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「MRJ」の初飛行が実施された模様

今日の午前に予定されていた三菱の新型ジェット旅客機「MRJ」の初飛行が無事に開始された模様だ。
午前8時半からネット配信での生中継が行われており、9:37分には無事離陸したとなっている。
10時現在は飛行中で着陸は11時過ぎを予定しているので、もうじき降りて来ると思われる。
着陸の様子も生配信される予定なので、見れたら見てみようかな?

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「MRJ」が明日初飛行の予定

三菱重工が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ」の初飛行がいよいよ明日11/11に実施される予定。
と言っても、今まで5回にわたって延期されてきたので、ある意味「またか」と思ってしまうのも事実。
国産のジェット機という点では初では無いが、旅客機としては往年の名機「YS-11」以来で、ジェットとしては初めての機体となる。
三菱は小型のビジネスジェット「MU-300」(1978年初飛行)があったが、様々な事情でビジネスとしては失敗しており、その後航空機産業からは半ば手を引いていた。
今回は日本の政府及び航空機産業界から大きな機体を受けて開発した機体なので、ぜひとも成功して欲しいと思う。
まずは明日の初飛行が予定通り無事に実施されることを祈りたい。

ちなみに明日の初飛行に向け、異例ながら実施される県営名古屋空港の展望デッキ等付近の展望施設が軒並み閉鎖されているうえ、見物のために空港に来るのはやめて欲しいとされており、初飛行を見たい人は三菱がネットで生中継するのを見るしか無さそうだ。

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「アブロ ヴァルカン」と言えば

先の記事に書いた「アブロ ヴァルカン」というと、戦後のイギリス空軍で核抑止力として運用された爆撃機だ。
その任務上核弾頭を搭載することがあるわけで、それをネタにした映画に出たこともある。
イアン・フレミング原作の映画「007」シリーズ第四作目の「サンダーボール作戦(Thunderball)」に核弾頭を搭載したまま行方不明となる爆撃機として登場したのがこの「アブロ ヴァルカン」。
イギリス空軍には他にも「ヴァリアント」、「ヴィクター」といった機体があったが、最も機数が多かったのが「ヴァルカン」なので使われたのだろうか?

この映画のリメイク版である「ネバーセイ・ネバーアゲイン(Never Say Never Again)」(1983年公開)は製作年代が新しいので、当時米空軍の最新鋭爆撃機である(どころか実戦配備前の)「B-1」が使われたが、実際の映像は模型を使ったSFXで作られた。

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「アブロ ヴァルカン」ってまだ飛ぶのがあったんだ・・・

イギリス空軍の核爆弾搭載可能な爆撃機「アブロ ヴァルカン」がアストンマーティンのスポーツカー「ヴァルカン」のプロモーション映像に登場した。
この「アブロ ヴァルカン」は初飛行が1952年と60年以上も前の古い機種で、現役の飛行隊からは1984年に全機が退役している。
そんな機体が今でも飛んでいるのでちょっとビックリしたが、調べてみると退役後に展示してあった機体を再度飛行可能な状態にしたらしく、2007年から展示飛行を行っていたらしい。
その最後の一機も今年限りで飛行をやめ、今後は博物館で展示されることになっている。

アストンマーティン「ヴァルカン」の名前はこの機体から取っているということで、今回のプロモーション映像に登場させたとのことだ。

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新千歳空港の発着枠が拡大されるかも?

北海道の空の玄関口である新千歳空港の発着枠を拡大するため国土交通省が検討に入った。
現在1時間当たり32回の発着枠を42回に拡大する方向。

新千歳空港は隣接する航空自衛隊千歳基地にある千歳飛行場と同様に航空自衛隊が管制業務を担当している。
現在は両方の滑走路を同時に使うことが出来ないので、自衛隊機の離着陸時には民間機の離発着が出来ないが、これを両滑走路同時に使用することを可能にすることで発着枠の拡大を図る。
現在の1時間当たりの発着枠は民間機32回で自衛隊機が10回となっているので、同時利用が可能になると42回となる。

隣接する滑走路を同時に使用するためには滑走路の間隔が1310m以上あることが条件だが、新千歳空港と千歳飛行場の滑走路の間隔はおよそ1500mあるため条件を満たしている。
国内でこの条件を満たして運用されているのは羽田と成田の両空港で、同時に離発着する光景が見られる。

民間機と自衛隊機では進入や離陸時の管制誘導の方式が異なるということで、これまでは同時進入を認めていなかったが、今後安全性などの調査を2016年度まで行い調査結果を検証する。
調査では夏季と冬季の計二ヶ月間に民間機と自衛隊機の合計で約千機の航跡を調べ同時進入時の安全性や、同時進入を可能にした場合にどれくらい発着枠が拡大出来るかを検証するとなっている。

発着枠が増えるとお盆や正月等の利用者が増える時期に増便が可能となり席が取りやすくなる等のメリットが考えられる。
一方で増枠分をどの航空会社に割り当てるかで一悶着がありそうだな(汗)。

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千歳上空のブルーインパルス

7/19の千歳基地航空祭でブルーインパルスの曲技飛行は天候のため中止となってしまった。
楽しみにしていた人も多いと思うが、雲が多かったり雲が低い場合はたとえ飛行をしても全体を見ることが出来ないし、さらには危険でもあるので仕方の無いところだ。
なので当日ブルーインパルスの飛行を見ることは出来なかったが、実はその前々日の7/17には千歳基地上空で練習飛行をしており、この日は晴天だったので青空にきれいなスモークを引いて飛ぶ姿を見ることが出来た(人もいる)。
私はその日は仕事だったので見に行くことは出来なかったが、妻がちょうど基地の近くの商業施設に行っていてたまたま見ることが出来、その際に一枚だけ撮影して来てくれた写真をトリミングしたのが下の写真。
blueimpulse
この日は空はきれいに晴れていたのだけど、同時に撮って来てくれた動画を見ると風が強かったらしく、スモークが結構流されていた。
それでもこんな青空をバックに飛行するT-4ブルーを見られたなんてちょっと(いや、かなり)羨ましいぞ(笑)。

