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「CR-Z」の販売台数

6/9に今年一杯での生産終了が発表されたホンダのハイブリッドスポーツ「CR-Z」。
このことは既に記事にしたけれど、その時に販売台数を”月間三桁”と書いたが、調べてみると間違いだった(汗)。
2010年2月25日に発売された直後は月間販売目標の1,000台を大きく上回る売れ行きを見せたが、その年の10月には早くも目標を大きく割り込む554台と低迷を始めることに。
結局その後は翌2011年の3月に1,050台と四桁に乗せたものの、四桁販売はこの時が最後となった。
その後も波はあったものの着実に販売台数は減り、2013年10月には初の二桁となる81台まで減少。
その後の五ヶ月間は三桁に復帰するものの、2014年4月からは二桁が当たり前のようになり、以降の25ヶ月間で三桁に乗ったのは4回だけ。

今年(2016年)に入ってから4月までの月別の販売台数も66-69-102-53台の合計290台と低迷している。
この290台と言う台数はフラッグシップセダンの「レジェンド」とほぼ同じ。
価格が高く利益の大きい「レジェンド」ならまだしも、270万円程度の「CR-Z」がこんな台数なら生産打ち切り終了も無理は無いかなぁ?

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ホンダ、ハイブリッドスポーツ「CR-Z」の生産終了を発表

ホンダは同社のハイブリッドスポーティーカー「CR-Z」の生産を12月で終了すると公式に発表した。
この発表を知って、「後継モデルの噂もあったんだけどなぁ、、、でも、無理も無いか、売れてないしなぁ・・・」と思ってしまった。
事実月間の販売台数は三桁の前半もしくは二桁という状況ではモデルチェンジも難しいかと。
それでもスポーツモデルと言うこともあって毎年なんらかの改良をしていたのはホンダらしいと言えようか。

今回の生産終了を受けて記念モデルが発表された。
この「α・Final label」はベースとなる「α」グレードに特別装備を加え、価格は10万円アップに抑えた280万円。
発売は今日6/10からとなっている。

貴重なハイブリッドスポーツと言うこともあって自動車雑誌等では後継モデルに関して囁かれてもいたけど、それらが具体化する前にメーカーが終息宣言をしてしまった。
だからと言ってホンダがハイブリッドスポーツを止めるわけでは無いのは北米で「NSX」の販売を開始していることからも明らか。
「NSX」の下位モデルとなるスポーツモデルの噂(「S2000」後継?)もあるので、そちらに期待かな?と思うけど、こちらは価格が500万とも700万とも言われていて「CR-Z」とはターゲットが全く違うような気がする・・・
入門用のスポーツモデルの需要があるのはトヨタの「86」スバルの「BRZ」がある程度売れているので確かなので、ホンダにも次の手を考えていて欲しいな。

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ホンダ「CR-Z」の一部改良を発表

ホンダはハイブリッドスポーツカーの「CR-Z」の一部改良を発表した。
発売は10/19の予定で、既にホンダのサイトに掲載されているのはこの新型に切り替わっている。

ほぼ3年ぶりとなる今回の一部改良ではフロントグリルとリアバンパーのデザイン変更と灯火類のLED化(ヘッドライト、ターンライト)を行い外観は結構イメージが変わった。
それだけにとどまらず「アクティブサウンドコントロール」「アクティブノイズコントロール」の搭載や、足回りの変更も含まれている。
一番の変更点はこの足回りの変更で、バネレートや減衰力の変更に加えリアトレッドを10mm拡大し(全幅は1,740mmで変更無し)ジオメトリーを含めたチューニングのし直しをし、さらにブレーキ性能の強化をしている。
これによりコーナー等での安定性を増大させたと謳っている・・・(笑)
エンジンを含めたパワートレインや駆動系には大きな変更は無く、ハイブリッドシステムは今となっては時代遅れの感があるIMAのまま。
まぁこの辺を変えるとなると一部改良ではなく全面改良(フルモデルチェンジ)になってしまうから無理もないか・・・

