岐阜県飛騨市神岡町に建設中の施設「ハイパーカミオカンデ」に関する記事を読んで首を傾げてしまった。
その記事には
「有効質量での比較では、ハイパーカミオカンデは約10倍も大きい。」
という記述があるが、実際にはハイパーカミオカンデの約19万トンに対し、スーパーカミオカンデは約2万5千トンなので、その比は8倍足らずに過ぎない。
9.5倍以上あれば約10倍と言っても良いだろうけど、8倍足らずを”約10倍”というのはおかしい。
#四捨五入しているというなら、5倍以上からが”約10倍”と言えることになるけど、普段の生活では5倍を約10倍とは言わないよね。
目を引くような記事にしたいのは判るけど、割り算すらまともに出来ないのかな？と思ってしまうよ。

先日、岐阜県飛騨市神岡町で”ハイパーカミオカンデ”の建設が始まった。
”スーパーカミオカンデ”の後継観測施設で、実験開始は2027年の予定。
それにしてもネーミングが・・・（笑）
まぁ、車でも”スーパーカー”と、さらにそれよりも高性能な”ハイパーカー”があるけど、こちらは意味合いというか位置付けが違うからねぇ・・・