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.lnk(ショートカット)が特定のプログラムに割りついてしまったのを復旧

以前から現場のPCの一台(OSはWindows7pro)でソフトが起動できなくなったとのことでSOSが来ていた。
今日になってようやくそのPCが手元に来たので早速チェックしてみるとプログラムの実行ファイル(.exe)へのショートカットのアイコンが全て「ら~くらく電話帳」のアイコンに変わっていた。
つまりどのショートカット(スタートメニュー上のものを含む)をクリックしてもこの「ら~くらく電話帳」が起動してしまい、目的のプログラムが起動しない状態。
幸い関連付けがおかしくなっていたのは拡張子が「.lnk」のファイルだけのようで、その他の「.url」とかは無事な様子。
このトラブルに関しては以前から連絡を受けていて解決策は既にネットで調査しておいたので実際にそれらの手順を試してみることにした。

まず最初に試したのはコマンドプロンプトから
「assoc .lnk=lnkfile」
を実行すること。
手順は
スタートボタンから検索ボックスに「cmd」 と入力してCtrl+Shift+Enterを押してコマンドプロンプトを”管理者権限で(ここ大事)”起動。
起動したコマンドプロンプトで上記のコマンドを実行。
とこれだけ。
ところが今回はこれだけでは直らなかったのでレジストリエディタで余分なエントリを削除する必要があった。

Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」画面を表示し、regedit と入力し[OK]をクリックしてレジストリエディタを起動。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.lnk\UserCoiceキーがあればキーごと削除。
その後ログオフしてログオンしなおすとデスクトップ上のショートカットのアイコンが元のプログラムのアイコンに戻っていて、ダブルクリックするときちんと正しいプログラムが起動したのでこれで一応は解決した。

何故こんなことが起きたかは不明だが、不正に関連付けされていた「ら~くらく電話帳」のインストール時にでも間違った操作をしたのではないかと思われる。
また人為的に手動で既定のプログラムを変更することが出来、手順は以下の通りで結構簡単。
「コントロールパネル」→「あるファイルの種類を特定のプログラムでオープン」をクリックすると拡張子ごとに既定のプログラムを変更することが出来る。
ここで「.lnk」を選択して「プログラムの変更…」というボタンを押すと既定のプログラムを変更することが可能。
まさか現場でこんな作業をしたとは思えないが、こんなに簡単に関連付けの変更が出来るのもどうかと思うなぁ、、、

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ショートカット(.lnk)を特定のプログラムに関連付けしてしまったらしい

現場のPCで「あるソフトが入っていない」という連絡が来た。
最初はデスクトップにある筈の起動用ショートカットが消されてしまったのかと思い、スタートメニューから実行ファイルを探して「右クリック」→「送る」→「デスクトップ(ショートカットを作成)」でショートカットを再作成して貰った。
ところが出来上がったショートカットには名前に(2)の文字が付いているとのことなので、元のショートカットは無くなっていないことが判明。
ならば何故ソフトが起動できないのかと思ったが、話を聞いていくとショートカット(拡張子.lnk)が特定のソフトに関連付けされてしまっているらしいことが見えてきた。
これ以上は現場の人では対処が無理なので、私の手元に持って来て貰う様にお願いしたので、届いたら状態をチェックして対処することになった。
直し方をググってみたらいくつかのサイトがヒットしたので、先ずは一番簡単な方法(コマンドプロンプトから”assoc .lnk=lnkfile”を実行)から試してみるつもり。
さぁて、どんな状態になっているのかな?不謹慎だがちょっと楽しみでもあるな(汗)

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