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ZOTACのIONITX-N-Eがようやく店頭に並んだ

9/19付けの記事「ファンレスに拘らないなら、こういうのも有りか?」でとりあげたZOTACの「IONITX-P-E」の廉価版ともいえる「IONITX-N-E」がようやく発売された。
先に発売された「IONITX-P-E」との違いはCPUがシングルコアの「Intel® Celeron® 743(クロック1.3GHz)」になったことくらいか。
CPUがスペックダウンしたことにより価格もIONITX-P-Eの2万円以上から5,000円前後下がり、IONチップ搭載マザーとしては入手しやすくなった。
#CPU自体の価格差は1000個出荷時の場合で27ドル(約2,200円程度)

うーん、こっちでも良いかなぁ?でもシングルコアに戻るのもなんだか負けたような気がするし・・・・・・
ちなみに自宅で通常稼動しているPCはノートを除きデュアルまたはクアッドコアなんだよねぇ、、、、、、
もちろんシングルコアのCPUを搭載したPCもあるけど、あんまり使ってないし、、、、、、

ちょっとパフォーマンスを試してみたい気はするけどね。
デュアルコア+HTのD510よりは体感的に速い(VGAはIONだし、メモリもDDR3だし、CPUもコアは少ないけどアーキテクチャは優れている等)のではないかと思うけど、実際に試してみないとなんとも・・・・・

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厚さ23cmのマザーボードだとぉ?!

先週末に発売になったGiada製のMini-ITXフォームファクタのマザーボード「MI-ION2」は実測での厚みが僅か23mmと薄いらしい。
このマザーを紹介した記事には何故か「実測約230mm」といった表記があるが、これは単なる間違いだと思われる(まさか1cm=100mmと思っている訳ではあるまい)。

このマザーの最大の売りはこの「薄さ」と言えると思うが、他にも次世代ION採用によりグラフィックパワーに余裕がありBlu-rayの再生にも対応している点や、拡張スロットの数(Mini PCI-Eが2スロット。ただし、基板の裏面に実装)も特徴と言えると思う。
23mmという薄さを実現するためにCPUやチップセット(NM10)及びIONチップの冷却はファンレスとはならず、冷却ファンによる強制空冷システムを採用している。
他にもIOパネルのレイアウトが変則的で、サウンド関係のジャックが2つ横並びになっていたり、アナログVGAポートが無かったり(DVI-IとHDMIポートのみ)するが、これは特に困ることは無いだろう。
対応メモリは(D525搭載にも拘わらず)DDR2-SODIMMで、2スロット合計4GBまで搭載可能。
価格は実売で18,000円程度らしいので、ATOM D525+次世代IONで他人とは一味違うマザーが欲しい人にはうってつけかもしれない(笑)。

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ZOTACのIONITX-P-Eが非常に魅力的に思えてきた

9/19付けの記事「ファンレスに拘らないなら、こういうのも有りか?」でとりあげたZOTACの「IONITX-P-E」が気になるようになってきた。
というのも現在使用中のIntelのD510MOはグラフィック関係が重く、動画再生の点でも解像度の高い動画を観るのは正直言ってきつい。
DVDビデオ(720X480)程度ならパフォーマンスに問題は無いのだが、それより解像度の高いのはちょっと無理。
これがCPUのデコード能力によるものなのか、GPUコアの性能によるものかは判らないが(CPU負荷くらいは計れよ>自分)、このままでは地デジチューナーを繋いでも高解像度での視聴は無理と言うことになってしまう。
なので、その点に不安の無いIONプラットホーム採用のマザーが欲しくなってきたというわけ。
問題は2万円強という価格かな?やっぱり。
あと、対応メモリがDDR3となるので、こっちも買い替えが必要になりその分のコストもかかってしまう。
うーん、うーん、どうしようかなー?頑張ってお金を貯めるか?冬ボに期待か?
でも冬まで待ったらもっと魅力的なマザーが出るかも?

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CULV Celeron + IONのミニPCキットが出た

9/19日の記事「ファンレスに拘らないなら、こういうのも有りか?」に書いたION+Celeronマザー「IONITX-P-E」と同じような仕様の自作キット「ZOTAC ZBOX HD-ND22 」が出た。
発売したのは前述のマザーと同じZOTACで、マザーボード上の仕様は殆ど同一。
CPUはCeleron SU2300(クロック1.2GHz)で、メモリもDDR3 SODIMMスロット2本(最大8G)で同じ。
グラフィック用にION搭載という点も同じでBlu-rayの再生も出来そうだ(ただし後述のように光学ドライブは搭載不可)。
「もうIONITX-P-Eをそのまま自作キットに組み込みました」といった感じなのだが、実際にはケースの厚みが44mmしかないのでそのまま組み込むのは無理。
バックパネルのコネクタの配置や種類も全く違うので、中身のマザーは別物だと思われる。

このキットはサイズが188mmX188mmX44mmと超小型なのでどこに置いても邪魔にはなりにくいし、VESAマウント対応でディスプレイアームへの取り付けも可能。
小型な分拡張性は無くHDD(SSD)は2.5インチのものを1本のみ内蔵可能で、光学ドライブは内蔵不可。
例えば「Intel 80GB SATA SSDSA2MH080G2R5“」なんかと組み合わせると静かなPCが作れると思う。

ざっと仕様を見たところLANは有線と無線(802.11b/g/n)に対応しているようなので、環境に応じてどちらかを使えば良いだろう。
フロントパネルにはカードリーダー(SD/SDHC,MMC,MS/MSPro,xD対応)も付いているので、デジカメからの取り込みもケーブル無しで出来そうだ。
価格は実売で3万円弱とマザーのみ(22,000円前後)よりは高価だが、超小型ケース付きと考えればこっちのほうがお得かも?

