスラスタを作動させている。
このスラスタは全部で2セット(+軌道制御用1セット)があり、いずれのセットも想定をはるかに超えた運用で配管に詰まりが生じていて効率が低下、このため程度の良い状態のスラスタに切り替えることを検討。
この度実際に切り替え(他いろいろ)のコマンドを送信し、8/27に切り替えが成功したことを確認できたということだ。
光の速度で片道22時間以上もかかる状況で、万が一失敗した場合にはリカバリー不能になる可能性が高い中で良く成功させたものだと思うよ。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ボイジャー1号の復旧に成功!

NASAはジェット推進研究所(JPL)が太陽系外を航行中の探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」の復旧に成功したと発表した。
Voyager 1から送られてくるデータが昨年十一月から読み取り不能な状態になっていて、NASAは原因が46年前に製造された搭載コンピュータのメモリチップの一部が破損したことと公表していた。
今回の復旧作業は破損したチップ上にあったソフトウェア(プログラムやデータ)を他のチップに移動し、さらに破損したチップにはアクセスする必要が無いようにしたソフトウェアに置き換えたということだ。
この作業内容だけでも判る人が聞いたら「うへぇー、面倒」と思ってしまうだろうなぁ(汗)。
今のソフトウェア開発はメモリのアドレスなんか意識すること無いからなぁ・・・
昔は物理アドレスを意識してメモリマッピングをしたりするのが当たり前だったし、プログラムだってマシン語でジャンプ先やリード/ライトのアドレスを絶対アドレスで指定することもあった(通常はリロケータブルにするので相対アドレス指定)。
デバッグだってメモリダンプを取って16進数のデータを読むのが当たり前だった。
でも今の時代にそんなことはしたくないなぁ(汗)。
今回はそれに加えて「Voyager 1」との通信に片道約22.5時間もかかることがネックになっている。
つまり、新ソフトウェアに置き換える命令群を送信しても、結果を知ることが出来るのは最低でも45時間後になる。
いやぁ、NASA(JPL)の技術陣は凄いなぁ。

←クリックしてくれると嬉しいです。