報道等によると総務省が楽天モバイルに対し「Rakuten Mini」の対応バンド変更について報告を求めたとのこと。
理由は「Rakuten Mini」は製造ロットによって対応バンドが異なり、当初は国内のキャリアでは楽天以外全て対応していて基地局も多い（＝エリアが広い）バンド1に対応していたが、これをバンド4（国内キャリアには割り当てなし、南北アメリカで主に使用）に変更したため。
つまり、変更後の端末は楽天モバイルで使用する分には影響が無いが、他キャリアでは使えなくなる場合があるということ。
楽天は販売する全ての端末はSIMフリーだと言っているのに、バンド1に非対応となるとSIMフリーとは言え移行できるキャリアが制限されてしまう。
＃現状の対応バンドだとdocomoのバンド3（東名阪地域のみ）とバンド19、auのバンド18/26、一応3キャリアとも割り当てられているバンド28（APT）のみ利用可能で、実質的にauくらいしか使えないに近い。
大体、通信機器の対応周波数をユーザーに断りも無く変更するなんて通常ではあり得ない話だ（後にサイト上にひっそりと掲載）。
そもそも、総務省が動いたのもユーザーからの報告があったためでは無いかと言われているので、それが無ければ楽天はずっとダンマリを決め込んでいたかもしれない。
私も楽天モバイルのUN-LIMITを契約したばかりだが、1円だからと言って「Rakuten Mini」を買わなくて良かったよ（汗）。
こんなことをする企業なら無料期間が終わったらやっぱり解約だな。