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ThinkPad R61のCPUを交換した

一昨日ThinkPad R61用として注文したCore2DuoのT9500(FSB800MHz、2.6GHz動作)が届いた。
その日は交換できなかったので、昨夜交換してみた。
交換作業自体はいつものようにマニュアルを参照しながら行えば全く問題無い。
特にR61はバッテリーとパームレスト/キーボード/キーボードベゼルを外せばCPUファンを外せるので、その下にあるCPUの交換はかなり楽に行え、TVを見ながら30分もかからずに終えることが出来た。

交換後電源SWを押すと何事も無かったかのように起動し、BIOSもOSもT9500を正しく認識していた。
ということで無事にCPU交換が終わったのでWindowsエクスプレス インデックスとHDDベンチを取ってみた。
まずはエクスプレスインデックス。

CPUをT9500に換装した後のWindowsエクスプレスインデックス

CPUをT9500に換装した後のWindowsエクスプレスインデックス

なんとCPUを交換する前と変化が無いorz

HDDベンチの結果は
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory
120766 397491 314933 62141 20228 15920 876 18 72624 81919 269093
で、こちらはT8100の時よりも全体的に向上している。
T8100の時の結果は下記。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory
104440 326553 258569 52280 19117 14293 874 15 81919 81919 219986

演算系は浮動小数点演算が22%、整数演算の22%の向上でクロックの上昇分の24%には届いていない。
メモリが22%強の向上なのでその影響かな?
描画系は概ね5%から20%のアップでこちらもクロック上昇分とは比例していない。

SuperPi104万桁は19秒から18秒に微妙に速くなったけど殆ど変わらない。

結果的に数値上は性能が上がっていはいるが実際の使用にはあまり影響が無い範囲。
実際触っていてもそれほど変化は感じられないが、こういうのは自己満足だからなぁ(汗)。
R500のCPUをCeleron575からCore2DuoP8800に交換したときは速くなったと感じたけど、今回はCore2DuoからCore2Duoだからなぁ・・・

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「PRIMERGY MX130 S2」でHDDベンチを走らせてみた

先日買った富士通のサーバー「PRIMERGY MX130 S2」(以下「MX130」と表記)でHDDベンチを走らせてみた。
で結果は下のようになった(上がMX130で下は比較用に載せたD510MOの結果)

  ALL     浮     整    矩     円   Text Scroll DD  Read  Write  Memory
105767 379644 159471 45022 24471 19353   311  20 108935 108935 261220
 38091  77409  89899  3646  4611  6323   218  13 108935  13689  67733

2台の条件が大きく異なる(同じなのはOSがWindows7だということくらい)ので単純な比較は出来ないけど、パフォーマンスに大きな違いが有ることは確かだ。
また、MX130のほうはCPUに20%前後の負荷がかかった状態で計測しているので、本来はもっと高い数値が出ると思われる。
※HDDのREADが全く同じ数値だけど、これは測定限界なのかもしれない(MX130はWRITEも全く同じ数値だし)。

それぞれの主な構成は以下の通りで、左がMX130で右がD510MO
CPU:AthlonIIx2 220(2コア、2.8GHz動作)、 ATOM D510(2コア4スレッド、1.66GHz動作)
メモリ:DDR3-1600(1333MHz動作) 16GB 、DDR2-800 4GB
HDD:SSD 128GB(KINGSTON SV100) 、HDD 1TB(WD10)
グラフィックス:HD4250 、 NM10内蔵
OS:Windows7Pro(64bit)、Windows7HomePremium(64bit)
これだけを見てもスペックに大きな違いがあるのは明白だ。
この2台を比べること自体に無理があるのかもしれないが、私の使用目的が同じ24時間稼動のサーバ的な使い方なので比較してみたというわけだ。
そもそもMX130を購入した理由がD510MOのパフォーマンス不足なのだから、体感的にパフォーマンスアップを感じられなければ意味が無いのだけど、MX130はブラウザ等アプリケーションの動作がD510MOに比べてはっきり判るほど軽いので、この点に関しては満足している。
あとはCPUをもうちょっとTDPの低いものしたいかな?

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再度ベンチを取り直してみた

先日CPUをPentium-M 745から755に交換したThinkPad T42のベンチマークを取り直してみた。
ベンチマークソフトは前回と同じHDDベンチのVer.2.61。
下がその結果の一覧で、上の2列は前回載せた結果で一番下が今回のベンチ結果。

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
79282 186055 168432 100575 25278 74300 379 59 42666 36571 205657 C:10MB (Pentium-M 745)
81070 186053 170987 100575 25740 74494 129 58 51199 39383 205563 C:10MB (Pentium-M 755)
85407 206612 189168 100576 25906 74266 221 58 51199 35309 228238 C:10MB (Pentium-M 755)←今回

整数演算が11%、浮動小数点演算が12%、HDDのREADが20%、メモリが11%とそれぞれ向上している。
HDDのWRITEは低下しているが、この辺はキャッシュヒットが関係するので結果は少々不安定。
描画系はほぼ変化無しでスクロールのみ大きく低下している。
CPUのクロックが11%上がっているが、演算系とメモリの結果がほぼクロック上昇分向上しているのが面白い。
まぁ当然と言えば当然なんだけど、今まで測定してきてここまでクロック上昇分とスコアの向上が連動したことが無いもので(汗)。

一応性能向上が見られたのでしばらくはこのままT42を使うつもり。
これでT42はウチで2台目のクロックが2GHzのノートとなった(もう一台はAcerのAspire5220で、CPUはSempron3200+でクロックは同じ2GHz)。

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ThinkPad T42のCPUをPen-Mの745から755に変更した

自宅で使っているノートPC「ThinkPad T42」のCPUをPentium-M 745(1.8GHz動作)からPentium-M 755(2.0GHz動作)に載せ換えた。
件のCPUはジャンクで入手した東芝のdynabook Satellite J40から抜き出したもの。
T42は以前にCPUをノーマルの735(1.7GHz動作)から745(1.8GHz動作)に載せ換えていたもの。
載せ換え作業はいつものように保守マニュアルを見ながら・・・・ではなく、過去に何度もCPUまでアクセスしていたのでマニュアルを見ずに行った。
基本的に本体裏のビス(1から3までの数字が振られているビスのみ)を抜き取ればキーボードとキーボードベゼルを外せるので、その二つを外してCPUファンを外してCPUを交換した。
交換後早速電源を入れると問題なく起動し、システムのプロパティでもCPUクロックは2GHzとなっていた。
ざっとベンチ(HDDBENCH Ver.2.61)を走らせてみたらこんな感じ。

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
79282 186055 168432 100575 25278 74300 379 59 42666 36571 205657 C:10MB (Pentium-M 745)
81070 186053 170987 100575 25740 74494 129 58 51199 39383 205563 C:10MB (Pentium-M 755)

CPU交換前後を比較すると交換後はHDDアクセスのスコアが向上していて全体のスコアを引き上げているが、他は誤差の範囲くらいの違いしかなく、項目によってはスコアが下がっている。
特にクロックに依存する演算系のスコアにあまり違いが見られないのはおかしいと思われるので、あらためてベンチを取り直してみたい。

外したPentium-M 745は他のノート(ThinkPad T42、ThinkPad R51e、DELL Imspiron 6000辺り)に入れるつもり(挙げた3台は全て1.7GHz動作のPentium-M 735が入っている)。

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