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A21m分解

現在A2xm(2628型番のThinkPad)のジャンクが4台ほどある。
5月15日の日記に「175エラー(CRCエラー)の出るシスボにこのシスボのEEPROMを移植したら動くものが出来るのではないだろうか、と思いついたのでそのうちやってみようと思う。」
と書いたが、そのためにEEPROMの場所を調べようと思い、手始めにA21mの1台を分解してみた。
175エラーの原因と思えるEEPROMチップはシスボの裏側に付いていると思われるので、下半身からシスボを外すまで分解しなければならない。
分解手順はLENOVOのサイトからダウンロードできる保守マニュアルを参考にすれば良いが、肝心のEEPROMの場所は目視で探すしかない。
で、下は分解途中のシスボとEEPROM近辺の写真。

液晶ユニットとキーボードベゼルを取り外したA21mの下半身。真ん中のやや上にある白い四角形がCPUソケット。

液晶ユニットとキーボードベゼルを取り外したA21mの下半身。真ん中のやや上にある白い四角形がCPUソケット。


上の写真の状態からFDDユニット、PCカードスロット、ウルトラベイ2000ユニットを外した状態。左側の白丸の裏辺りに目的のEEPROMがある。

上の写真の状態からFDDユニット、PCカードスロット、ウルトラベイ2000ユニットを外した状態。左側の白丸の裏辺りに目的のEEPROMがある。


シスボをボトムケースから外して裏返したところ。右側の白丸の中にEEPROMの24RF08がある。

シスボをボトムケースから外して裏返したところ。右側の白丸の中にEEPROMの24RF08がある。


EEPROMの24RF08近辺のアップ。左に見えるのは定規の目盛り。これを見ると如何に小さいチップであるかが分かる。

EEPROMの24RF08近辺のアップ。左に見えるのは定規の目盛り。これを見ると如何に小さいチップであるかが分かる。


4枚目の写真でも分かるとおり、目的のチップは小さく、足の間隔が0.5mm程度なので、半田付け作業は(私には)少々難度が高い。
しかも近年は近くのものが見え難くなってきているので、なおさら辛い。
という訳で、今日のところは分解しただけで終わり。
うーん、EEPROMの張替えはどうしようかなぁ?

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もう1台のA20m

昨日書いた日記の続き。
先日ジャンクとして購入してきたA21m(2628-31J)の内「勝手に電源が切れる時がある」ほうのものは、CPUをPentiumIII750MHz(以前T22に載せていて、T22のCPUを交換した際に余って出てきたもの)に載せ換えた。
こちらもCPUの冷却機構としてLCDユニットの裏側に放熱板が必要なので、もとのLCDユニットから放熱板を(文字通り)剥がして移植した。
放熱板がLCDユニットのケースに両面テープで貼り付いていたので、剥がすのに苦労したがなんとか移植は出来た。
移植完了後に電源を入れるとCPUをPentiumIII600MHzとして認識している。SpeedStepに対応していないのは先の1台で判っているので予想はできた。
HDDを搭載して起動するとOS(Linux)の起動途中で突然電源が切れてしまう。
何度試してもbootプロセスの同じ箇所で落ちてしまうことから、ソフトウェア的な原因があるのでは無いか?
購入直後にWindows2000の入ったHDDから起動した際は、起動途中でブルースクリーンが出て止まってしまう(チップセットが違うためbootデバイスであるHDDにアクセスできないとのエラーが発生してしまう)状態だった。
同じことがLinuxでも起きているのかと思い、Linuxインストール用CD-ROMから起動したが、やはり起動途中で電源が落ちてしまう。
やはりこちらもジャンクだったかということで、それ以上は検証していないが、こちらも復活させることが出来ないかいろいろ試してみよう。

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またまた外れ

昨年11月16日付けの日記に書いたが、PCネットで購入したThinkPad A21mは175エラーで起動できなかった。
先日(5月12日)に今度はDo~夢でA20m(2628-31J,Celeron500MHzモデル)を2台購入してきた(735円と840円で計1575円)。
どちらもジャンク品で、片方は電源が入らない、もう片方は勝手に電源が切れることがある、という説明の付いていたもの。
帰宅後にチェックしたが、両方ともきちんと電源も入りBIOSの設定画面での設定変更も可能であった。
これはラッキーと思い「電源が入らない」となっているほうに以前175エラーで起動しなかったA21m(2628-G2J,PentiumIII800MHzモデル)からCPUを外して来て交換した。
最初はCPUのみの交換で済むかと思ったが、PentiumIIIモデルは放熱の為にヒートシンクも若干大きさや構造が違い、さらにヒートシンクからヒートパイプが伸びていて、液晶ユニットの裏側にある放熱板につながっていたので、これも移植する必要があった。
ならばと液晶ユニットごと交換したが、キーボード上部のカバーにあるヒートパイプを通すためのスペースがCeleronモデルでは埋められていて、このカバーも交換し、さらに液晶のサイズが違うため結局キーボードベゼル迄交換する羽目になり、そのせいでHDDのカバーが少々はみ出すことになってしまった。
で、組み替え完了後に電源を入れてみるとCPUがPentiumIIIの650Mhzと認識されている。つまりシスボがSpeedStepに未対応ということだ。
まぁこれは仕方が無いのでこれはあきらめるとして、メール端末としているA21e(2655-42J)からHDDを外して載せ換えたところ、電源が入らなくなってしまった(泣)。
やはりジャンクはジャンクということか、、、、、
なんとか動作させられないかと考えたところ、175エラー(CRCエラー)の出るシスボにこのシスボのEEPROMを移植したら動くものが出来るのではないだろうか、と思いついたのでそのうちやってみようと思う。
残る1台もCPU交換をしたが、これについてはまた後日。

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