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新旧気動車

昨日は根室線の東鹿越駅まで行ってきた。
道中で細かく記事を書いたように、旭川までは電車特急の789系(基本番台)で、旭川から富良野まではH100形気動車(H100-80)、富良野から目的地の東鹿越まではキハ40形気動車(キハ40-1749)に乗った。
下が旭川から乗ったH100形(H100-80)で落成して1年半足らずの新車のうえ、観光列車兼用車の塗装が施されている。

そして下が富良野から東鹿越までと、帰路の東鹿越から滝川まで乗ったキハ40(キハ40-1749)で、こちらは最後の改造からでも16年以上、1979年製造なので44年は経っている古い車両。


2枚とも東鹿越で発車を待っている時の写真。
今では珍しい首都圏色の車両で所属は釧路運輸車両所なんだけど、東鹿越以南が不通になっており回送不能状態(滝川から函館線-石北線-釧網線経由、もしくは富良野線で旭川から石北線-釧網線経由なら可能)となっており、富良野-新得間が廃止になった後はどうなるのか気になる車両だ。
また、この塗色のおかげか途中駅や沿線で撮影していた人が結構いたな。

H100形はこの先何度も乗る機会はあるだろうけど、古いキハ40は廃車が進んで乗る機会は減っていくだろうなぁ・・・

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いよいよ投入へ

JR北海道はこの三月のダイヤ改正で石北線から特急車両キハ183系を引退させ、昨年のダイヤ改正で石勝線/根室本線から引退させたキハ283系を投入する予定。
既に石北線での試運転が開始されていて、つい先日も先頭に”オホーツク”と表示したキハ283系が目撃されている。
ということで、石北線でキハ183系に乗れるのはあと僅かな間だけとなる。
昨年の五月に北見から旭川まで乗ったが、もう一回乗っておきたい・・・けど無理だなぁ(汗)。
ちなみに、キハ283系車両の内グリーン車用のキロ282型は全て廃車となっているそうなので、「オホーツク」「大雪」はキハ283型2両とキハ282型1両の3両編成(グリーン車無し)で運行される予定(状況による増結あり)。
この車両変更で旭川-網走間の所要時間が最大で7分短縮されるとのこと(札幌-網走間は最大で5分短縮)。

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久々の261系

昨日帯広からの帰りに乗ったのは特急「スーパーとかち」。
「とかち」の頃は何度も乗ったけど、振り子気動車(キハ283系、キハ261系)が投入されてからは乗る機会が激減していた(車での移動がメインになったため)。
今回は久々に列車での帰札となり、283系で運行されている「スーパーおおぞら」にするか261系の「スーパーとかち」にするかで少々迷ったけど、殆ど乗ったことの無い261系をチョイス。
261系というと札幌-稚内間で運転されている「スーパーそうや」に投入され、その後石勝線の「スーパーとかち」用として1000番台が製造された振り子気動車。
振り子機構は簡易的な空気バネタイプで、その分安価というのがメリット。
その261系に乗るのは何年ぶりになるだろうか?
もしかするとかなり前に旭川に行く際に試しに乗った「スーパーそうや」以来かも?
ということは1000番台に乗るのは初めてになるのかな。

帯広駅で発車を待つキロ261-1103

帯広駅で発車を待つキロ261-1103


私が実際に乗ったのは「キハ260-1308」だった、たまには「キロ」に乗ってみたいね(笑)。

残念だったのは相次いだ事故や車両故障のために最高速度を130Km/hから120Km/hに落とし、振り子機構も動作させていなかったこと。
JR北海道が安全面で十分な対策をして本来の運転に戻してくれることを願うよ。

