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マツダ、新型「デミオ」を発表!

マツダは今日9/11新型「デミオ」を正式に発表し、予約の受付を開始した。
同社のニュースリリースによると「発売開始予定日はガソリン車(2WD)が9月26日、ディーゼル車(2WD)が10月23日、4WD車は12月の予定です。」とのこと。

新型「デミオ」での注目点はなんと言っても1.5Lという小排気量のクリーンディーゼルエンジン(DE)。
このDEを搭載したグレードは3つ設定され、ベースとなる「XD」、中間の「XD Touring」、最上級の「XD Touring L Package」が用意されていて、価格は「XD」が1,782,000円、「XD Touring」が1,944,000円、最上級の「XD Touring L Package」が1,998,000円とぎりぎり200万円を切っている(全てFF車の価格、MT/ATで価格差は無い)。
12月発売予定の4WD車の価格は1,976,400円~2,192,400円となっていて、もはやコンパクトカーの価格じゃないな・・・
この価格帯はライバルとなるホンダの「フィットハイブリッド」と概ね同程度で、そう考えると特別高いわけでは無いか・・・

気になるDE車の燃費は5速MT車が30.0Km/Lと非ハイブリッドの登録車では初めて30Km/Lを達成。
6速AT車は26.4Km/L(オプションの「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を搭載すると26.6Km/L)で、意外と伸びていない印象。
ところが5速MT車の燃費にはちょっとしたからくりがあり、燃料タンク容量がAT車に比べて9L小さい35Lとなっていて、車両重量が1,080Kgに抑えられている。
この1,080Kgを境に燃費測定時の負荷重量が変化するため、5速MT車に関しては燃費表示に有利になるように燃料タンク容量を減らしたものと推測出来る(同じことをもっと露骨にやっているのがスズキの「アルトエコ」だ)。
そうだとしても非常に燃費が良いことには違いないので、燃料の価格の安さと相まって燃料コストはもしかするとハイブリッド車(フィットやアクア)よりも安くなるかも?

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新型「デミオ」の価格

今月後半には正式に発表される見込みのマツダのコンパクトカー「デミオ」の価格情報が先月辺りから出て来るようになってきた。
気になっているクリーンディーゼルエンジン搭載モデルの価格はグレード(3つある)によって180万円弱から200万円を少し超える辺りらしい。
これはライバルとなるホンダの「フィットの「ハイブリッド」(FFで170万円弱~200万円弱)より若干高めとなっている。
ところが新型「デミオ」のディーゼルエンジン車は政府の「クリーンディーゼル補助金」の対象車になる見込みなので、そうなれば購入金額と基礎額の差額の半額もしくは交付上限額が支給されることになり、実際の負担額の差は車両価格の差ほどでは無くなる。
※基礎額及び交付上限額は対象車ごとに決められる金額で、現時点では「デミオ」に関しては未公表。

購入時の負担が同等ならばランニングコストの差がどうなるかだけど、ディーゼルは実燃費が良いとの説もあるし、高速燃費はハイブリッドよりは有利なので、場合によっては実燃費でハイブリッド車を凌ぐこともありうるかも。
加えて燃料がガソリンよりも1L当り20円程度安い軽油なので、もしかすると走行距離あたりの燃料費は「デミオ」のディーゼルのほうが安く済むかもしれない。

先日札幌駅前でプロトタイプの運転席に座ってみたけど、現行モデルのような圧迫感も感じないし結構良い印象を受けた。

でも今のところは来年のモデルチェンジで1Lターボを積むとの噂がある「フリード」待ちかな?

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次期「デミオ」は5ナンバーサイズを堅持か?

マツダのコンパクトカー「デミオ」は現行の三代目が発売から来月で丸7年が経過する。
予定では8月に新型を発表し、9月から販売を始める見込み。
先だって海外で発表されたコンセプトカー「跳(HAZUMI)」がそのまま新型として発売になるかと思われていたが、その車体サイズが4070x1730x1450mmと幅が3ナンバーサイズであることが気になっていた。
ところがここにきて新型「デミオ」は若干サイズダウンし、3950x1695x1470mmとなるらしいという噂が・・・
やはりコンパクトカーで3ナンバーだと販売面で不利だと判断したのかな?

この新型「デミオ」で注目されるのは国内初となる小排気量クリーンディーゼルエンジン。
このエンジンのスペックは105ps・25.5Kg/mと言われ、トルクは2.5Lエンジン並みでしかも低回転から発生するので発進時はアクセルを余り踏まずに済みそう(=燃費に有利)。
このディーゼルエンジン搭載グレードはJC08モード燃費の目標値が28Km/L程度と言われ、これはハイブリッド及び軽自動車を除くと国内最高となる。
またディーゼルはハイブリッドと違いカタログ燃費と実燃費の差が小さいと言われているので、実際に使用した際の燃費はアクアやフィットハイブリッド並みか、もしくは上回るかもしれない。
しかも燃料費はガソリンよりも若干安いので、使い方によってはハイブリッドよりも経済的かも。
マツダはこの新型「デミオ」のディーゼルエンジン搭載グレードを180万円程度で市場に投入するとも言われているので、価格的にもアクアやフィットハイブリッドの強敵になりそうだ。

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