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21.5インチのタブレット(?)が改良されたそうな

昨年の10/26付けの記事「FRONTIERの「FT103」に触ってみた」に書いたFRONTIERブランドの大型タブレット「FT103」の仕様が少々変更になり、同時に価格も少々下がるとの連絡が来た。
仕様の変更点は以前の記事で残念と書いた無線LANのIPアドレスの設定が固定に出来るようになったとのこと。
また価格も32,800円から特別価格と謳ってはいるものの29,800円に下げられている。
調べてみると他にも変更点があり、PCとHDMIケーブルで接続するとフルHDディスプレイとして使えることに加えて、USB-MicroUSBケーブルで接続することで、タッチパネルディスプレイとしても使えるようになっている(対応OSはWindows7のみらしいけど)。
この点も前回の記事では改善されないかな?と書いていたので、これは嬉しい変更点だ。
商品名も「FT103-V2」となっていて、前回の記事で紹介した旧製品はamazonでの取り扱いは無しとなっている。

FRONTIER 21.5型 タブレット Android4.0 フルHD 無線LAN Bluetooth フロンティア ◇ FT103-V2/AMZ
B009X3VBS0
amazonだと直販より安いみたいだから欲しくなってしまうなぁ(汗)。

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FRONTIERの「FT103」に触ってみた

FRONTIERブランドでPC等を販売している株式会社KOUJIROから21.5型のタブレットが発売になっている。
製品自体は以前発表されていたが、今日になって代理店の人がデモ機を持ってやって来た。
短時間だけだが触らせて貰ったので感想をば。

見た目はまず「でかい!」「薄い!」といったところ。
21.5インチのディスプレイと思えばさほど大きいわけでは無いけど、タブレットとして見ると異様に大きく見える。
実際にはmicroHDMI端子を装備しているので、タブレットとしても液晶ディスプレイとして使うことが出来る(解像度は1920×1080のフルHD)。
ただその際はタッチパネル(光学式)が使えなくなるのは勿体無い。
USB等で信号を出せればタッチパネル付きのディスプレイになると思うので、なんとか改善されないものかな?と思う。

そのタッチパネルだけど、光学式のためか最近のスマホやタブレットのような10点マルチタッチには対応しておらず、2点までの認識となっているがそれで充分なような気がする。
動作そのものも結構軽いのでプレゼンとかに使うにはちょうど良い感じかな?
搭載されているCPUはA9(デュアルコア、1GHz動作)でメモリは1GB、ストレージは8GBだがmicroSDHCスロットがあるので、増設は可能。
搭載されているOSはAndroidの4.0。

バッテリは搭載されていないので外へ持ち出しての使用には向かない(オプションで外付けバッテリが有るとか聞いたけどね)が、外出先で電源さえ確保出来れば使えるな。
重さが約5Kgなので片手で持って使うには腕を鍛えないとならず、本体裏にスタンドがあるので基本的には机の上とかに置いて使うことになると思う。

残念だったのは有線LANも無線LANもIPアドレスの手動設定が出来なかったこと(DHCPでのアドレス取得がデフォルト)。
本当は出来るのかも知れないが、設定画面ではその項目を見つけることが出来なかったので、代理店の人にメーカーに問い合わせてもらうことに。
これが出来無いと社内ではちょっと使い難いかなぁ?

IPアドレスの設定に難があるけど、反対にDHCPで済むなら欠点にはならないし、結構使いやすいガジェットじゃないかと思う。
価格も32,800円と安いので自宅用に1台欲しくなってしまった。

余談だがこの製品は発売前にタッチパネルのセンサーを当初予定のモノよりも良いモノに変更したとのことで、そのために発売が3ヶ月(だったかな?)ほど遅れてしまったとのこと。
それでも東京のほうではかなり引き合いが多いらしく、価格も当初の予定よりも低く設定されたとのことで、これはユーザーにとっては嬉しいことだと思う。

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