「電子捕獲型超新星」が見つかった

理論的に存在が予測されていながら40年の間ひとつも見つからなかった「電子捕獲型超新星」がこのほど発見された。
”超新星”は一定以上の質量の恒星が終末を迎える際に起こす爆発で大量のエネルギーを放出して明るく輝く現象。
この爆発のきっかけは恒星の中心部の元素の種類によって異なり、質量が太陽の10倍以上の星の場合は鉄元素がガンマ線を吸収して分解することで崩壊する「光分解型超新星」となる。
質量が太陽の8倍程度の星の場合は中心部に鉄元素は作られず、酸素・ネオン・マグネシウムの軽い元素で構成されていて、重力で潰れないように支えているのは電子の圧力だが、中心部の元素がその電子を吸収することで重力に耐え切れずに収縮して爆発を起こす「電子捕獲型超新星」となる。
これは40年ほど前に理論上で予測されていたが、今まで観測されたことが無かった。
2018年の三月に山形県の板垣公一さんがきりん座で発見した自身134個目の超新星2018zdがこのタイプであることがこのほど確認された。
この2018zdを詳細に観測し、さらに爆発前の天体をハッブル宇宙望遠鏡が偶然にも撮影していたこともあり、「爆発前の天体の特定」「周辺の物質」「組成」「爆発エネルギー」「光度変化」「元素合成」の6つの基準を満たすことが確認された。
「光度変化」に関しては板垣さんらが爆発直後から詳細に観測していたこともあって今回の成果につながった。

私たちの普段の生活には全く影響のないことだけど、ロマンを感じるな。

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