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レンズをちょっとだけ分解してみた

先日ジャンクで入手したレンズ(CANONのEF 80-200mm F4.5-5.6)は前玉の内側に少々汚れがあり、チリも少し入っているのが見えた。
後玉にも多少の汚れが見えたが、目立つのはやはり前玉のほう。
調べてみるとこのレンズ、前玉を外すのはとても簡単らしいので私も試しに外してみた。
やってみると本当に簡単で使った工具は小さいマイナスドライバのみ。
しかもネジを緩めるためではなく、レンズ最前部のカバー部分のツメを外すために使っただけ。
後は工具無しで簡単に前玉を外すことが出来た。
外した前玉の裏側に付いていた汚れを拭き取るとかなり綺麗な状態になった。
元々動作には支障が無かったので、これなら使えるかも?ということで今日はキャップ(フロント・リア共)と52mm径のフィルター(スカイライト)をまたまたジャンクで購入。
フィルターは多少汚れていたけど、これも掃除すると綺麗になった。
これでコンパクトな望遠系のズームが増えたことになるなぁ、、、
でも、元々の購入金額と今日のキャップ代を合わせると、もう数百円出して非ジャンクな中古のEF 80-200mm F4.5-5.6 USMを買ったほうが得だったかも(爆)。

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LBP-3930で排紙トレイ満杯のエラーが発生

11/9に「LBP-8610の排紙トレイが満杯」という記事を書いたが、今日は別の現場のLBP-3930で同じ現象が発生した。
LBP-8610の先代モデルと言えるプリンタなので基本的な構造は同じで、今回も原因はセンサーに溜まった埃だった。
今回はカバーを開ける前にエアダスターをセンサー近辺に向けて噴射したところ、埃が飛ばされたのかエラー表示が消えて「印刷可能」になった。
とりあえず急ぎで印刷したいものがあれば出せますと言ったところ、1枚出したいということなので印刷して貰ったら無事に出た。
そのままでも使えないことは無いのだけど、中に埃が残っているとまた同じことが起きる可能性が高いので、やはり分解して清掃することに。
この機種もビスの位置が一部異なる位で分解方法はLBP-8610とほぼ同じ。
なので特に問題無く分解は出来たけど、作業場所が床の上だったのでやり難いことこのうえない(汗)。
組み立てる時は一時的に机の上のものをよけて、その上に乗せて作業せざるを得なかったが、そうするまでに余計な時間がかかってしまったよ。
それでも無事に作業が終わって印刷も出るようになったのでめでたしめでたし。

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Canon PIXUS ip4100のインク交換

妻が自宅で使っているプリンタはCanonの古いインクジェットプリンタ「PIXUS ip4100」だ。
何故こんな古い機種を今でも使っているかと言うと、今時の新しいプリンタはMacOS9に対応しておらず、買い替えたくても買い替えられないから。
一度メーカー修理に出してからは快調に使えていたのだが、先日印字が変になってヘッドクリーンニングをしていたらかえって印字がおかしくなりさらに急に動かなくなってしまったらしい。
こんな時のために自宅には職場から廃棄することになって引き取った同型機を用意してあったのでそれと交換したとのこと。
ところがそちらの機体の黒インク(3eのほう)が切れていたらしく、黒のインクが出ない状態。
あいにく予備のインクが無かったので故障したほうから(こちらは最近交換したばかり)取り出そうとしたら、電源が入らないためにヘッドユニットがインク交換位置に出てこないorz
こうなったらMacOS9対応を諦めて新しいプリンタを購入するか?となったが、駄目元で故障したプリンタを分解してインクの取り出しにチャレンジしてみた。
分解の方法は
「インクジェットプリンタ 徒然日記 PIXUS ip4100を分解する」(偶然にも当ブログと同じタイトル)
を参考にして、サイドパネルと上部パネルを外したところヘッドユニットにアクセスできたので、無事に残量のあるインクタンクを取り出すことが出来た。
取り出したインクタンクを取り付けたところ黒も問題無く印字できるようになったし、ついでに壊れていた排紙トレイの蓋も交換したので、これでしばらくはプリンタを買い替えずに済みそうだ。

