More from: D525

ASUSからD525+ION2のベアボーンが発売

ASUSからD525+NM10 Express+ION2の小型ベアボーンキットが発売になった。
今回発売されたのは「S1-AT5NM10E」というキットで、主な仕様は以下のとおり。
CPU:Intel ATOM D525(オンボード)
メモリ:DDR3 SODIMMスロット2基(最大4ギガバイト) #「Qualified Vendor List」を見ると16チップモジュールもOKらしい(自信無し)。
HDD:3.5インチHDD(SATAII)一基を搭載可能(SATAポートは2基あるが、片ポートはスリムDVDスーパーマルチドライブで占有)
光学ドライブ:スリムDVDスーパーマルチドライブ搭載済み
グラフィックス:ION2(GT218)VRAM DDR3 512MB搭載
LAN:10/100/1000M(RTL8111E)
無線LAN:802.11b/g/n対応カードをPCI-eスロットに搭載。Bluetooth対応。
各種ポート:アナログVGA、HDMI、USB2.0x4(リアパネル)、USB3.0x2(フロントパネル)、カードリーダー(フロントパネル)、8chオーディオ(リアパネル)他で、DVI出力は無し。
電源:65WACアダプタ
サイズ(W x H x D):267mm x 68.3mm x 196.6mm

内部の写真を見たところ、CPUの直後にファンが2基搭載されていてファンレスにはなっていないのが少々残念。
またメーカーサイトに出ている仕様では光学ドライブは非搭載となっているが、国内で発売になった製品にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されている。
販売店舗での価格は28,980円となっている。
このキットにメモリとHDDを追加してOSをインストールすればPCとして使えるようになる。
面白いことに対応OSがWindowsXpとWindows7となっており、なぜかWindows VISTAが無い。

でもなぁ、このキットとメモリ2枚とHDDを一緒に買うと4万円くらいになってしまうし、OSはバージョンによるけどWindows7 HPを選んでも5万円前後になるんだよなぁ、、、、ちと高いかも。

メーカーサイト:「S1-AT5NM10E」

←クリックしてくれると嬉しいです。

D525MWは16チップモジュールもOK?

先日ようやく本家のIntelから発売された「D525MW」は対応メモリがDDR3(SODIMM)となっている。
過去に他社から発売されたマザーでは8チップのメモリモジュールしか使用できなかったが、どうも今回のマザーは違うらしい。
ASCII.jpの記事によると、「メモリのバンク制限は解消されており、搭載できるメモリに制限はなくなっている」という記述があり、どうも8チップモジュールに限定されなくなったらしい。
自分でメーカーサイトをざっと見たところではそのような記述は見当たらなかったが、どうも私が見落としていたらしい。
16チップのモジュールを使えるのなら比較的安価なモジュールが使えるので、安く一台組むには手頃なマザーと言えそうだ。

でもなぁ、来年第一四半期に市場に出るという、VIAのnanoの新バージョン(デュアルコア、nano-c)も気になるところだなぁ・・・・・
予想ではTDPは25WとD525の倍近いけど、基本性能は高いし、チップセットの違いにより画面描画のパワーが圧倒的なのは魅力的だ。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ようやくIntelからD525マザーが出た

新型ATOMであるD510/D410を搭載したマザーがIntelから発売になったのが今年の1月7日だけど、その後継(?)となるD525を搭載したマザーは他社からは出ていたが、この度ようやく本家のIntelから発売になった。
発売になったのはデュアルコアのD525を搭載した「D525WMD525MW」とシングルコアのD425を搭載した「D425KT」の2機種。
大まかな仕様はD510を搭載したD510MOと似ているが、対応メモリがDDR3のSODIMMになったのが大きな違い(ただしシングルチャネル)。

D525が扱えるDDR3メモリモジュールは8チップ品(例えば「センチュリーマイクロ Intel Atom対応DDR3-SODIMM 2GB CD2G-SOD3U1333H」のような製品)であることが条件だったが、Intelは16チップに対応させる予定があると言っていたことがあるので「D525WMD525MW」がどうなっているかが気になるところ。
それでもIntelの認証を受けているメモリモジュールは現在のところ3種しかなく、いずれも8チップモジュールなので、未だに16チップモジュールは使えないものと思われる。

その他の仕様はD510MO及びD410PTとほぼ同じで、ネットワークインターフェイスが下位に当たるD425KTは100M迄となっていることや、USB2.0のピンヘッダがD525MWの場合3ポート分しかないところもD510MO及びD410PTと同じ。

