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東大卒のプロ野球選手

先だってのプロ野球ドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズが7位で指名したのが東京大学の宮台康平(みやだい こうへい)投手。
ストレートの球速は150Km/hを記録する速球派の投手で、大学時代の成績は通算で6勝13敗、今年の秋季リーグの法大戦では初戦で完投勝ち、翌日の2戦目は六回から登板して東大に15年ぶりの勝ち点をもたらすことに貢献、今季の成績は2勝4敗で防御率は5.57。
四球が多いのが気になるが、今後のトレーニングで下半身を中心に鍛えればコントロールが改善されるかもしれない。

東京大学からプロ野球に進んだ選手は過去に五人おり、その全てが投手として入団している。
その五人の内、1999年のドラフト7位でファイターズから指名され入団した遠藤良平投手と、2004年のドラフト9巡目で横浜(現DeNA)が指名した松家卓弘投手(2009年にファイターズに移籍)の二人がファイターズでプレーしているのは何かの縁かも?
二人とも既に現役を引退しており、プロでは未勝利に終わっているが、宮台康平投手に是非プロでの勝利をあげて貰いたい。

東大卒の中でも珍しい法学部出身で、日米大学野球でアメリカに行った際もポケット六法を持って行って勉強していたとのことだが、プロ入り後の宿舎には勉強道具は持って行かないとのことだ。
法学部と言うと司法試験を受けて弁護士とか検事になるイメージがある(私の知り合いにもいた)が、その道を選ばない人も大勢いるわけなんだなぁ。

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早実の清宮って、そんなに良い選手?

プロ野球もレギュラーシーズンがほぼ終了し、両リーグとも1試合ずつを残すのみとなった。
この時期になると例年話題になるのが所謂ドラフト会議で、どの球団がどの選手を指名するのか?ということ。
今年の目玉選手の一人として注目されている中に、早稲田実業の清宮選手がいる。
高校時代には通算111本の本塁打を放ち、その長打力が魅力とされている選手。
当然、プロの各球団も目を付けていると言われており、先日プロ志望届を提出してプロ入りの意向を示したことで、本格的に各球団が動き出した。
先だっては12球団中10球団との面談を行い、本人サイドによれば”球団の選別”を行っているとのこと。
でも、この清宮選手がプロで通用するのか疑問の声もあがっている。
なにせ、高校時代に沢山の本塁打を放っていて打力の評価は高いとはいえ、守りと走塁に関しては評価が低い。
面談には参加しなかった広島の球団社長は「良い選手だとは思うが、自チームのスタイルには合わない」としてドラフトで1位指名の対象ではないと明言している。
日本ハムも面談に参加予定だったが、直前でスケジュールが合わないとの理由でキャンセルしている。
面談の目的は球団の売り込みもあるが、清宮サイドからすると各球団の評価や施設等の環境に関しての情報収集。
これに不参加ということは、指名の可能性が低いということにもつながるので、清宮サイドとしては”選別対象外”と考えることになる可能性がある。
ということは、日本ハムも1位指名対象とは考えていないのかも。
どの球団も大砲は欲しいだろうし、今オフで中田のFAによる他球団への移籍の可能性が高いファイターズも替わりの四番候補が必要なのは明らか。
それでも面談を回避するということは、他の選手を指名する方針なのだろうか?

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もうすぐプロ野球のドラフト会議

今年のプロ野球ドラフト会議が間近に迫った。
昨年は巨人を熱烈に希望していた菅野という投手を日本ハムが指名して(結局は拒否され契約に至らず)話題になったが、その日ハムは大谷と言う高校生投手を指名すると宣言している。
件の大谷投手は夏の甲子園の地区予選で球速160Kmを記録した「怪物」とも「超高校級投手」とも言われている評価の高い選手。
少し前には「アメリカのメジャーリーグに行きたい」と発言して物議を醸し出したが、いざ指名を受けたらどうなるかな?
日ハムに対しては「よく言った」と指名に賛成する声もあるが、反対に「せっかくの1位指名を無駄にする気か?」と否定的な声もある。
さて、この決断が吉と出るか凶と出るかは指名後の交渉次第だけど、出来れば日ハムで活躍してもらいたいな。

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