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低TDPのRichlandが発売になる?

AMDから低TDPのAPUが発売になる模様。
いくつかの情報元によれば、8/24に「A10-6700T」と「A8-6500T」が日本国内向けにリリースされる予定とのこと。
これらはRichland初のTDP45W版のAPUで、公表されているスペックは以下の通りで両方とも2-modulesで4コア。
A10-6700T:2.50GHz動作(TC時3.50GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP45W、Radeon HD 8650D(384sp、760MHz、TC時844MHz)
A8-6500T:2.10GHz動作、L2キャッシュ2MBx2、TDP45W、Radeon HD 8550D(256sp、720MHz)
参考:
A10-6700:3.70GHz動作(TC時4.30GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP65W、Radeon HD 8670D(384sp、844MHz)
A8-6500:3.50GHz動作(TC時4.10GHz)、L2キャッシュ2MBx2、TDP65W、Radeon HD 8570D(256sp、800MHz)

予想価格はA10-6700Tで17,500円程度とのことだが、実際に事前入荷しているショップでの予価は17,480円とのこと。

うーん、低TDPは嬉しいけど動作クロックが同じモデルNo.のAPUより1GHz以上も低いのが気になるなぁ、それでもGPUスペックが同等に近いから描画能力はそれほど落ちないのかも?
値段も高いし個人的には見送りかな。

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OPTERON 3260という手もあるか・・・・・・

札幌のツクモでAMDの「OPTERON 3250(4コア2.5GHz動作、TDP45W)が8,780円とチラシに載っていたので気になって探してみたら、amazonではもう少し安くて8,000円を切っていた。
スペック的にはもう一つ上の3260(4コア2.7GHz動作、TDP45W)のほうが良いのでこちらも探してみたら1万円を切っていた。
AMD Opteron 3260 TDP 45W 2.7GHz×4 OS3260HOW4MGUBOX
これなら現在家にあるPhenomII 905e(4コア2.5GHz動作、TDP65W)で組んだPCをこの3260で組み直すのもありかなぁ?という気になってくる。
現在のマザーはAM3(チップセットは785G)なのでマザーも交換となるが、こちらも安い880マザーがあった。
MSI AMD 880G 搭載 MicroATX AMD SocketAM3+対応 880GMS-E41(FX)
このマザーとなら合計でも1万5千円未満で揃うことになり、とても魅力的だ。
メモリやVGAカードは現在使用中のものをそのまま流用すれば良いから、結構安くOPTERONマシンを組めるんじゃないか。
メモリは現在のDDR3-1333からDDR3-1600に換えてしまいたいところではあるけどね(汗)。

贅沢を言えば8コアの3280(2.4GHz動作、TDP65W)辺りが欲しいけど、値段が高いのとクロックが下がるのがちょっとネックかな?
AMD Opteron 3280 TDP 65W 2.4GHz×8 OS3280OLW8KGUBOX
B0087BWYBC

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低TDPのAMD AシリーズAPU

AMDのFUSION APUのラインアップで現在リテールで販売されているものは
・A8シリーズのA8-3870K
・A6シリーズのA6-3500とA6-3670K
・A4シリーズのA4-3300とA4-3400
の各APU。
探せばA8-3850とかA6-3650とかも見つかるかもしれないが、概ね上に書いたモデルだと思う。
この中でA8-3870KとA6-3670K(共に4コアモデルで倍率ロック解除)のTDPは100Wで、他のモデルのTDPは65Wとなっている。
TDP65Wの製品のコア数は2(A4シリーズ)もしくは3(A6-3500)で、トリプルコアのA6-3500は動作クロックが2.1GHzとラインアップ中最低となっている。
つまり高クロックで4コアのモデルはTDP100Wのモデルしか販売されていない。
ところがメーカーサイトには4コアながらTDPが65Wのモデルもラインアップに存在することになっている。
中でもA8-3820は4コアで動作クロックが2.8GHz2.5GHz(Turboコア時2.8GHz)ながらTDPは65Wと低いので省電力APUとして販売して欲しいと思う。
他にもA8-3800(4コア、2.4GHz動作)とかA6-3620(4コア、2.5GHz動作)というモデルがある。
これらもかつてPhenomやAthronX2の時にあった末尾に”e”が付く省電力モデルと同様にしてリテールで販売してくれないかなぁ?

