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LBP-910の定着ユニット交換

職場にある古いレーザープリンタ「Canon LBP-910」の定着ユニットの交換をした。
先月「5F-50」エラーが出たので修理を依頼しようとしたが、修理業者さんが「人手が足りないので、部品だけ送るのでそちらで交換して欲しい。」と仰る。
まぁ、同じCanonの「LBP-740」や「LBP-1610」は何度も交換作業をしているし、修理業者の担当者の方も私が交換作業をすることが出来るのを知っているのでこんなことを言ってきたわけ。
それにしてもこんな古い機種の部品の在庫を持っていたというのも大手さんならではなのかな?
他の業者さんは都度メーカーに部品を発注するらしいので、古い機種だと「部品が無くて修理できません。」と言われることが多い。

実はこの「LBP-910」の部品交換をするのは初めて(というか中を見るのも初めて)なので、事前にビスの位置等を確認していたが、その際に「LBP-1610」と構造が似通っているのに気付いていたので、特に不安も無く作業を行うことが出来た。
開けて見た所構造は「LPB-1610」と同様なので非常に簡単に交換することが出来た。
作業自体は裏蓋を外してビスを2本外すだけで定着ユニットは取り外せるので、そのまま新しいユニットを取り付ければ終わり。
「LBP-740」のように左右のパネルを外して配線のコネクタを外す必要も無かった。

これでまたしばらくはこのプリンタを使うことが出来るが、次に故障したときはさすがに買い替えだろうなぁ。

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サービスコール

先日CANONのレーザープリンタのエラーに関して書いたら、サービスコールのコードで検索してくる人がいるのと、自分でも意味を忘れることがあるのでちょっとメモ。
ただし、対象のプリンタはLBP-740,LBP-1610,LBP-910等少々古い機種なので注意。
5F-50 定着ユニットの異常。ヒーター温度が規定値まで上昇しない時に出る。内蔵されているセラミックヒーターそのものが割れたり、配線が切れたりすることが多いようだ。あとLBP-740の場合、組み立て時に前から見て左側の細くて目立たない配線を付け忘れて出たこともある。
5F-51 レーザーユニットの異常。トナーをきちんと装着していない時も出る(レーザーのシャッターが開かないため)。
5F-54 定着ユニット冷却用FAN故障。
上記の機種は全てメーカーからのパーツ供給が終了しているので、パーツの入手は修理業者の手持ち在庫に頼るか、同一機種の中古から外すかしかない。
LBP-740とLBP-1610の冷却FANは両方とも24VのDCFANなので、(定格の電流値は若干違うが)コネクタの付け替えで流用可能だった。
最後に謎の数字をメモ
            レーザーユニット 定着機
LBP-740        34970     26310
LBP-1610        23640     29660
LBP-3700                 12300
LBP-910         32240

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