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6コアでTDPが60WのXeon

3/24の記事「TDP30WのXeon」でちょっとだけ触れた6コアでTDPが60WのXeon「L5640」が発売された。
デュアル仕様のCPUのせいか2個単位での販売らしいが、1個あたりの価格が106,000円と高価なので、おいそれとは手が出ないけど多コアで省電力サーバを構築するには良い選択肢になるかと。
6コア&HTで12スレッド同時実行可能なので、VTを活かしての仮想化サーバ構築も良いと思う。
どっちにしても個人向けでは無いなぁ。

それにしても家のPhenomII X4 905eが4コアでTDP65Wだから、それよりもコアが多いのに省電力なのはちょっと魅力だなぁ、、、、
買えないけど(爆)

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6コアのCPU、発売とな

インプレスの「AKIBA PC Hotline!」の記事によると、先日発表になった6コアのi7-980X Extreme Editionと同等のCPUが今日から秋葉原で販売されるとのこと。
このCPUはXeon W3680で32nmプロセスで製造されるサーバー用CPU。
スペックはIntel® Xeon® Processor W3680を参照のこと。
HTにより同時に12スレッドの実行が可能なので、サーバー用途には向くのだろうけど、一般的なデスクトップ用途にははっきり言ってオーバースペック。
それでもクロックが高いのでシングルスレッドのアプリでもそこそこの性能が期待できるけど、そのような用途には勿体無い。
マルチスレッド対応のアプリを恒常的に使用するユーザーには向いているが、価格が10万円を超えるので簡単には手を出せないのでは?。
10万円と言えば、昔PentiumProが出たときもハイエンドCPUは10万円オーバーの価格だったなぁ。
それでも現時点で6コアのCPUで単独で購入可能なのはこれしかないので、6コアのCPUを”一個だけ”欲しい人はこれを買うか、友人等と一緒にXeon X5680を2個セットで買って分けるしか無いよなー。

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TDP30WのXeon

IntelからTDPが30Wと低いXeon(L3406:LGA1156*,デュアルコア,2.26GHz/3次キャッシュ4MB)が先週出た。
実売で2万円程度とXeonとしては安価なほうで、同じデュアルコアのCore i5シリーズと比べると高価。
対応チップセットはサーバー用のIntel 3400/3420/3450で、対応マザーは高価だが、保証外ながらもASUSの一部マザーでも動作したとのこと。
クロック当たりの性能はCore i7/5/3シリーズに比べても引けを取らないと思われるので、低クロックで良いから低TDPで組みたい人は選択肢に入れるのもありかと。

Intelのサイトには同じ32nmプロセスで製造される「L5640(6コア,TDP 60W)」等も載っている。

*IntelのProcessor Spec FinderではLGA1366となっている。

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