数日前から日の出前の東の低空で金星と天王星が近付いている。
最も接近するのは明日6/12で、角度にして2度（満月4個分）未満にまで接近する。
金星の左上に天王星が見えることになるが光度差がおよそ10等級にもなるので、双眼鏡等で同一視野に入れると金星が明るすぎて天王星を観るのは辛いかもしれない。
それよりも問題になるのは、今夜から明日にかけては東から南にかけて雲が多くなる見込みという天気予報だな（汗）。

今の時期は金星が太陽の西にあって日の出前の東の空に「明けの明星」として見えている。
今朝は前の記事に書いたように初日の出を撮りに出たら南東の明るくなりかけた空に一つだけ星が見えた。

初日の出前に見えていた「明けの明星」

また、月は満月を過ぎたばかりなので、西北西の空に丸い姿を見せていた。

初日の出直後の西北西の空に浮かんでいた月。

来月四日（12/4）の未明から早朝にかけて金星（明けの明星）と月齢26の細い月が東の空で接近する。
近くには一等星のスピカも見えるので、天気が良ければ早起きして撮影してみようかな。