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VIA Nano X2搭載の超小型ベアボーンキットがようやく発売

今年の一月にVIAから発表されていた省電力CPU「Nano X2」を搭載した超小型のベアボーンキットがようやく発売になった。
今回発売になったのは先にAMDのFusion E350を搭載したベアボーンキット「ZBOX nano AD10」を発売したのと同じZOTACから発表されていた「ZBOX NANO VD01」及びそれに320GBのHDDと2GBのメモリを搭載した「ZBOX NANO VD01 PLUS」の2機種。
両製品とも大きさが「ZBOX nano AD10」と同じ5インチ角でCDのケースよりも若干小さく(厚みは遥かにあって45mm)、見た目もAD10によく似ていて上面の円形の模様の色が緑から茶(というか黄土色というか黄色というか)に変更されているのが大きな違いか。
主なインターフェースもAD10と同じで必要なものはほぼ装備されているが、ディスプレイ用のポートがHDMIとDisplay PortのみでアナログVGAやDVIポートは無いので要注意だ。
電源はACアダプタ(19V、65W)で供給する。

今回採用されているCPUの「Nano X2 U4025(デュアルコア、1.2GHz動作)」はTDPが18Wとのことなので、この数値も先の「ZBOX nano AD10」に搭載されている「AMD E-350」と同じだ。
現時点ではどちらのほうが性能が高いかは判らないけど、近々どっかのサイトや雑誌で検証してくれるだろう。
どっちを買ってもライトユーザーには十分すぎるくらいの性能はあると思われるので、好みに応じて選べば良いのではないかと思う。

つか、VIAを選ぶのはマニアックだと思うけどねー(笑)、GPUコアはChrome9だし(笑)。

価格はベアボーンの「ZBOXNANO-VD01」が2万円弱、HDDとメモリを搭載した「ZBOXNANO-VD01 PLUS」で3万円前後となっている。
個人的にはベアボーンにSSDとメモリを組み込んで無音PCにするのが良いかな?と。

ZOTAC VIA Nano X2 U4025 CPU搭載 コンパクトベアボーンPC ZBOXNANO- VD01
B005NFV4FC

ZOTAC VIA Nano X2 U4025 CPU・HDD・メモリ搭載済み コンパクトベアボーンPC ZBOXNANO- VD01-PLUS
B005LMS298

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TDP65W版Llanoに新モデル登場

先にTDP65W版が出たLlanoに新モデルが追加となった。
追加されたのはデュアルコアの「A4-3400」で、動作クロックは2.7GHzでTurbo CORE機能は非搭載。
先に発売になったトリプルコアの「A6-3500(2.1GHz動作、Turbo時2.4GHz」よりコア数は少ないが、クロックが高い(キャッシュ容量は1MB)。
GPUコアは「A6-3500」のRADEON HD-6530Dよりも下位のRADEON HD-6410Dということで、GPU性能を抑えられた格好だ。
価格は秋葉原での実売で6,400円程度と言うことなので、「A6-3500」に比べ2,000円前後安い模様。
Llanoで安く組みたい人向けなのかもしれないが、性能はどっちつかずのような感じがする(クロックは高いがGPUの性能は低い等)。
低TDPでGPU性能は高くなくても良いサブマシンを組むには良いのかも?

