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57m

JAXAが運用する小型月着陸実証機「SLIM」は予定通り1/20に月への軟着陸を行なった。
NASAのルナー・リコナサンス・オービター(LRO)により撮影された「SLIM」の画像から、着陸地点は当初予定の場所から57m離れていると判明。
これはJAXAが100mとしていた誤差の範囲内で、十分に精密な着陸誘導が行われたことを示している。
2基あるメインエンジンのノズルの片方が脱落するというトラブルがあってもこの精度を出せたのは凄いことだな。

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「SLIM」は西向きに着陸した?

JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」が1/21に予定通り月面への軟着陸に成功した。
ただし太陽電池パネルが発電しておらず、バッテリーのみでデータの送信を行い、残量が12%になった時点で地上から電源を切って今もその状態のまま。
JAXAによると各テレメーターの値を分析したところ太陽電池パネルが当初の予定よりも西に向いている可能性があり、(月面での)朝に当たる場所に降りたので今後時間が経って太陽の位置が西に移動することでパネルに太陽光が当たり発電が始まる可能性があるという。
今のところ明日1/24以降にその可能性があるということなので、無事に再起動出来ることを期待したい。

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「SLIM」が軟着陸に成功!

JAXAの小型月着陸実証試験機「SLIM」は今日未明に月への軟着陸に成功した。
これは昨年八月のインド(チャンドラヤーン3号)に続き世界で5ヶ国目(他は旧ソ連・アメリカ・中国の三ヶ国)の偉業となる。
ただ、JAXAの発表によると着陸後に太陽電池での発電がされておらず、バッテリーからの給電のみで稼働している状態とのこと。
周回軌道上では太陽電池パネルは正常に稼働していたので、パネルの障害とは考え難く着陸後は何らかの理由でパネルが想定外の方向に向いている可能性があるとのこと。
今後、着陸地点から見る太陽の方向が変化することによってパネルに太陽光が入射するようになれば発電が始まることも期待できるとしている。
また、今回の目標である精密着陸については今後一ヶ月ほどで着陸地点の特定が出来る見込みとのことだ。
想定外の状況とはなっているものの、まずは軟着陸成功おめでとうございます。

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H-IIAロケット47号機の打ち上げ予定が発表された

JAXAが昨日7/11にH-IIAロケット47号機の打ち上げ予定を発表した。
打ち上げ日は8/26の9:34:57(JST)で、ペイロードはX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)。
この内、SLIMにはタカラトミーから実物大の模型が発売される予定の「SORA-Q」が搭載される。
今度こそ日本初の月への軟着陸成功に期待がかかるな。

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