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JR北海道が新型気動車の開発を中止

JR北海道は開発中だった新型気動車「キハ285系」の開発を中止する。
相次いだ安全面での不祥事に対しての対策及び北海道新幹線の札幌延伸に経営資源を集中させることが必要との判断から、高額の費用がかかる新規開発及び車両製造を取りやめるとのことだ。
実際石勝線内でのトンネル内車両火災やその後も続いた車両からの部品の脱落等車両そのものの安全対策や、レールの検査結果の改ざん等の保線業務の改革等が終っていない現状ではコストの掛かる新型車両の開発及び運用は困難かも。

「キハ285系」は「キハ281系」「キハ283系」「キハ261系」に続くJR北海道としては4番目の「振り子式気動車」だ。
メカニズム的には「キハ281/283系」の「制御付き自然振り子式」と「キハ261系」の「空気ばね車体傾斜方式」を組み合わせた「ハイブリッド車体傾斜システム」を採用し、最大傾斜角度を「キハ283系」の6度から8度に増していて、曲線部通過時の速度を上げることが出来ることになっていた。
この車両が函館線の札幌-函館間に投入されれば全線で140Km/h運転が可能になり、所要時間が最大で20分短縮される見込みだったという。

JR北海道はこの「キハ285系」の開発を中止する替わりに比較的安価な「キハ261系」の製造を行うとしている。

新型車の開発にコストが掛かるのは当然だし、現在のJR北海道の置かれている状況では安全対策にコストを掛けざるを得ないのも当然。
両方のコストを負担するのが困難ならば「安全」を優先するのは鉄道事業者として当然だと思う。
それでも「中止」ではなく「中断」にして、将来的に開発を再開する望みを残しておいて欲しかった気もする。

なお、9月末に落成予定の試作車3両については在来専用総合検測車(ドクターイエロー)としての使用を含め活用法を今後検討していくとのことだ。
もし検測車として運用されるようになれば、運が良ければ見ることが出来るようになるな。

Nゲージ A0347 キハ283系スーパー北斗 増結
B0014HZYH2

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銀河鉄道に乗ってきた

今日は陸別に行って「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」に乗ってきた。
今年の営業が昨日(4/28)から始まったと新聞に出ていたので、乗れなくても外から走行中の写真を撮ることくらいは出来るだろうと思って陸別の道の駅(旧池北線陸別駅)まで行った。
着いたのは午後1時半過ぎで、駐車場に車を停める前に既に走行中の車両(CR75型気動車)が見えていた。
すぐにホームに降りると意外と人が少なく、ホームに止まっていた車両(CR75-2号機)にも誰も乗っていない。
何枚か写真を撮ってから駅舎に入ると営業案内が貼ってあり、そこには乗車体験と並んで運転体験の料金も載っていた。
それを見ているとスタッフの方が「どうですか?今なら運転体験も空いてますよ。」と誘いをかけてくれた。
乗車体験すら混んでいて無理かもしれないと思っていたのに、運転体験まで出来るなんてということですぐに料金(Sコース:構内2往復で2,000円)を支払ってホームに止まっていた車両に乗り込んだ。
最初に簡単に操作方法を教えて貰い、初めての気動車運転をさせて貰うことが出来た。
思ったほど難しくは無かったけど、手順が思ったより多くて最初は緊張したなぁー。
それと決められた位置ぴったりで止めるのが難しかった。
今後は停車位置が多少ずれた位では文句を言わないようにしよう(汗)。
とにかく今日は、楽しかったので機会があればまた行って体験して来たいと思う。

「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」のCR75-2号機

「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」のCR75-2号機。

上は私が運転体験で走らせた「CR75-2号機」。
見ての通り「銀河鉄道999」のメーテルと星野鉄郎が描かれている(色違いの「CR75-3号機」は車庫に入っていた)。
この車両はふるさと銀河線(ちほく高原鉄道)時代からこの装いで運行されていたが、残念ながらその頃は見ることが出来なかったので今回見るだけでなく運転することも出来て嬉しかった。

「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」の今年の営業内容や期間に関しては公式サイト参照のこと。
公式サイト:http://business4.plala.or.jp/rikutetu/top.htm

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