一杯30万円と言ってもヴィンテージ物のワインでも、怪しげなお店で飲む酒の値段でも無い。
ISS(国際宇宙ステーション)で飲む水がコップ一杯あたり約30万円だという話。
2009年に水再生システムが導入されるまでは、ISSで消費される水のほとんどはロシアのプログレス宇宙船等で地上から運ばれていたので、その輸送にかかるコストを計算すると大体コップ一杯あたり30~40万円になるらしい。
再生システムが導入された今でも水は補給されているらしいが、それでも一杯あたりの”値段”は下がったことだろう(笑)。
「水と安全はタダ」と言われる日本に住んでいると、一杯の水の価値が判らなくなってしまうけど、世界には水がとても高価な”商品”になる場所もあるってことだ。