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1台復活

今まで4台買っていずれもまともに動作しなかったThinkPadのA2xm(2628型番)。
内訳はA20m(2628-31J)が2台、A21m(2628-G2J)が2台で、A21mは2台とも175エラー、A20mは気まぐれにしか起動しないというジャンク品。
それでも懲りずにまたA21m(2628-F7J)を童夢にて購入してしまった。
今回のは液晶が黄色味を帯びている程度の軽いジャンク品とのことなので、期待してみた。
購入後の動作チェックでは問題なく起動し、BIOSの設定も可能という結構まともなジャンク(?)だった。
メモリは256M1枚と128M1枚の合計384Mが入っているし、ACアダプタも付属という結構なお買い得品だったと思う。
#ただしバッテリーは充電不可だったので、他のA20mのと交換した。
15インチの液晶は最初から他のジャンクから移植するつもりだったので、真っ先に交換した。
CPUはPentiumIIIの750MHz(SL4K2)が入っていたが、これもG2Jに入っていて31Jに移植していた800MHz(SL4GT)と交換。
光学ドライブもCD-ROMドライブからG2Jに入っていたDVD-ROMドライブに交換。
というわけですっかりF7Jでは無くなってしまったA21mだが、HDDをメール専用端末にしているA21e(2655-92J)から移植してメール用端末にするつもり。
2655型番のA21e(i1800を含む)はチップセットが440MXのため、メモリの最大容量が256Mと少なくXの動作が重たく感じる。
440BXを積んでいる2628型番ならば256M2枚で最大512Mまで搭載できるので、少しは動作が軽くなると思う。
まだ先に書いたように液晶とCPUの交換しかしておらず、実際にOSを入れての動作確認はしていないが、明日にでもHDDのスワップをしてみるつもり。

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A21m分解

現在A2xm(2628型番のThinkPad)のジャンクが4台ほどある。
5月15日の日記に「175エラー(CRCエラー)の出るシスボにこのシスボのEEPROMを移植したら動くものが出来るのではないだろうか、と思いついたのでそのうちやってみようと思う。」
と書いたが、そのためにEEPROMの場所を調べようと思い、手始めにA21mの1台を分解してみた。
175エラーの原因と思えるEEPROMチップはシスボの裏側に付いていると思われるので、下半身からシスボを外すまで分解しなければならない。
分解手順はLENOVOのサイトからダウンロードできる保守マニュアルを参考にすれば良いが、肝心のEEPROMの場所は目視で探すしかない。
で、下は分解途中のシスボとEEPROM近辺の写真。

液晶ユニットとキーボードベゼルを取り外したA21mの下半身。真ん中のやや上にある白い四角形がCPUソケット。

液晶ユニットとキーボードベゼルを取り外したA21mの下半身。真ん中のやや上にある白い四角形がCPUソケット。


上の写真の状態からFDDユニット、PCカードスロット、ウルトラベイ2000ユニットを外した状態。左側の白丸の裏辺りに目的のEEPROMがある。

上の写真の状態からFDDユニット、PCカードスロット、ウルトラベイ2000ユニットを外した状態。左側の白丸の裏辺りに目的のEEPROMがある。


シスボをボトムケースから外して裏返したところ。右側の白丸の中にEEPROMの24RF08がある。

シスボをボトムケースから外して裏返したところ。右側の白丸の中にEEPROMの24RF08がある。


EEPROMの24RF08近辺のアップ。左に見えるのは定規の目盛り。これを見ると如何に小さいチップであるかが分かる。

EEPROMの24RF08近辺のアップ。左に見えるのは定規の目盛り。これを見ると如何に小さいチップであるかが分かる。


4枚目の写真でも分かるとおり、目的のチップは小さく、足の間隔が0.5mm程度なので、半田付け作業は(私には)少々難度が高い。
しかも近年は近くのものが見え難くなってきているので、なおさら辛い。
という訳で、今日のところは分解しただけで終わり。
うーん、EEPROMの張替えはどうしようかなぁ?

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もう1台のA20m

昨日書いた日記の続き。
先日ジャンクとして購入してきたA21m(2628-31J)の内「勝手に電源が切れる時がある」ほうのものは、CPUをPentiumIII750MHz(以前T22に載せていて、T22のCPUを交換した際に余って出てきたもの)に載せ換えた。
こちらもCPUの冷却機構としてLCDユニットの裏側に放熱板が必要なので、もとのLCDユニットから放熱板を(文字通り)剥がして移植した。
放熱板がLCDユニットのケースに両面テープで貼り付いていたので、剥がすのに苦労したがなんとか移植は出来た。
移植完了後に電源を入れるとCPUをPentiumIII600MHzとして認識している。SpeedStepに対応していないのは先の1台で判っているので予想はできた。
HDDを搭載して起動するとOS(Linux)の起動途中で突然電源が切れてしまう。
何度試してもbootプロセスの同じ箇所で落ちてしまうことから、ソフトウェア的な原因があるのでは無いか?
購入直後にWindows2000の入ったHDDから起動した際は、起動途中でブルースクリーンが出て止まってしまう(チップセットが違うためbootデバイスであるHDDにアクセスできないとのエラーが発生してしまう)状態だった。
同じことがLinuxでも起きているのかと思い、Linuxインストール用CD-ROMから起動したが、やはり起動途中で電源が落ちてしまう。
やはりこちらもジャンクだったかということで、それ以上は検証していないが、こちらも復活させることが出来ないかいろいろ試してみよう。

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またまた外れ

昨年11月16日付けの日記に書いたが、PCネットで購入したThinkPad A21mは175エラーで起動できなかった。
先日(5月12日)に今度はDo~夢でA20m(2628-31J,Celeron500MHzモデル)を2台購入してきた(735円と840円で計1575円)。
どちらもジャンク品で、片方は電源が入らない、もう片方は勝手に電源が切れることがある、という説明の付いていたもの。
帰宅後にチェックしたが、両方ともきちんと電源も入りBIOSの設定画面での設定変更も可能であった。
これはラッキーと思い「電源が入らない」となっているほうに以前175エラーで起動しなかったA21m(2628-G2J,PentiumIII800MHzモデル)からCPUを外して来て交換した。
最初はCPUのみの交換で済むかと思ったが、PentiumIIIモデルは放熱の為にヒートシンクも若干大きさや構造が違い、さらにヒートシンクからヒートパイプが伸びていて、液晶ユニットの裏側にある放熱板につながっていたので、これも移植する必要があった。
ならばと液晶ユニットごと交換したが、キーボード上部のカバーにあるヒートパイプを通すためのスペースがCeleronモデルでは埋められていて、このカバーも交換し、さらに液晶のサイズが違うため結局キーボードベゼル迄交換する羽目になり、そのせいでHDDのカバーが少々はみ出すことになってしまった。
で、組み替え完了後に電源を入れてみるとCPUがPentiumIIIの650Mhzと認識されている。つまりシスボがSpeedStepに未対応ということだ。
まぁこれは仕方が無いのでこれはあきらめるとして、メール端末としているA21e(2655-42J)からHDDを外して載せ換えたところ、電源が入らなくなってしまった(泣)。
やはりジャンクはジャンクということか、、、、、
なんとか動作させられないかと考えたところ、175エラー(CRCエラー)の出るシスボにこのシスボのEEPROMを移植したら動くものが出来るのではないだろうか、と思いついたのでそのうちやってみようと思う。
残る1台もCPU交換をしたが、これについてはまた後日。

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