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初めての分解

職場のレーザープリンタ(Canon LBP-8610)を初めて分解してみた(と言ってもレーザーユニットを外すところまでだけど)。

たまたま1台の印字が薄くなってきたと相談を受けた。
大体こういった場合はレーザーユニットのミラー清掃で改善することが多い。
古い機種(LBP-740やLBP-1610等)は自分で分解して清掃していたけど、新しめの機種(LBP-3900やLBP-8610等)は分解手順が判らず業者さんに依頼していたので、
「直すには分解してレーザーユニットの内部を清掃する必要があり、業者に依頼すると2万円少々かかりますよ。」
と言ったところ、さすがに躊躇されたのでこれ幸いとばかり私が分解して清掃することにした。
というのも先日訳あって分解手順を教わっていたので丁度良い練習台というわけだ(笑)。

さすがに初めてなので最初は手間取ったが、何度か上部カバーの付け外しを繰り返すうちに慣れてきた(汗)。
繰り返すことになったのは1回目の組み立てで無理な力をかけてしまった部分があり、排紙センサーを動かす樹脂製のロッドの根元を折ってしまい、印刷をすると紙詰まりを検出して止まってしまうようになってしまったため。
組み立てた直後は原因が判らず何度か分解と組み立てを行ったが、改善しなかったので業者さんに思い当たる原因を問い合わせたところ、センサー部分の障害では?と言われたので、センサーの場所を教えていただいたところ、見事に折れていてセンサーを動作させる部分が動かなくなっていた。
原因が判ったので再度分解して問題の折れた部分をセロテープで仮止めしてとりあえず印刷可能な状態にしておき、100円ショップで接着剤を買って来て再度分解して折れたロッドを接着した。
その甲斐あって動作に不安は無くなり、ユーザーさんも「印字が濃くて綺麗になった」と喜んでくれたし、私にとっても良い練習になった(爆)。

次回からは部品を壊さないように分解&組み立てが出来るようになったと思う(汗)。
これで他のLBP-8610(やLBP-3900等)でも同様の作業が出来るようになったので、急ぎの時でも対応できると思う(業者さんに依頼するには、見積もりを貰って費用を支出するための決済を貰わなくてはならないので時間がかかるし、日曜や祝日は依頼出来ない)。
後はパーツさえ手に入れば定着ユニットの交換も出来るけど、これはちょっと売って貰えないもんなぁ、、、、、、

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カラーレーザープリンタの修理をお願いしたら(笑)

昨日CANONのカラーレーザープリンタ(LBP-5910)の修理にメーカーサポートの人が来てくれて、修理が終わった後に他にも不調のプリンタが無いか尋ねられた。
今のところ不調の個体は無いのだが、モノクロプリンタのLBP-8610に関しては
「レーザーユニットのミラーに汚れが付着して印字が薄くなることがある。」
ということだ。
古いLBP-740やLBP-1610に関しては私が分解してレーザーユニットの内部を清掃することも出来るのだが、LBP-8610に関してはレーザーユニットの取り出し方が解らず自分で清掃することが出来ない。
実際に現場に設置してあるLBP-8610の中には加湿器使用のためか印字が薄くなってしまい、業者さんにレーザーユニットの交換をして貰ったのがある。
そのことを修理に来てくださった方に言ったところ、なんとLBP-8610の分解方法を教えていただくことが出来た。
完全に分解するところまでではないが、レーザーユニットや定着ユニットを外せるところまでは解った。
LBP-8610の1世代前に当たるLBP-3930も基本的に同じ様なものということなので、今後は自分で清掃が出来ると思う。

