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「ファイナンスアレンジ」と言っても様々なケースがあるんだなぁ

「ファイナンスアレンジ」というのは資金調達のための調整というか、ぶっちゃけ資金をどういう手段で用意するかを調整すること。
手法としてはいろいろあって、単に銀行の融資を受けるのもそうだし、手持ちの不動産等を証券化するのも一つの手段。
これだけ聞くとなんか格好良い言葉なんだけど・・・(汗)

これが投資用不動産購入に関しての資金調達だった場合、最近は中古の物件を購入する場合は銀行が全額融資を行わないことが多くなっているため、そんな場合に出て来るのがキャッシュフローを調整(アレンジ)して銀行融資を増額するという手段。
要は賃料収入を実際よりも高く見積もって書類を作成したりすることがあるみたい。
他にも実際の購入代金よりも多い金額で売買契約書を作成して銀行に提出するとかいう手段もあるとか・・・
しかも銀行側の融資担当もそのことを知っていて(というか、その手法を買う人や販売/仲介業者に教えて)融資額を増額することもあるとか。
そうすると買う人(=融資を受ける人)は自己資金無しで投資用物件を買うことが出来、融資担当も営業成績が上がってwinwinの関係に・・・
なーんて、関係省庁に見つかったらただじゃ済まない様なこともやっているらしいね。
特に東海地方に本拠がある某S銀行が熱心だとか?(汗)

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新手の詐欺かな?

某企業あてに怪しげなFAXが届いた。
「経営改善融資通知書」
という書面で、予備審査を通過したことを通知するという内容だ。
しかも融資金額や返済回数に応じた毎月の返済金額も載っていてなかなか親切。
送って来たのは”株式会社 インテックス”ということになっている。
「ふーん、こんなサービスに申し込んでいたのかぁ」
なんてことを思うことも無く、すぐにググると同じ社名は見つかるが業務内容が全く異なる企業ばかり。
書面に書かれていたWEBサイトはあったけど、書いてある内容がどうもちぐはぐに感じられる(自社名と異なる社名がかかれているので、どこからかコピーしたきた内容を修正するのを忘れたか?)。
融資の金利はかなり低くて良さそうに見えるけれど、この会社について書いてあるサイトには「融資前に保証金等の名目で金銭を振り込ませるのが目的ではないか?」と書かれている。
少なくとも送りつけられた某企業はこのようなところは付き合いが無いので、”予備審査通過”というのは全くの嘘。
要はWEBや電話帳で社名とFAX番号が判る企業に無作為に送りつけ、少しでも反応があればそこからいろんな勧誘をするのが目的ではないだろうか?
その中で実際に融資を行うのが目的かもしれないけど、こんなやりかたでは普通の企業は乗ってこないでしょう。
それでも金策に困っているところなんかは藁にもすがる思いで申し込んでしまうのかも。

実際にFAXで送られて来た文面。

実際にFAXで送られて来た文面。

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