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原研が「ウラン電池」の開発成功を発表

日本原子力研究開発機構が劣化ウランを電解液に用いた蓄電池「ウラン電池」の開発に世界で初めて成功したと発表した。
負極側の電解液に劣化ウランを、正極側の電解液には鉄をイオン化して溶け込ませて電気を発生させる仕組み。
試作品では電位差1.3ボルトを達成し、電圧だけなら一般的な充電池であるニッケル水素電池よりもマンガン乾電池やアルカリ乾電池に近い。
構造上リチウムイオン蓄電池よりも大型化が可能ということ(反対に小型化は難しいかも)で、持ち歩き用途よりも小型発電施設等の蓄電設備に向いている様だ。

この電池の実用化に障害になるのは、技術的なことよりも劣化ウラン(を含む原子力開発に絡む事項全般)を”放射能をだすから危険だ”とする一部の原子力開発反対派とそれらを煽り立てるマスゴミだと思う。
劣化ウランは”使用済み核燃料”で”放射能まみれで危ない物質”と誤解されるが、実際にはウラン全体の中で核分裂反応を起こして核燃料として利用されるウラン235は僅か0.72%程度しか存在せず、残りの殆ど(99.27%以上)はウラン235を濃縮する過程で出るほぼ安定(半減期は44億年以上であり中性子を取り込んでも核分裂を起こさない)なウラン238で、大量にあっても連鎖反応を起こすことは無く、ましてや核爆発を起こす可能性は無い物質だ。
#この場合の”放射能”は放射線を放出する能力のことで”放射線”というほうが正しい、反対派はこの辺を取り違えて騒ぎ立てる。
確かに重金属なので人体に取り込まれると有害ではあるが、これは他の重金属(水銀や鉛等)でも同じことなので、安全性が特別低い物質ではない。
にも拘わらず、反対派はなんでもかんでも反対するので、それらの反対をどう抑えるかが商品化への一番高いハードルでは無いかな?

昔、日立市に住んでいた頃は日立の隣の東海村の原研の施設の前をよく通っていたなぁ・・・

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