要はD510MO(D410PT)のCPUをD525(D425)に変更し、対応メモリをDDR3に変更しただけのような製品だと思われる。
他社製のマザーのように新しいものは何も無いが、その分価格が安くD525WMD525MWの実売価格が7千円台前半から8千円弱までと、D510MOの当初価格より若干安くなっている(D425KTは6千円台前半)。

ざっと仕様だけを見たところ、D510MOから無理に乗り換える必要も無いが、新しくATOMで組むのなら選択肢に入れても良いと思う。

個人的には書いていて実際に買って試してみたくなってしまったけど、もうちょっと待ちかな?

D525WMD525MW:http://www.intel.com/products/desktop/motherboards/db-D525MW/D525MW-overview.htm
D425KT:http://www.intel.com/products/desktop/motherboards/db-d425kt/D425KT-overview.htm

Intel M/B Essential mini-ITX DDR3-800 GMA3150 VGA GbE LAN PCI x1 BOXD525MW

B0041RSC94

関連商品
シー・エフ・デー販売 CFD Elxiir DDR3 SO-DIMM PC3-8500 2GBメモリモジュール D3N1066Q-2G
NTT-ME SCR3310-NTTCom
by G-Tools

←クリックしてくれると嬉しいです。

D525搭載ベアボーンにメモリとHDDを載せた商品が発売された

9/17の記事「今度はD525+次世代ION搭載の小型ベアボーンが発売」で取り上げたD525搭載のベアボーンにメモリとHDDを搭載したPCが発売になった。
「ZOTAC ZBOX Blu-ray HD-ID34」がそれで、「ZOTAC ZBOX Blu-ray HD-ID33」に2GBのメモリと、250GBのHDD(SATA,5400rpm)を搭載したものだ。
今までは別途HDDとメモリを購入して自分で組み込まなくてはならなかったが、この製品なら手元に届いたらそのままOSのインストール作業に入ることが出来る。

詳しい仕様等はメーカーサイトを見て貰うとして、気になるのは搭載されているメモリ(DDR2-800)が1枚なのか2枚なのかというところ。
どうも製品写真で見る限りは2枚載っているようなので、1GBが2枚なのだろう。
つまり仕様上の最大容量である4GBに増設したい場合は、標準搭載のメモリを外さなくてはならないということ。
メモリを増やしたいという人は最初からメモリ無しのモデルを買えば済むことで、このモデルはそのままの仕様で使う人向けということか。
ただ秋葉原での実売価格が64,800円ということで、メモリ非搭載モデル+HDD(実売で4,500円強)+メモリ(実売で2,000円程度×2枚)より安くなる可能性があるので、その場合はお買い得と言うことになるし、組み立ての手間が要らないのはメリットだ。

このままの仕様でもWindows7をインストールすれば手軽にBlu-ray再生PCとして使えるようになるが、それだけに使うには少々高価過ぎる気がする。

←クリックしてくれると嬉しいです。

厚さ23cmのマザーボードだとぉ?!

先週末に発売になったGiada製のMini-ITXフォームファクタのマザーボード「MI-ION2」は実測での厚みが僅か23mmと薄いらしい。
このマザーを紹介した記事には何故か「実測約230mm」といった表記があるが、これは単なる間違いだと思われる(まさか1cm=100mmと思っている訳ではあるまい)。

このマザーの最大の売りはこの「薄さ」と言えると思うが、他にも次世代ION採用によりグラフィックパワーに余裕がありBlu-rayの再生にも対応している点や、拡張スロットの数(Mini PCI-Eが2スロット。ただし、基板の裏面に実装)も特徴と言えると思う。
23mmという薄さを実現するためにCPUやチップセット(NM10)及びIONチップの冷却はファンレスとはならず、冷却ファンによる強制空冷システムを採用している。
他にもIOパネルのレイアウトが変則的で、サウンド関係のジャックが2つ横並びになっていたり、アナログVGAポートが無かったり(DVI-IとHDMIポートのみ)するが、これは特に困ることは無いだろう。
対応メモリは(D525搭載にも拘わらず)DDR2-SODIMMで、2スロット合計4GBまで搭載可能。
価格は実売で18,000円程度らしいので、ATOM D525+次世代IONで他人とは一味違うマザーが欲しい人にはうってつけかもしれない(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ATOM D525搭載でDDR2メモリ仕様のマザーが出た