パワートレイン等に変更が無いため燃費は従来モデルと変わりが無い。

価格は装備が多少追加されているのもあって
αが2,700,000円(現行:2,650,000円)
α・Master labelが2,850,000円(現行:2,705,000円)
α・Master labelが2,920,200円(現行:2,775,000円)
とそれぞれアップしている。

それにしても7月の販売台数が僅か71台(1-7月の合計でも411台)という”売れていない”クルマにこれだけ手を掛けた変更を加えるとは・・・

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ホンダの「CR-Z」はモデルチェンジでi-DCD搭載になる?

ホンダのハイブリッドスポーツモデル「CR-Z」は国産車では唯一と言って良いハイブリッドのライトウェイトスポーツモデルだ。
パワートレインは1.5Lのガソリンエンジンにホンダ独自のハイブリッドシステム(IMA)を組み合わせたもので、今となっては古さを感じさせる。
現在では需要が少ないスポーツモデルということと、パワートレインの古さもあって月間販売台数は二桁と低迷している。
パワートレインに関しては2012/9のマイナーチェンジ時にバッテリ電圧を100Vから144Vに引き上げ、それによってモーター出力を約1.5倍に増強し、さらに「PLUS SPORTシステム」を搭載することによって出力を一時的に高めることも出来るようになったが、販売上のカンフル剤とはなり得なかった。
このままでは「インサイト」同様にモデル消滅か?と思えたが、なんと次期型の開発が進んでいるとか?
その噂によれば次期「CR-Z」のエンジンは新開発された3気筒1Lターボになり、組み合わされるハイブリッドシステムは「フィット」や「ヴェゼル」に搭載された「i-DCD」になるとのこと。
この3気筒ターボエンジンは現在の「LEA(1.5L)」と比較して出力は127psと9psしか増えないが、トルクは20.4Kg/mと40%近い5.7Kg/mも増える。
これによりさらにスポーティーな走りを実現することが出来るという。
この噂の真偽は不明だが、来年からF1に復帰(マクラーレンへのパワートレインの供給)するホンダのことだから、これくらいはやりそうな気がする・・・というか結構期待していたりして(汗)。
だけど、「i-DCD」を組み込むということはMTが無くなるということになるのだろうか?それとも「i-DCD」ベースのマニュアルミッションを開発して組み込むということだろうか?

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ホンダがヨーロッパでの「インサイト」及び「CR-Z」の販売を終了する予定

ホンダがハイブリッド専用車である「インサイト」及び「CR-Z」のヨーロッパでの販売を終了する模様だ。
これはヨーロッパホンダの広報担当がメディアの取材に対し「インサイトとCR-Zは、現在の欧州での在庫分を最後に、販売終了となるだろう」と明かしたことが取材したメディアのサイトに載せられたことから判明したもの。
販売を終了(半ば打ち切り)する理由は単純に販売不振よるものらしく、事実両車の2013年のヨーロッパでの販売実績は「インサイト」が1,242台、「CR-Z」に至ってはそれよりも少ない僅か695台で対前年比は60%以上の減少。
これではさすがに販売を継続することも出来ないと判断したのだろう。
もともとヨーロッパではハイブリッドよりもディーゼルエンジンがエコカーの主流で、ホンダもヨーロッパ向けに小型のクリーンディーゼルエンジンを開発し2013年のフランクフルトショーで発表している。
今後はヨーロッパ向けではディーゼルを主流に据えることになることも考えられる。

ちなみに「インサイト」は日本でも販売不振ということもあり、また春には「フィット」ベースの4ドアセダンである「シティ」の発売が予定されているので日本での販売も終了するという情報もある。
発売当時はハイブリッド車で初の月間販売台数1位に輝いたのだが、初代同様一度もモデルチェンジをすることなく消えていくことになりそうだ。

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