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円周率62兆8000億桁!

アメリカのチームが円周率を62兆8000億桁まで計算したと報道された。
これまでの記録は50兆桁とのことなので、大幅に更新したことになり現時点ではギネスブックの記録認定待ちだとか。
計算に使用したのは当然ながらスーパーコンピューターで、計算には108日余りかかったとのこと。
2010年には部品から組み立てたという”パソコン”で5兆桁を計算したとの記録があるが、11年で12倍以上になったのか。
1995年に東京大学の金田研究室で42億桁を計算した際のプログラムを基にした”SuperPi”という計算ソフトウェアが公開され、3355万桁までを通常のパソコン(OSはWindows3.1以降)で計算可能になった。
それに比べると6桁も違うのかぁ・・・(汗)。

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今日は「パイの日」!

今日3月14日は「パイの日」とも呼ばれている。
「パイ」ってなんぞや?と思われるかもしれないが、小学校で誰しもが習う”円周率(π)”のことだ。
知っての通り円周率は3.14で始まる数で決して割り切れない数だ。
しかも分数で表記することも出来ない無理数だ。

誰でも知っている円周率の値(近似値)は3.14くらいまでだと思うけど、これが3/14を「パイの日」と呼ぶ理由になっている。
しかも今年は2015年なので100年に一度の珍しい日にもなっている。
というのは日本ではあまりなじみが無いが、アメリカ等では日付(年月日)を書くのに”3/14/15”とすることが多い(最後の”15″は2015年を現している)。
円周率は3.14159265358979323846624338・・・・・と続くので、今年の「パイの日」は小数点以下4桁まで一致するのだ(笑)。
次に同じ表記になるのは100年後の2115年になるわけで、これが100年に一度となる理由。
ま、興味の無い人にはどうでもいい話だけどね。

ちなみに円周率を求めようとする計算は昔から行われていて、現在はスーパーコンピュータを用いて約13.3兆桁まで計算されている。
コンピュータが無かった19世紀に手計算で707桁まで計算していた人がいたと昔読んだことがあるけど、大変だっただろうなぁ(途中の527桁目までが正しかったらしい)。

今では個人の持つパソコンで簡単に3355万桁程度までは計算できるようになっているから凄いものだよなぁ。

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今日の空目

ちょっと某知恵袋を見ていたら、
「円の円周の求め方を教えて下さい。」
という質問があり、これを
「円の円周率の求め方を教えて下さい。」
と読んでしまい、
「いやぁ、円周率って完全解を求める式って存在しないんだよなぁ、近似解を求める式はあるけど、精度を高めると結構面倒(項が増える)だしなぁ、、、」(実際には公式と言える式が複数存在する)
と考えてしまった。
ところが質問の内容を読むと先に書いた通り”円周率”ではなく”円周”を求めることだった。
つまり答えは
「直径かける円周率(π)」

この質問者は小学生なんだろうなぁ、と思って回答に対するお礼を読むとなんと高校一年生・・・
「おいおい」って感じ。
しかも同じ質問が複数の人によって出されている。
今の小学校ってこんなことも教えないのかな?

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