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またまたレーザーユニットを清掃

現場から「印字が薄くなった」と言われていたレーザープリンタ(Canonの「LBP-8610」)が帰って来た。
経験上印字が薄くなるのはほぼ100%レーザーユニットの汚れ。
なので、今回も同じだろうということで手元にあったレーザーユニットを清掃して入れ替えたところ症状が改善した。
プリンタ自体はそれほど汚れていたわけでは無いんだけど、レーザーユニットの中は白っぽい粉が付着していて、これはおそらく水道水に含まれるカルキと思われる。
いつもなら一番外部に近い大きなミラーが最も汚れているんだけど、今回使ったユニットではレーザー発振器に近い回転するミラーとその周辺のレンズ類が一番汚れていた。
これらが入っている部分は一応スポンジで外気が入って来ないようになっているんだけど、今回は何故か一番汚れていた。
不思議なこともあるものだ・・・

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「トナー節約」って、そんなに節約になるのかな?

「レーザーショットLBP-1610の印字が薄くなって読めないんでどうにかしろ!(意訳)」と言われたので、現場まで行って診て来た。
印字が薄くなるのは殆どがレーザーユニットの汚れが原因なので、今回もそうだろうと思って手持ちのレーザーユニットの内部を清掃して持って行った。
LBP-1610のレーザーユニットの交換は何度も経験しているので、いつものように上部カバーを外して交換したが、印字テストをしてみるとあまり改善されていない。
トナーのせいかとも思い、隣に置いてある同型機のトナーと交換しても変化が無い。
プリンタ自体の設定でトナー濃度を濃くしたところ、多少改善されて我慢すれば使えるレベルの濃さになったので、現場の人たちにはそれで使ってもらうことにした。
事務所に戻って修理業者に修理見積りを頼もうとして症状を伝えたところ、「トナー節約」の設定はどうなっているかを聞かれたので、ステータスプリントを見直すと「トナー節約」を使う設定になっていた。
業者さんに「トナー節約」を使わない設定にして試してみては?と助言されたので、現場の人に電話連絡して設定の変更操作をしてもらったところ、印字が濃くなった。
他の同型機では「トナー節約」を使う設定にしてあったと思うんだけど、どうしてこの個体だけ極端に印字が薄くなったのだろう?
というわけで今回のトラブルは「トナー節約」を使う設定になっていたためということになったが、読めないくらい薄くなるんだったら「トナー節約」をする意味が無いような気がする。

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