それにしてもあんな奥にネジが隠れていようとは・・・・・・・・

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焦ったぁー

先日入手したInspiron 6000のCPU交換を考えていて、その予行演習でCPU周りを見るために分解してみた。
ビスはたくさんあったがそれほど苦労せずにCPUクーラーを外せるところまで分解できた。
CPUが見えるようになったので表面を見ると予想したようにPentium-Mの735A(1.7GHz動作、L2キャッシュ2M)だということが確認できた。

ネット上にはCPUクーラーの埃を取ったらファンが静かになったとの情報もあったので、CPUクーラーのファンを外してみたらヒートシンクに大量の埃が詰まっていたので取り除いた。
交換用のCPUがまだ無いので、今回はそのまま組み立てたが、組み立て終わって電源を入れても画面に何も表示されずにすぐに電源が切れてしまう(あれ?)。
「おかしいな?」と思いつつ再度電源を入れても同じなので、どこか壊してしまったかと思ったが、メモリを入れてないことに気付いた。
メモリが無ければ起動するはずも無いので、メモリを取り付けてあらためて電源を入れた。
ところがこれでもメモリを取り付ける前と同じで電源を入れても起動しない。
「やっぱりどこか壊したのだろうか?」と思いつつ、再度メモリを取り付けなおしてみることにして、試しに別のスロットにメモリを入れ直したところ無事に起動するようになった。
起動したのでそれ以上のことは試していないが、単にメモリの取り付けが甘かったのか、もしかすると最悪片方のメモリスロットに異常があるのかもしれない。
なんにせよマザーが壊れてなくて良かったー、起動しなかった時は焦ったー。

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VAIOのHDDを拝むことが出来た

今日はなんかVAIOネタばかり(汗)。
先の記事で「HDDの交換はそう簡単には出来なさそうだ。」と書いたけど、実際にやってみるとそうでも無かった。
と言っても実際に交換はしなかったが、HDDを取り出す方法が判った。
HDDを取り出すにはパームレストを外す必要があるが、そのためにはキーボードも外さなくてはならない。
順番に書くと、
1.本体裏のCPU付近にある深い穴の中のキーボード固定用ビス(1本)を外す。
2.キーボード上部(F1キーの上辺りとInsertキーの上辺り)にあるラッチ(場所は下の写真参照)を押し込み、キーボード上部を本体から浮かせる。
3.キーボードを上方向にずらして下部のツメ(5箇所有り)を本体から外す。
4.マザーボードからキーボードのフィルムケーブルを抜き、キーボードを本体から分離する(分離しなくても作業は可能だが、分離したほうが作業しやすい)。
5.パームレストを固定しているネジ(3本)があるので、それを外す(位置は下の写真参照)。

ラッチとネジの位置

キーボード固定用ラッチ(青丸)とパームレスト固定用ビス(赤丸)の位置。

6.パームレストを最初は左へ、次いで手前にずらすと浮き上がるので慎重に外す。
と、ここまでやると左側にあるHDDが見えるので、あとはHDDを固定しているビスとケーブルを外せばHDDを外せる。
その際HDDを固定しているビスの内1本はパームレストを固定する金具も留めているので、本体裏から緩めて外すことになるので注意。
私は最初パームレスト裏側のビス(3本)を外したが、本体を開けてみた所このビスはパームレストを固定する金具を固定するためのもので、特に外さなくても良かった。
外したほうが作業はしやすいが、パームレスト固定金具はパームレスト取り付け前に固定しなければならないので、組み立て時に注意が必要。

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FMV-S8200のCPU

普段あまり(というか殆ど)使っていないノートPCの中の一台に富士通のFMV-S8200(ビジネス用モデル)がある。
このノートのCPUはDothanコアのCeleron-M350(クロック1.3GHz)なので、同じDothanコアのPentium-M735辺りに載せ換えることが出来ないかな?と思っていた。
先日来ジャンクで複数入手したThinkPad T42にはそのPen-M735が載っていたので、その内の一つを載せてみようかと思いFMV-S8200の分解を始めた。
実は昨年も一度分解を試みたのだが、その時はサブ液晶を割ってしまい分解に失敗している(爆)。
なので、今回はもうちょっと慎重に分解してみたが、残念ながらCPUを拝むことは出来なかった。
ただCPUファン周りの配置からするとm-PGAパッケージではなくBGAパッケージっぽい感じがしたので(ソケットが無さそうに見えた)、もしそうだとするとCPUの換装は無理だということになる。
少々残念だが、今回の分解作業でキーボードの外し方が判ったのは収穫だった。

