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今週末開催予定だったF1 GPが中止に

自動車レースのF1 GP「Emilia Romagna Grand Prix」の中止が発表された。
開催サーキットであるImolaサーキットのあるEmilia Romagna州では今月2回の豪雨で死者も出る災害となっており、2度目の豪雨の際にはサーキットにいた全員を含め周辺の住民に避難指示が出たほどで、17日現在でもサーキットへの立ち入りは許可されていない。
F1はレース関係者や数万人にも及ぶ観客の安全が確保出来ないこと、関係自治体や救急隊に今以上の負担をかけるべきではない、という理由でFIAを含む関係機関と協議の結果中止を決定したとのこと。
このように予定されていたレースがキャンセルになることは多くは無いが過去に何度もあり、場合によっては同じ会場もしくは代替会場で日程を変更して開催される場合がある。
ところが今季はスケジュールが逼迫していて代替スケジュールを組むのが困難と思われるので、今季は全22戦と昨季と同じ開催数になる可能性が高い、というか、今季は元々過去最多の24戦が予定されていた(Round5 上海GPは早々に中止が決定し、スケジュールに空きが出来ていた=他のスケジュールが逼迫していた)ので、決して少なくなったとは言えないな。

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ガスリーが初優勝!

自動車レースのF1GPのROUND8イタリアGPが先週末同国のモンツァサーキットで行われ、波乱の展開の末SCUDERIA ALPHATAURI HONDAのピエール・ガスリーがキャリア初優勝を飾った。

モンツァと言えばエンジンの規定がそれまでの1.5L(最大)が3Lに拡張された1967年にHONDAがRA300で3Lエンジンとして初優勝したサーキット。
今回もこのレースからPUに関する新規定が適用された中で、SCUDERIA ALPHATAURI(前身のTORO ROSSO時代も含め)と組んで初めての優勝となる。
同チームのダニール・クビアトも最終的に9位でフィニッシュし、ポイントを稼いだ。
反対に同じくHONDAのPUを搭載するASTON MARTIN RED BULL RACINGは現在ポイントランキング2位のフェルスタッペンがマシントラブルでリタイア、アルボンも接触でシャシーにトラブルが発生しペースを上げられず15位でなんとかフィニッシュとポイントを得ることが出来なかった。
両チームで明暗を分けた形となったが、まずはガスリー選手の初優勝おめでとう!

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