昨年オフにファイターズからポスティングシステムを利用してタンパベイ・レイズとマイナー契約し、その後ボストンレッドソックスに移籍した上沢直之投手が日本人投手初の快挙を成し遂げた。
日本時間で今朝行われたジャイアンツ戦で1-3と2点ビハインドの八回から五番手として登板、メジャーデビューを飾った。
八回は二番から始まる上位打線を三飛三飛空振り三振と三人で片づけ、九回も五番から遊ゴロ二ゴロ遊ゴロの三者凡退に抑え、6人の打者を相手に外野への打球も打たせず一人の走者も許さ無かった。
初登板で二回以上を投げて一人の走者も出さなかったのは日本人の投手として史上初の快挙、球団としても1958年以来66年ぶりのこと。
上沢は当初マイナー契約で開幕メジャー枠に入れず3A球団で投げていて、4/29(日本時間)にメジャーに昇格したばかり。
本人のコメントでは3Aでの経験が活きたとのこと。
私は正直言って上沢は通用しないと思っていたので意外な活躍に驚いている。
問題は明日以降も相手打者を抑え続けることが出来るかということ。
結果が悪ければすぐにマイナー行きとなる世界だけに、継続してメジャーで投げ続けられることを期待したい。