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TDP35W版SandyBridgeの新製品

IntelからSandyBridgeベースでTDPが35WのCPUの新製品が出た。
今までにもTDP35W版SandiBridgeは発売されており、CeleronからCore i3までのラインアップがある。
今回発売になったのはブランドとしては中間のPentiumで、モデルNo.はG630T。
モデルNo.が示すようにG620Tの上位にあたる製品で、クロックがG620Tの2.2GHzに対し0.1GHz高い2.3GHz動作となっている他は、デュアルコア(HT非対応)スマートキャッシュ容量3MBという点は変わりない。
秋葉原の実売価格が6千円強ということで、下位のG620Tより少し高く、同じTDP35WのCore i3-2120Tのほぼ半額。
「低TDPのCPUで安く組みたいけどCerelonG440のようなシングルコアでは物足りない、Core i3-2120Tは高過ぎる」
という人には良いかも。

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45W版のAthlonII他が発売になった

9/22の記事「久々に45W版Athlonが発表された」に書いた45W版のAthlonII 250eが店頭に並んだとのこと。
実売価格は7,500円程度ということなので、45W版ということを考えれば高くは無いと思う。
他にも45W版クアッドコアのAthlon II X4 615e(クロック2.5GHz)も同時に販売が開始されていて、こちらの実売価格は14,000円前後。

興味深いのは65W版Phenom II X4 900e(クロック2.4GHz)の販売もされるらしいが、これは現在販売されているPhenomII X4 910e(2.6GHz)や私が昨年末に購入した905e(2.5GHz)の下位にあたるモデルで、日本国内では正式に流通していないモデル。
10個だけの限定販売とはいえリテール品で価格が9,980円と910e(秋葉原での実売価格15,500円前後)の約2/3と安価。
今後の販売は未定とのことだが、通常の販売もされるようになれば低価格で低TDPのPhenomIIとして魅力的。
個人的には65W版PhenomIIの高クロックモデルが出てくれないかなー?と思っている。

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TDPが25WのAthlon II X2発売

AMDからTDPが25WとモバイルCPU並みに低いCPU「Athlon II X2 260u」が発売された。
スペックは、クロック1.8GHz、L2キャッシュ1Mx2、TDP25W、最高動作温度81度等で製造プロセスは45nm。
AM3のCPUでは今まで45Wというのが一番低かったが、今回のはこれを大幅に下回ることになる。
クロックが低めなので、3Dゲームやビデオ編集等の重たい処理には向かないかも知れないが、ライトユーザーが普段使う分には問題無いパフォーマンスを持っているのでは無いだろうか。
少なくともATOMのD510辺りよりはパフォーマンスは良いんだろうなぁ、VTにも対応しているのでWindows7ProのXpモードも動作する筈(ATOM D510は非対応)。
自分で現在使っているCPU(Athlon X2 5050e)のTDPが45Wなので、乗り換えもありかなぁ?

Athlon II X2ということから判るように、対応ソケットはAM3となるが、ZOTACのAM2+のマザー(GF6100-E-E
)でも動作したとショップの店頭には掲示されている。
ただ、これはあくまでもショップ独自の検証結果であり、AMD及びマザーボードメーカーによる公式の対応表明では無いので、必ず動作するという保証は無い。
とはいえ近々マザーボードメーカーからも対応状況が発表されるのではないだろうか。
なお、現在は単品販売は無く、マザーボードとのセット販売のみだが(例えば「ZOTAC Mini-ITXマザーボード AthlonII X2 260U(AD260USCK23GQ)+Zotac GeForce6100-ITX AD260U-GF6100-E-E」←こんなの)、なにせマザーボードメーカーから公式にサポートされているCPUでは無いので、ショップで動作確認が取れているマザーと同時に購入するほうが安心出来ると思う。
特に上記のZOTACのmini-ITXマザーとの組み合わせで小型省電力のPCを作るのも良いかも。

なお、AMDのサイトにはクロックが1.6GHzの「Athlon II X2 250u」も掲載されている。
ちなみにL2キャッシュの容量はAMDのサイトでは512Kとなっているが、ショップが確認したところ1Mの間違いだということらしい。

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