最近はこの手の商品が多くなってきたなぁ、、、、、、、
ATOM D510+IONならZBOX Nvidia GT218+Intel Atom510のようなミニPCもあるなぁ。

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D510+次世代ION搭載のファンレス自作キット登場

7/28の記事「ATOM D510搭載のファンレスベアボーン」で取り上げた、Shuttle 超薄型ベアボーン XS35
の新型が発売された。
「XS35GT」がそれで、本モデルは新たに次世代IONを搭載してグラフィック性能を高めているのが前モデルとの違いとなる(VRAMはDDR3 512MB搭載)。
基本的な仕様はXS35と同じだが、ION搭載によりディスプレイ出力用にHDMI端子が追加され、著作権保護に対応したと思われる。
完全ファンレスの冷却機構や超小型の筐体は前モデルと同様で、電源がACアダプタという点も同じ。
D510+NM10の弱点とも言えるグラフィック性能の低さを次世代IONで補完するというこの製品は、前モデルのXS35に対して不満を感じていたユーザーにとって福音と言える製品だと思う。
個人的にはHDMI端子の装備が嬉しいな、アナログVGAではBlu-rayビデオを本来の画質で再生出来ないが、HDMIポートからなら本来の画質での出力が可能だし、ION搭載で再生パワーにも不足は無いと思う。
うーん、ちょっと欲しくなってきたなぁ。
残念ながらION搭載により価格が少々高くなってしまったけど、これは仕方の無いところだなー。

#現在は両モデルとも在庫無しで取り扱い無し。

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今度はファンレスのD525マザーが出た

Intelの省電力CPUであるATOMのD525を搭載してDDR3メモリに対応したマザーがまた発売になった。
先日GIGABYTEから発売された「GA-D525TUD」はCPUの冷却用に小型のファンを搭載していたが、今度ASUSから発売になったのは初のファンレスマザーとなる「AT5IONT-I」だ(フォームファクタはMini-ITX)。
CPUがATOMのD525(クロック1.8GHz、デュアルコア、DDR3メモリ対応)であることとチップセットがNM10 Expressであることは「GA-D525TUD」と同じだが、グラフィックス用にnVidiaの新世代IONチップを搭載している(VRAMは512M)。
このためVGA出力はDVI-DとHDMIのみとなり、アナログVGA出力は無い。
他にはUSB3.0をサポートしており(コントローラはNEC製)バックパネルにはUSB3.0のポートが2つとUSB1.1/2.0のポートが2つ、マザーボード上にUSB1.1/2.0用のピンヘッダ(2ポート分)が装備されている。
SATAポートは2つとNM10チップセットの仕様通りとなっていて、「GA-D525TUD」のように追加分が無いのは少々淋しいが、バックパネルにはe-SATAポートが一つある。
マザーボード上で目を引くのは何と言っても大きなヒートシンクで、同じファンレスの「D510MO」のそれと比べるとかなり大きい感じがし、一部はバックパネル部分に張り出している(これはIONチップの冷却にも必要なのかな?)。
この大きなヒートシンクを装備しているためにボード上のパーツのレイアウトに制限を受けたためか、メモリはDDR3とはいえデスクトップ用の240ピンではなく、ノート用の204ピンSO-DIMMを装着するようになっている(IntelによればD525がサポートするDDR3メモリはSO-DIMMのみとなっている)。
拡張スロットとしてはPCIeの4レーン用が1本あり、他のマザーのようなPCIスロットは無い。
LANは標準でPCIe接続のGbitLANが搭載されているし、サウンドも8チャンネル対応チップ搭載でアナログの他にS/PDIF出力も備えている。
最新の機能を搭載したファンレスのATOMマザーということで魅力的なモデルだと思うが、IONチップを搭載した為か価格が実売で17,000円前後とNM10チップのみのマザーと比較すると高価なのが残念。
それでも省電力&静音でなおかつグラフィックパワーが必要なPCには適していると思う。

製品ページ:http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=iIZKMXSj0jZKiebE&templete=2

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D510MOでの動画再生

IntelのATOMマザーD510MOでPCを組んだ直後に動画を再生してみたところ、DVD-VIDEOやaviファイル等の再生に特に支障は無かったが、OSをXpからWindows7に入れ替えてからサイズの大きな(横1280ドット程度)の動画ファイル(avi,mp4共)をGOM Playerで再生するとコマ落ちや音切れが発生するようになってしまった。
mp4はQuick time playerで再生すると多少はマシだが、それでもコマ落ちや音切れは発生してしまう。
横が640~720ドット程度のサイズのファイルなら問題無く再生できるし、ブロックノイズも出ないところから単純に表示が追い付いていないものと思われる。
この辺りはIONプラットフォームのシステムには敵わないということか。
IONフラットフォームと言えばASRockからDDR3メモリ対応のATOMマザーが出たらしい。
インプレスのサイト及びメーカーの製品ページをみると少々魅力的。
IONプラットフォームによるパフォーマンスで常用PCにするにも良さげ。CPUはATOM330なので、CPU負荷の高い処理はあまりさせられないが、それでもネットやメール、動画再生といった用途には問題無いと思われる。
SATAポートを4つ備えていてLANもギガビットのカニチップを搭載しているので、小規模ファイルサーバにも良いかも。
しかもIONなのに安い!さすがASRockと言ったところかな?(笑)

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