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TE37?懐かしいなあ

先の記事に書いた「昭和の名車まつり」には「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」も合わせて10台参加していたということで、メジャーな通称”ハチロク”(AE86)の他、初代のレビンであるTE27型や、二代目となるTE37型レビンやTE47型トレノもあった。
TE37型レビンは私も学生時代に先輩から格安(たしか二万円ほど)で譲り受け、車検が切れるまでの数カ月の間乗っていた。
私が乗っていたのはレギュラーガソリン仕様の「TE37MQRGR」で型式の最後の”R”がレギュラーガソリン仕様であることを示している。
前の前の持ち主がロールケージを組んだ上に足回りを強化してラリーに使っていたので、ボディの状態は良く無かった(助手席のフロアには穴が開いていた)が、エンジンは元気で良く回った。
そのエンジンスペックはハイオク仕様よりは低く最高出力はグロス表記で110psと現在の目で見ると非力(ネット表記にすると100psにも満たない筈なので「アクア」以下?)だったが、タイヤがチープだったので全開発進をすると二速の途中までホイールスピンが止まらなかったし、レブリミッターも無いので踏めば7000回転以上まで回るエンジンだった(ただし壊れる危険性は高まる)。
キャブレター(ソレックス2バレルツイン)仕様の排ガス規制(昭和50年排出ガス規制)前の最後の「レビン・トレノ」ということで、僅か256台しか製造されなかった希少車らしい。
当時はそんな希少車とは知らず足として使っていて、一度は函館までドライブに行ったりした。
最後は車検切れで車検取得費用も出せなかったのでそのまま廃車にして解体業者に引き取って貰った。
今でもこの車に乗っている人がいると思うとなんだか懐かしいな。

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