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やはり中止になっていたか・・・

昨日航空自衛隊千歳基地で基地祭が行われた。
生憎朝からの曇り空で、目玉だったブルーインパルスの曲技飛行はキャンセルになったらしい。
それでもF-15や政府専用機(ボーイング747-400)等の展示飛行は行われ、今回のゲストの室屋義秀さん(レッドブルエアレースに出場している唯一の日本人パイロット)のアクロも行われたとのこと。
結局ブルーインパルスの飛行は本番当日の前に行ったリハーサルだけだったということになるなぁ。

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ブルーインパルスは練習中らしい

千歳に行っている妻によると、千歳の上空を航空自衛隊のブルーインパルスの飛行機が飛んでいるとのこと。
単に飛んでいるだけでは無くて明後日の基地祭で披露する展示飛行に向けて予行演習を行っているらしく、背面飛行で飛んでいる様子が見られたと言っていた。
今日は天気も良いし飛行日和だろうから、下からも良く見えるんだろうなぁ・・・
あー、仕事なんか休んで一緒に行けば良かったよー(無理です!)。

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千歳の基地祭も今週末

今週末に行われるのは「JOIN ALIVE」だけじゃなく、千歳では航空自衛隊千歳基地において「千歳基地航空祭 2015」が行われる予定。
こちらは毎年この時期に行われており、来場者数は数万人から十数万にもなる北海道でも有数の集客数を誇るイベントだ。
こちらも天候の影響を受けるイベントで、私も十数年前に行った時は雨こそ降らなかったが雲が低くてT-4ブルーの展示飛行を始めいくつかの展示飛行がキャンセルされてしまった。
今年は台風の影響で雲が多めとなる予報が出ているので、最悪の場合は地上展示がメインになるかも?

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大間から三沢へ

旅行二日目の昼食を大間崎の「大間んぞく」さんで頂いた後は本州最北端の大間崎で記念撮影をお土産の購入をした。
この頃には青空も広がり海の向こうには北海道(亀田半島)が見えそうな感じ。
天気は良い割りに風が強く少々肌寒かったけど眺めは良かったなぁ。

あまり長居も出来ないので車に戻って八戸に向けて出発した。
途中で三沢の「寺山修司記念館」と「航空科学館」に寄る予定だったので、ナビにセットしてその指示に従って車を走らせた。
途中でナビの地図に無い道路があったりして戸惑ったが、横浜町の道の駅に立ち寄った後でなんとか「寺山修司記念館」に到着。
ここで一旦妻を降ろして私は子供を乗せたまま「航空科学館」向かった。
駐車場に車を停め、まずは屋外に展示してある機体を撮影しに行った。
GoogleMapsの航空写真で見た通りF-16やF-104,T-2,T-2ブルーインパルス使用機体,F-1,F-4等々が並んでいて、結構目を楽しませてくれた。
F-104J
F-4EJ
T-2
F-1
T-2Blue
F-16
写真は上から「F-104J」「F-4EJ」「T-2」「F-1」「T-2 BlueImpuls」「F-16A」。

これらの屋外展示機を見ていたら放送で「海軍零式艦上戦闘機(零戦:日本軍ではゼロ戦と呼んだことは無い)」と「陸軍一式双発高等練習機(キ-54、一式双発高練)」の特別展示は間もなく終了すると言うではないか。
え?そんな展示をやってたの?と驚き、時計を見ると展示終了まで30分も無かったので慌てて屋内に入り、入場券(常設展示+特別展示で合計920円)を買い展示室に入った。
ところが目当ての特別展示が見当たらないので入口に戻って展示場所を訊いて展示場所となっている部屋に入るとそこには・・・
「零戦」は映画「永遠の0(ゼロ)」で撮影に使われた実物大模型だったが、「キ-54」は1943年(昭和18年)に十和田湖に墜落し2012年9月5日に引き揚げられた機体。
ある程度のレストアはされていて機体の外見はかなり修復されているが、長期間湖底に沈んでいた(割には腐食は少ないが)ためかなりボロボロ。
ただ展示機体の周囲には補機類や座席等も展示されており、貴重な資料となっている。
この青森県立三沢航空科学館ではこの機体の修復&保存のための費用を寄付金で募集していて、私も僅かではあるが寄付をさせて貰って来た。
ki-54

展示終了の時刻となったので展示室をあとにしようとしたところ、入ったのが終了間際だったので係の方がご厚意で5分ほど余分に時間を下さり、おかげでより多くの写真を撮ることが出来た。
係員の方、どうもありがとうございました。

特別展示を見た後は常設展示のほうを少し見て回ったが、こちらも時間が無かったので少ししか見ることが出来ず少々残念。
展示の中には体験型の展示もある(屋外のF-104のコクピットに座ることも出来るらしい!)ので、再度訪問してじっくりと見て回りたいと思った。

常設展示室から出たところで妻からも見終わったとの連絡が来たので、航空科学館をあとにして・・・と思ったら子供のおむつが大変なことになっていたので、車の中でおむつを替えてから妻の待つ「寺山修司記念館」に向かい、その後で八戸に向けて再度車を走らせた。

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