値段間違ってないかなぁ?

北海道の売り土地の情報を見ていて随分と高いのを見つけた。
最寄り駅からの距離が3000mで坪単価が11万5千円という土地がある。
単に単価だけで言えばこれより高い土地はいくらでもあるが、問題はこの土地の所在地。
物件情報によると所在地は「北海道山越郡長万部町字静狩」。
確かにJR室蘭線の静狩駅はあるけど、特急は一本も止まらない(隣の長万部には停車する)し、普通列車も一日に上下合わせて16本しか停車しない。
こんな田舎の土地でしかも地目は原野なのにこの坪単価はあまりにも高いと思う。
探してみるとここよりも駅に近い土地も売りに出ていて、そこは坪単価が2万5千円強とおよそ1/4で、これでも高めだとは思うけど、まだ納得できる価格だ。
さらに長万部駅の徒歩圏内とは言えなくなるが、国道沿いのドライブインが集まっている近辺の土地が324.22坪で150万円(坪単価4千6百円強)で売りに出ているのだから、この土地の価格がいかに高すぎるかが解る。
扱い業者を見ると大阪の業者なので現地の状況等を把握していないのでは無いのかな?
この業者さんは静狩近辺で他にも売り土地を扱っているけど、どれも坪単価が7万円強となっていて北海道の地方都市の郊外住宅地の相場を越えている。
例えば札幌への通勤圏でもある隣の江別市だって坪単価が3万円台の土地があるし、札幌市内でも地下鉄駅からバスで行くようなところなら宅地でも1万円台からある(流石に住むには少々不便だが、それでも住宅地として開発された場所)。
普通は価格を決めるときには周辺の相場を参考にするものだと思うけど、そうしていないのには何らかの事情があるのだろうか?(売主の希望価格が高すぎるとか)。
そもそもどうして大阪の業者さんがこんな田舎の土地を扱っているんだろう?
昔原野商法で売りつけられた人から依頼でもされているのだろうか?謎だ(笑)

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