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手のひらサイズの超小型PCキット発売

9/5の記事「5in.角の超小型PCキットがもうじき発売か」で取り上げた超小型PCのキットが発売になった。
発売になったのはベースとなる「ZBOX nano AD10」と、「ZBOX nano AD10」に320GBのHDDと2GBのメモリ(DDR3 SO-DIMM)を組み込んだ「ZBOX nano AD10 Plus」の両方。
ZOTAC AMD Fusion E350 APU搭載 コンパクトベアボーンPC ZBOXNANO-AD10
B005LF0VK8
ZOTAC AMD Fusion E350 APU・HDD・メモリ搭載済ベアボーンPC ZBOXNANO-AD10-PLUS
B005LF0UWC
どちらの製品もOSは入っていないので、光学ドライブをUSBで接続してOSをインストールしなければならないのは一緒。
外見は同じだが「ZBOX nano AD10 Plus」のほうは最初からHDDとメモリが組み込まれているので、ケースを開けずにそのまま使い始めることが出来て便利。
反対に「ZBOX nano AD10」は自分の好きなHDDorSSDとメモリを組み込めて自由度が高いので、メモリが2GBでは少ないと感じる人や、HDDではなくSSDで組みたい人(もしくは320GBはいらないor少ないという人)はこちらがお勧め。
両製品の価格差は8千円程度で、この価格差がHDDとメモリの価格ということになるが、HDDとメモリの価格を見ると現時点では別々に買ったほうがお得かも。

メモリ4GB
シー・エフ・デー販売 Elixir ノートPC用メモリ DDR3-SODIMM D3N1333Q-4G DDR3 PC10660 CL9 4GB
B00405SBA2
HDD 500GB
Western Digital Scorpio Blue 2.5inch 5400rpm 500GB 8MB SATA WD5000BEVT
B0045OW7H6

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5in.角の超小型PCキットがもうじき発売か

ZOTACからFusionを搭載した超小型のPC組み立てキットが発売になるとのこと。
ZOTACからは過去にも小型or薄型のキットが発売されているが、今回発売になる「ZBOX nano-AD10」は大きさが5インチ(127mm)角で厚さが45mmという超小型のもので、手近なものと比較するとCDケース並みの大きさと言える。
試しに手元にあったCDケースのサイズを測ってみると、横142mm縦124mm厚さ10mmだったので、CDケースを5枚重ねたよりも小さく薄いということになる。
主要スペックは
CPU:AMD E-350(1.6GHz動作、デュアルコア)
VGA:RADEON HD6310
メモリ:204pin DDR3-1066 SODIMM スロット1本
ドライブベイ:2.5inch シャドウベイ1基(9.5mm厚まで)
といったところで、HDDorSSDとメモリを組み込んでOS(Windows Xp,Windows 7, Linuxに対応となっている)をインストールすればPCとして使うことが出来るようになる。
シリーズには最初から2GBのメモリと320GBのHDDを組み込んだ「ZBOX nano-AD10 Plus」もラインアップされている。
外部インターフェースとしてUSB3.0及びUSB2.0ポートがそれぞれリアパネルに2基づつ装備され、LANはGbit対応、無線LAN(802.11b/g/n)、eSATA(1基)が搭載されている。
フロントパネルには6in1(SD/SDHC/MS/MS Pro/xD/MMC)のカードリーダーとオーディオ端子があり、デジカメ等のメモリカードを直接読み込むことが出来るのは便利。
ディスプレイ出力はHDMIとDisplay portのみでDVIやアナログは無し(HDMI-DVI変換でDVI-D接続は可能か?)。
VESAアダプタに対応していてピッチ75mmと100mmに対応。
電源はACアダプタ(65W)で供給なので電源ファンは無く、内蔵のファンも静からしいのでHDDの代わりにSSDを組み込めはリビングにも置けるかも。
またWindows7のメディアセンターに対応したリモコンが付属しているので、外付けの地デジチューナーを付ければHDDレコーダー代わりにもなるし、外付けのBlu-rayドライブを付ければBlu-rayビデオの再生も可能。

3Dゲームをプレイするような用途には向かないけど、リビングでWEBブラウズや動画の再生等を楽しむのには向いているかと思う。

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