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凄い車が発売になるらしい。

クロアチアの自動車メーカー「リマック・アウトモビリ」が2018年に発表したコンセプトカー「C_Two」を改良し、新たに「ネヴェーラ(Nevera)」と命名して生産を開始する。
価格は200万ユーロ(約260,000,000万円)で製造台数は限定150台の予定。
この車は今風に言うと”EV”で、内燃機関では無くバッテリーとモーターで走行する。
そのバッテリーは容量120kWhで、カーボンファイバー製のモノコックの一部として車体を構成する。
モーターは前後のアクスルに2基づつ取り付けられ全四輪を駆動し、合計出力は1914psでトルクは240kg-mに達するとのこと。
このとんでもない出力で得られるのは信じられないような加速性能と最高速。
最高速は412Km/h、0-60mile/h(96Km/h)の加速時間は1.85秒(!)、0-1/4マイル(402m)加速は8.6秒で0-300Km/h加速に必要なのはそれに僅か0.7秒をプラスした9.3秒、これは当初計画より2.5秒も短いそうだ。
動力性能も物凄いが、四輪全てをモーターで独立して駆動する方式の為、四輪に与えるトルクを別々に制御して運動性能を高める「全輪トルクベクタリング2 (R-AWTV 2)」を採用し、走行状態に合わせて各ホイールに最適な駆動力を与えることが出来る。
その他にも走行モードによって空力特性を変えられたりとか、航続距離を優先させたりとかいろいろと凄いことが出来るらしい。
とても一般人には買えるような車じゃないけど、世界にはこういった車を集めている人がいるから、すぐに完売するんだろうなぁ・・・
フェラーリとかランボルギーニ等のハイエンドモデルなんかの限定車は発表時に完売していることが多いんだけど、この「ネヴェーラ(Nevera)」はまだオーダーストップになっていないのかな?

あれ?四輪を独立して制御出来るなら、左右を逆回転させれば”超信地旋回”も可能なのでは?と思ってしまったよ(笑)。
これが出来れば狭いところでのUターンとか楽なのに、と思ったけど、この手の車のオーナーはそんなところには行かないんだろうな(汗)。

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