「オデッセイ」のハイブリッドは発売延期

ホンダはミニバン「オデッセイ」にハイブリッドを追加し、年明けにでも発売する予定だったが、この予定を3月に遅らせる見込みとなった。
社長交代による業務や営業戦略の見直しの中での予定変更らしい。

現行「オデッセイ」は2.4Lのガソリンエンジンを搭載しているが、これに替わって「アコードハイブリッド」に搭載している「i-MMD」を搭載するのが「オデッセイハイブリッド」。
搭載するエンジンも「アコードハイブリッド」と同じLFA型直列4気筒DOHC(1993cc)となるので、自動車税も安くなる。
「アコードハイブリッド」はバッテリーや制御モジュールを車室とトランクの間のリアシート後ろに搭載しているが、3列シートのミニバンである「オデッセイ」ではこの場所には配置できないので、小型化した制御モジュールを新開発してフロントシート下に配置することで車室内の広さを確保した。
重くなる車重と高い車高のため「アコードハイブリッド」並の燃費(30.0Km/L)は無理だろうが、Lクラスミニバンの中ではトップクラスの燃費でデビューすることは期待出来る。
このクラスの燃費はトヨタ「アルファード」のハイブリッドで最高19.4Km/Lなので、少なくともこの数字を上回らないと商品としても魅力に欠けることになるだろう。
ガソリンモデルの燃費は11.6~14Km/Lなので最低でも20Km/Lを超えてこないとインパクトが無いと思われる。
また価格も高すぎると車両代の差を燃料費の差で埋めるのが難しくなるから、ガソリンモデル+30万以内に抑えて来ないかなぁ?
それと降雪地域には4WDモデルが必要だと思うが、「アコードハイブリッド」には設定が無いのでどうなるかな?

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