FoxconnからIntel ATOM D525/D425を搭載しながらも、DDR2メモリが使えるMini-ITXマザーが出た。
製品は「D52S」「D42S」の2種類で、製品名から推測できるよう「D52S」がD525を、「D42S」がD425をそれぞれ搭載している。
今までに発売されたD525搭載マザーは全てDDR3メモリ仕様となっていて、DDR2が使えるマザーはこの製品が初となる(ついでに書くとD425搭載製品も初)。
#ベアボーン製品では「ZOTAC ZBOX Blu-ray HD-ID33」のようにDDR2仕様の製品がある。

D525はD510の上位CPUでクロックが1.66GHzから1.8GHzに上がり、DDR3メモリに対応した点しか違いが無いので、この製品はD510搭載品に比較してもクロックが上がったことしか違いが無い。
折角DDR3に対応しているCPUを搭載しているのに勿体無いとは思うが、D525では使えるDDR3の2GByteモジュールに制限がある(8チップモジュールしか使えない)ので、その制限が無いDDR2のメモリを使えるのはありがたい。
#Intelでは16チップモジュールも使えるようにする予定らしいが、、、、、

チップセットはNM10でION搭載では無いのでパフォーマンス的には本当にD510のクロックアップ版といった感じか。
冷却はD42Sのみファンレスで、D52Sのほうはファンを搭載しているのが少々残念。
その他、LANは両モデルともGb対応で、サウンドも5.1Ch&S/PDIF搭載、ストレージはSATAIIポートが2つあり、USB(2.0)ポートも合計8個(バックパネルに4つ、ピンヘッダが2つで4ポート分)ある等他のメーカーの製品と変わらない。
価格がシングルコアのD42Sで7千円強、デュアルコアのD52Dで8千円台半ばと安価なので、余っているDDR2メモリを使って手軽に組むにはちょうど良い製品かも。
ファンレスに拘らないならIntelのD510MOを買うよりD52Sのほうが良いかもしれない(性能の違いはCPUクロックのみ)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ATOM D525採用の超小型PCをエイサーが発売予定

日本エイサーはIntelの省電力CPUである「ATOM D525」を採用した超小型PC「Aspire Revo 3700(ASR3700-N12C)」を9/17に発売すると発表した。
スペックは
CPU:ATOM D525(クロック1.8GHz、デュアルコア、HT対応)
メモリ:2GB(DDR3 SO-DIMM 1Gx2、メモリスロット2本、空きスロット無し)
HDD:320GB(5400rpm、SATA2、2.5インチ)
グラフィックス:nVidia ION2(VRAM 512MB)
光学ドライブ:非搭載
OS:Windows7 Home Premium
有線LAN:Gbitイーサ搭載
無線LAN:802.11b/g/n対応
電源:ACアダプタ(65W)
サイズ:35 x 195 x 195 mm(W x D x H) (参考:A4用紙のサイズが210 x 294 mm)
となっている。
この他メモリカードリーダーが搭載されており、上面に2ポート背面に4ポートのUSB2.0ポートが搭載されている。
VGA出力はD-sub15pinとHDMIの両方が用意されている(Dual Link DVIには非対応)。
なにせ小さくて軽い(質量は約830g)ので、置き場所には困らないだろう。
価格は46,800円前後が予想されている。
少々気になるのは入力装置として「ワイヤレス キーボード/マウス」の記述があるが、付属品にはワイヤレスのキーボード/マウスの記述が無いこと。
前モデルのASR3600-A34の仕様には付属している表記があるので、単なる記述漏れなのだろうか?それとも別売りなのだろうか?

製品詳細:http://www.acer.co.jp/acer/product.do?link=oln85e.redirect&changedAlts=&kcond48e.c2att101=-1&CRC=2759084358#

←クリックしてくれると嬉しいです。

16チップでも動作した

9/8付けの記事「AT5IONT-I用のメモリモジュール」に、D510のメモリモジュールについて、
”DDR2の場合はRawcard type C,D,Eをサポートするとのことなので、やはり8チップまでらしい(少々自信無し)。”
と書いたので、その後自宅のD510MOで試してみた。
まず自宅で余っていた2GBのモジュールを見ると見事に16チップ品だった。
次にケースを開けて現在挿してある1GBのモジュールを見ると、なんとこれも16チップのモジュール。
ってことは試すまでも無く16チップ品でも動くんじゃない(笑)。
念のため2GBのモジュールに入れ替えてみると、なんの問題も無く動作した。
つまりD510はDDR2のみ対応だけど、16チップモジュールでも動作するってことで、先の記事は間違いだったということ。
仕様書を良く理解できなかったのが間違いの原因だった。
ということは同じ仕様のD410も同じだし、D425やD525もDDR2を使う分にはD510と同じだということだな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

