More from: ハツ

澄川「カイトシカ」

関東から友人が来道したので二人で食事に行く約束をした。
最初の一軒目は本人の希望ですすきの駅直結の立ち飲み「ちょっとばぁ」へ。
ここではミンククジラ(国内物ではなかったが)やハムカツ等を頂いたが、二軒目に行くつもりで予約していたお店も食べ物メインなので食べ過ぎないように釘を刺しておいた(笑)。
予約の時刻が近付いたのでちょっとばぁを退散し、地下鉄で向かったのがすすきのから6駅目の澄川。
ここも飲食店の多い土地で、六月頃にオープンしたお店がこの日のメイン。

店名を「和パル カイトシカ」と言い、先だっての澄川でのイベントに出店していて久しぶりにお会いした方がやっていらっしゃるお店。
”貝と鹿”という店名が示すようにエゾシカの肉(等)がウリのお店で、友人が来ると決まってからはここでエゾシカ肉を食べて貰おうと思っていた。
何年か前に帯広で会った時は北の屋台で生ラムのタタキや熊(ヒグマ)肉の串焼きを食べさせたので、今回はエゾシカを選んだわけだ。
予約を入れた時には”塩ネギ焼き”は予約分しか無いので出せないが、タタキや心臓なら出せるというので、お店に入って早速その二つをオーダー。
私もエゾシカの心臓は食べたことが無かったので非常に楽しみにしていた。

エゾシカの心臓(ハツ)

エゾシカの心臓(ハツ)


甘辛い味付けもあってか臭みは全く無く非常に美味しかった。

下はタタキで、上に散らしてある白いのは道民ならおなじみの”山わさび”をすったもの。

エゾシカ肉のタタキ

エゾシカ肉のタタキ


こちらもとても美味でお替りをしたくなるほどだった(汗)。

さらに熊肉の話をしていたら”あるかもしれない”とのことで冷凍庫を漁ってくれたけど残念ながら見つからず、代わりにと言って出してくれたのがエゾシカのタン(舌)。
一頭分丸々を見せて頂いたが、長さが10cm程度と小さく量が捕れないので通常はメニューには載らないとのことで、この日は運良くあったとのこと。
これを薄切りにして網で焼きながら出していただいたのが下の写真。

エゾシカのタン(舌)の炭火焼き

エゾシカのタン(舌)の炭火焼き


焼き加減も絶妙で柔らかく、しかも歯応えはしっかりとしていて、味付けは塩コショウのみだったけど非常に美味!

さらに友人が貝も食べたいというので北寄貝を頼んだが、こちらも甘くて非常に美味かった!
実は私は北寄貝は独特の臭みがあってあまり得意では無いんだけど、このお店で出して頂いたのは僅かに湯通しをしてからヌメリを取る等の処理をされていたので臭みを感じることは皆無だった。

友人も私も非常に良い時間を過ごせ、満足してお店を出ることが出来たな。

北海道札幌市南区澄川3条2丁目5−11 すみれビル
和パル カイトシカ(instagram)
ワンオペで席数が少ない(8席?)ので、行く時は念のため電話(07044700855)等で予約したほうが確実かな。

お店の外観

カイトシカの外観

カイトシカの外観

←クリックしてくれると嬉しいです。

帯広「琥羊」さんのラム料理

先だっての連休は帯広に行ってきた。
せっかく帯広に来たのだからと二日目は刺身を食べに海鮮系居酒屋に行き、さらに生ラムのたたきも食べたかったので”北の屋台”にある「琥羊」さんに行ったら案の定満席。
なのでその場で翌日の夕方に予約を入れてその場は帰宅し、翌日に再出撃。
入って頼んだのは”ビール”(ハートランド)で、その後すぐにお目当ての「生ラムのたたき」を注文した。

生ラムのたたき


さらに壁のメニューには珍しい「ラムレバテキ」と「ラムハツ焼き」もあったので、どちらにしようか迷ってから「ラムハツ焼き」を頼んだ。

ラムハツ’(心臓)


その後、結局は「ラムレバテキ」も頼んでしまった(汗)。

ラムのレバー


どれもとても美味しく頂け、追加で「秋サケの白子のバター焼き」「ミンククジラのユッケ」も頼んでしまった。
これらも美味しかったなぁ、、、

ラム(生後12カ月未満の子羊)は身体が小さいので心臓(ハツ)も肝臓(レバー)も小さく、食肉として流通することがあまりなく、「琥羊」さんでも入ってくるのは珍しくて私も何年か前からお邪魔しているけど見たのは初めてだった。
今回はたまたま入荷したとのことだけど、入荷量が少なくてそれぞれ2-3人前程度しか無かったとのこと。
しかもハツのほうは私たちが頼んだのが最後とのことで、関西から来たというお客さん達がすぐ後に注文した時には品切れ・・・
せっかくなので、私たちの分からお裾分けしたら喜んでもらえて良かったな。

←クリックしてくれると嬉しいです。