ホンダが「クラリティフューエルセル」のEV版とPHV版を計画中

トヨタの「MIRAI」に続きホンダが今年発売した燃料電池車「クラリティフューエルセル」に新たに電気自動車(EV)及びプラグインハイブリッド車(PHV)を追加すると発表した。
「MIRAI」が燃料電池スタックや水素タンクをフロアトンネル内に設置したために乗車定員が4人にとどまったのに対し、「クラリティフューエルセル」は燃料電池スタックの小型化によってフロントボンネット内に収めることに成功。
その結果車室を広く取ることが可能になり乗車定員は一般的なセダンと同じ5人とすることが出来た。
またこのためシャシーの構造は基本的に一般的な車両と同様のレイアウトになり、走行用モーターや発電用エンジンを搭載するにあたっても変更点が少なくて済み、走行用バッテリーやPHVの場合の燃料タンクは水素タンクの位置(シート下)に配置することが出来る。
この点を活かしてEV版の「クラリティ エレクトリック}を2017年、PHV版の「クラリティ プラグイン ハイブリッド」を2017年秋に”アメリカで”発売する計画を発表。

面白い計画だとは思うが、「クラリティ」が燃料電池車専用では無くなると言う点では購入したユーザーの優越感に水を差すことにならないかな?
トヨタが同社の「プリウス」と「アクア」のガソリンモデルを作らずハイブリッド専用としているのには、ユーザーに”自分はハイブリッド車に乗っている”という意識を持たせる意味もある。
ホンダは現行「フィット」のハイブリッドも外見上は小さなエンブレムのみしか変えなかったのは、最早ハイブリッドは特殊な車では無いことをアピールするためで、その考え方を「クラリティ」にも持ち込むと言うことかな?
アメリカンホンダのコメントに
「クラリティシリーズが顧客のライフスタイルに合わせて、超低排出ガスのパワートレインオプションを提供する」
とあるのは、「クラリティ」は環境重視の車ではあるが、それは燃料電池車だけがそうであるということでは無い、という意味かと。
で、今回の発表はあくまで北米向けでの話であって、日本国内に関しては言及されていない。
価格設定次第では日本でもヒットするかもしれないが、サイズ的に「アコードプラグインハイブリッド」と競合しそうなので、棲み分けをどうするかだろうな。

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