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長方形の”QRコード”が登場

今やいろんなものに印刷されて普及している”QRコード”。
スマートフォンのカメラで読み込んでWEBサイトにアクセスしたり、文字情報が含まれていて便利なものだ。
ただ、形が正方形限定だったので狭いスペースに印刷されているものは各セルのサイズがとても小さくなり視認性が良くなかった。
そこに今度は開発元のデンソーウェーブが細長い形の「rMQRコード」を開発したと発表した。
これまでの正方形のものは最大で177*177セル、最小で21*21セル(小型のマイクロQRコードは最大17*17、最小11*11で情報量が少ない)だったのが、この「rMQRコード」では最大で17*139セル、最小で7*43セルもしくは11*27セルとなっている。
含まれる情報量は最大で数字で361文字、英数字で219文字、漢字で92文字で、QRコードの数字7,089文字、英数字4,296文字、漢字1,817文字にはかなわないが、マイクロQRコードの数字35文字、英数字21文字、漢字9文字に比べると一桁多い。
これまで狭いスペースしか取れずマイクロQRコードもしくは従来のバーコードしか印刷できなかった試験管や小さい商品タグ等に10倍以上の情報を書き込むことが出来るようになる。
読み取り側のソフトウェア更新が必要な場合もあるだろうけど、これは普及するだろうな。

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