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PC-WE50Tを分解中

起動しなくなった(画面表示が全くされなくなった)というノートPC(Sharp PC-WE50T)を引き取ったので、なんとか直せないかと分解中。
ThinkPadと違って保守マニュアルなんぞ無いので、少々苦戦中。
ネットで分解後の写真は見つけたが、途中経過が解らない。
とりあえず外せるネジを片っ端から外しているが、未だにキーボードすら外せていない状態。

ま、気長にやっていこうか。

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LBP-3930の基板交換

9/15に書いた「このエラーはなんだろう?」「”E760-0000″のエラー」で取り上げたCanonのLBP-3930を直そうとした。
幸い(?)他の部署で定着ユニットの寿命が切れてしまって廃棄するLBP-3930が倉庫にあったので、そちらに定着ユニットを移植して動作するのを作ろうとした(ようするに2コ1)。

重たいプリンタを作業場所に運び出して、まずは基板にエラーのあるほうをチェックしたところ、トナーを入れる部分の手前左側に脱落したらしい白いプラスティックの部品が引っ掛かっていた(爆)。
それを取り出してもう一台のプリンタを参考に正しい場所に取り付け、試しに電源を入れてみたが相変わらずエラーが出る(残念)。

次に定着ユニットを取り外そうとしたが、外装の外し方からして判らないので、早々に諦めてしまった。
修理自体を諦めかけたが、背面を見ていて増設カードを入れる部分の辺りを見ていると、側面の外装が外せそうだったのでネジ2本を外してみると、正面から見て右側の外装がけっこうあっさりと外せた(背面にある三角マークが示すツメの部分を外して少々前面側にスライドする)。

背面のネジ

側面の外装を外す際に外すネジ2本。白丸内の2本を外す。

そうするとなにかを覆うカバーが出てきたので、それも外してみた。

基板を覆うカバー

基板を覆うカバー。白丸で示したネジ9本を外すと外せる。

カバーが外れると思ったとおり基板が出てきたので、まずは本体と接続されている配線を注意しながら外した。
赤で囲ったフィルムケーブルは切らないように慎重に引っ張れば抜けるし、残りの2本の内上側のはツメが無いので、これまた注意して引っ張れば抜ける。
残りの1本はツメを外して抜けばOK。

基板から出ている配線

基板から出ている配線3セット。赤で囲ったフィルムケーブルはそのまま引っ張れば抜ける。

配線を外すと後は基板を外すだけなので結構簡単。
下の写真で白丸で示したネジを外せば基板は外せる。
と思うけど、実はもう1本のネジを外さなくてはならない。

基板全体

基板全体。白丸で示したネジ8本を外して本体から取り外す。

基板を留めているネジの1本は下の写真の場所にあり、気付かずに基板を外そうとしても外れない。

背面側のネジ

基板を外す際にはこのネジも外さなくてはならない。

無事に基板が外れるとこのようになっている。

基板を外した後

基板を外した後はこうなっている。

後はもう一台から同じようにして基板を外して移植した。
移植してから電源を入れるとエラーは解消されて印刷が出来るようになった。
試しに不良を思われる基板をもう一台のほうに取り付けて電源を入れると同じエラーが出たので、やはり交換した基板が不良だったようだ。

これで使えるプリンタが1台確保できたが、なにやら異音が出るのであまり長くは持たないかも知れない。
それにしても買ってから2年も経過していないのに壊れるとはねぇ、、、、、、

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