AT5IONT-I用のメモリモジュール

先週発売されたASUSのATOMマザー「AT5IONT-I」はメモリとの相性があるらしい。
今週になって同マザーに対応した仕様の2GBメモリモジュールが発売になった(ショップでは同マザー対応として販売しているらしい)。
仕様上使えるメモリモジュールはDDR3のSO-DIMMなのだが、1モジュール当り8チップのモジュールはOKだが、16チップのモジュールはNGとのこと。
これはIntelのATOM D400及びD500シリーズの仕様で、1チップの構成が64Mx16(1Gb)・128Mx8(1Gb)・128Mx16(2Gb)・256Mx8(2Gb)で、チップ数が8個のモジュール(JEDEC Rawcard type A or B)のみ対応しているとのこと。
代理店(ユニティ)のサイトには2GBのモジュールに多い16個のチップを載せたモジュールでは動作しないことが明記されているので、メモリを購入する際は注意をしなくてはならない(自分の不注意で非対応のメモリを買ってしまった場合は交換してもらえないこともある)。

と、ここまで書いてから思ったが、D500シリーズと言うことはD510にも当て嵌まるのかな?と思ってデータシートを見たら、DDR2の場合はRawcard type C,D,Eをサポートするとのことなので、やはり8チップまでらしい(少々自信無し)。
さて、自宅で余っている2GBのモジュールはどうだったかな?
#その後試したところ、D510は16チップでも動作することが確認できた。

←クリックしてくれると嬉しいです。

今度はファンレスのD525マザーが出た

Intelの省電力CPUであるATOMのD525を搭載してDDR3メモリに対応したマザーがまた発売になった。
先日GIGABYTEから発売された「GA-D525TUD」はCPUの冷却用に小型のファンを搭載していたが、今度ASUSから発売になったのは初のファンレスマザーとなる「AT5IONT-I」だ(フォームファクタはMini-ITX)。
CPUがATOMのD525(クロック1.8GHz、デュアルコア、DDR3メモリ対応)であることとチップセットがNM10 Expressであることは「GA-D525TUD」と同じだが、グラフィックス用にnVidiaの新世代IONチップを搭載している(VRAMは512M)。
このためVGA出力はDVI-DとHDMIのみとなり、アナログVGA出力は無い。
他にはUSB3.0をサポートしており(コントローラはNEC製)バックパネルにはUSB3.0のポートが2つとUSB1.1/2.0のポートが2つ、マザーボード上にUSB1.1/2.0用のピンヘッダ(2ポート分)が装備されている。
SATAポートは2つとNM10チップセットの仕様通りとなっていて、「GA-D525TUD」のように追加分が無いのは少々淋しいが、バックパネルにはe-SATAポートが一つある。
マザーボード上で目を引くのは何と言っても大きなヒートシンクで、同じファンレスの「D510MO」のそれと比べるとかなり大きい感じがし、一部はバックパネル部分に張り出している(これはIONチップの冷却にも必要なのかな?)。
この大きなヒートシンクを装備しているためにボード上のパーツのレイアウトに制限を受けたためか、メモリはDDR3とはいえデスクトップ用の240ピンではなく、ノート用の204ピンSO-DIMMを装着するようになっている(IntelによればD525がサポートするDDR3メモリはSO-DIMMのみとなっている)。
拡張スロットとしてはPCIeの4レーン用が1本あり、他のマザーのようなPCIスロットは無い。
LANは標準でPCIe接続のGbitLANが搭載されているし、サウンドも8チャンネル対応チップ搭載でアナログの他にS/PDIF出力も備えている。
最新の機能を搭載したファンレスのATOMマザーということで魅力的なモデルだと思うが、IONチップを搭載した為か価格が実売で17,000円前後とNM10チップのみのマザーと比較すると高価なのが残念。
それでも省電力&静音でなおかつグラフィックパワーが必要なPCには適していると思う。

製品ページ:http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=iIZKMXSj0jZKiebE&templete=2

←クリックしてくれると嬉しいです。